今回は MacOS X(10.5)に付属の Mail (3.5以降)で、メールを自動整理するための設定方法をご紹介します。
1.「Mail」を起動し、メニューから「メールボックス」−「新規スマートメールボックス…」を選択します。

2. 「スマートメールボックス名」欄に判りやすい名前を入力し、「条件欄」に差出人のメールアドレス(の一部)を入力します。
(「差出人」以外の条件も選択できますので、目的に応じて選択してください)

「OK」ボタンをクリックします。
3.「スマートメールボックス」として追加されている事を確認します。

以上で設定は終了です。
ちなみに、「スマートメールボックス」は条件に合致するメールの一覧を表示するもので、メールの本体をコピー・移動するものではありません。
実際、スマートメールボックスに表示されているメールと同じものが、「メールボックス」−「受信」に残っています。

これはスマートメールボックスを削除しようとした際に表示されるダイアログでも判ります。

ですので、メールをご自分の思う通りに分類できるまで、条件の変更を気軽に何度でもトライしてください。
一口メモ:メール一覧の並び順を変更する
例えば、標準では古いメールが上に表示されています

が、一覧の「受信日時」のバーをクリックすると、

新しいメールが上に表示されるようになります。
同様に、「差出人」のバーをクリックすると差出人ごとにまとまって表示されるようになりますので、
「あれ、あの人から来たメールはどこ?」といった際にこの方法でメールを探す事ができます。