「気づいたらサブスクばかりで毎月いくら払っているか分からない」そんなことはありませんか?
サブスクリプション(月額課金)のサービスは動画や音楽の聴き放題に始まり、本や漫画、写真編集、学習サービス、クラウドサービス……1件ごとの金額は数百円でも、蓄積すると結構な出費になるものです。
まずは自分が月にいくらくらいサブスクに料金を払っているのか確認しつつ、料金の圧縮について検討してみます。
まずは“支払いの全貌”を確認
iPhoneであれば、「設定」→「Apple ID」 →「 サブスクリプション」から、、Androidスマートフォンであれば「Google Play」 → 「定期購入」でスマートフォンから契約しているアプリ内課金が確認できます。
スマートフォン経由で契約したモノであれば、ここの一覧だけで済みますが、それ以外の契約であれば、クレジットカード明細を確認したり、メールの「ご利用ありがとうございます」などの記録を紹介する必要があります。
また、docomoやauなど、通信キャリア経由でのサブスク利用もあったりします。これに関しては、スマートフォンの購入時に併せて契約している「隠れ出費」などもあるので面倒でも1度は確認しておきましょう。
三つの質問でふるいにかける
サブスク契約の一覧を見ながら、以下の質問を問いかけます。
直近1か月で使ったか?
無料プランや他のサービスで代替できないか?
払った金額以上の“時短・娯楽・学び”を得られているか?
この三つを自問すると、意外とあっさり答えが出ます。「一度も開いていない」「似た機能が標準アプリに入っていた」と気付けば、解約候補は自然に浮かび上がるはずです。
多くのサービスは「次回更新日」までは利用可能です。期限まで数日あるなら、最後に本当に不要かどうか使い倒して確認するのも良いかもしれません。
料金圧縮のワンポイント
解約するサービスがもう無い、という場合には、使っているサービスの料金圧縮も検討してみましょう。
いくつかのサービスでは、月額契約ではなく、年額契約することで1~2割程度料金が安くなることもあります。今後も長く使っていく、そう思えるサービスなら年額契約の方がお得になります。
また、Youtubeなど大手のサービスでは、ファミリープラン、という家族数人で共有できるプランも存在します。
同じサービスを家族や家庭内で複数利用しているなら、ファミリープランに切り替えることで料金の節約に繋がります。
定期的に確認を
契約しているサブスクの確認や検討は手間ですが、定期的に棚卸しをすることで、節約にも繋がります。サブスクは時間と体験を定額で楽しめる便利なサービスですが、無駄な出費を抑えるためにも、たまには振り返ってみると良いでしょう。