今回はITニュースをお届けします。
Windows 10 への無料アップグレードは7月29日まで
Windows 7SP1/8.1 Update から Windows 10 への無料アップグレードが7月29日に終了します。
詳しい内容は下記リンク先をご覧ください。
How to Upgrade to Windows 10
(ちなみに、Windows 10 から同じページを開くと、違うコンテンツが表示されます)
Windows 10 の仕様については、下記リンク先をご確認ください。
Windows 10 の仕様とシステム要件
ここで1点気をつけておくべき点があります。
この夏 Windows 10 Anniversary Update と呼ばれる大型アップデートが予定されていますが、その最小構成において 32-bit 版 Windows 10 の最小メモリー(RAM)容量が 1GB から 2GB に変更になります。
Minimum hardware requirements-Section 3.0
(このページの日本語版(最小ハードウェア要件)ではまだ1GBのままですが)
つまり、メモリー(RAM)容量 1GB のPCで Windows 10 へアップグレードしても、その後の Anniversary Update は適用できなくなる可能性があります。
Anniversary Update が適用されていない Windows 10 のサポート(セキュリティ更新)が将来的にどうなるのか判りませんが、よきタイミングでPCをリプレースする事になるでしょう。
Apple のイベント WWDC2016 が開催されました
毎年恒例の Apple 社の開発者向けイベント WWDC(World Wide Developers Conference)2016 が開催されました。
WWDC Keynote June 2016
このイベントのオープニングで、iOS, macOS(OS X から名称が変わりました), watchOS, tvOS について、この秋アップグレードが実施されるとの発表がありました。
macOS については、次期バージョン(Sierra)で、iPhone(iOS)に搭載されて話題になった Siri が使えるようになったり、macOS と iOS のデバイス間でクリップボードが共用できるようになる(Universal Clipboard)などの機能が追加されると発表されました。
iOS でユーザーに関係する一番のトピックは、「プリインストールアプリが削除可能になる ホーム画面から消去できる」(らしい)事でしょうか。
他の機能については主に開発者向けで(そもそも開発者向けのイベントなので)、将来的に対応したアプリの形でユーザーの手元に届く事になるでしょう。
あと、個人的に気になったのは、iOS のアプリ開発で使われているプログラミング言語 Swift の学習アプリ「Swift Playgrounds」。
この秋に App Store で配布予定です。
ランサムウェアによって暗号化されたファイルを復号するツールが公開されています
複数のセキュリティ会社から、一部のランサムウェアに対応した復号ツールが公開されています。
ランサムウェア ファイル復号ツールを無償提供 (トレンドマイクロ社)
ランサムウェア ファイル復号ツール (トレンドマイクロ社)
ランサムウェア「CryptXXX」の復号化ツールを公開 (カスペルスキー社)
ランサムウェア「TeslaCrypt」で暗号化されたファイルを復号するツールを公開 (キャノン IT ソリューションズ社)
いずれのツールも、その使用は個人責任であり、全てのファイルの復号を約束するものではありません。(詳しくはそれぞれのツールの注意事項や使用条件をご確認ください)
また、現在出回っている(そして将来出回るであろう)全てのランサムウェアに対応したツールが公開される保証もありません。こちらの記事を参考に「自分で守る」事を心がけてください。