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ぱそこん便利コラム

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Swift Playgrounds を体験しました

以前「興味がある」とこのコラムで書いた「Swift Playgrounds」を体験する機会があったので、実際に触ってみた感想などをつづってみたいと思います。

その前に「Swift Playground」について簡単にご紹介します。
この iPad 用のアプリケーションは、簡単な操作で画面上のキャラクタを操作するなどの体験を通してプログラミングの基礎を学びつつ、Apple 社製ハードウェア(iPhone や Mac など)のアプリケーションの開発に使われている「Swift」というプログラミング言語に親しむことのできるものです。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

iPad から起動すると、「はじめに」と題した一連の説明が行われ、その後課題が表示されて、「目標」をクリアするためのプログラムを組んで行くという流れになっています。

自分で組んだプログラムを実行すると、画面内のキャラクタがその内容に従って行動し、目標を達成すると次の課題へと進むことが出来ます。

コードが実行されていない時に画面内のキャラクタをタッチすると、キャラクタの変更ができます。

基本の「コードを学ぼう」は3つのパートがあり、さらに高度な課題に挑戦する「チャレンジ」やロボットやマルチコプター(ドローン)を操作できる「アクセサリ」といったものも用意されています。

さて、実際に体験した感想ですが、

まず、日本語【訳】はされていますが、完全な日本語【化】はされていません。説明のあちこちに若干の英語の知識を必要とする部分が残っています。
対象年齢が12歳以上と他のビジュアルプログラミング環境に対して高くなっているのはこの事も影響しているのでしょうか?

つぎに学んでいく内容の順番ですが、関数やループ、条件分岐など、プログラムの構造を先に学ぶようになっています。(コードを学ぼう1)
最初に「【Hello, World!】を表示する」のが当たり前の古いタイプの人間からするとちょっとビックリですが、画面表示はアプリケーションの裏側に隠されているので、これでいいのかもしれません。(コードを学ぼう3で、画面に文字を表示する方法も学べます)

で、コードを学ぼう1を進めていくうちに、プログラムに必須の変数がほとんど出てこない事に気が付きました。(というか、課題をクリアするにあたって、変数が使えればもっと簡単になるのに...と思ったわけですが)
その変数(や定数)はコードを学ぼう2で出てきます。
実はコードを学ぼう2は結構難しい内容を扱っているように感じましたが、初めてのプログラミングをこの Swift Playgrounds で体験した人はどう反応するのかはよくわかりませんでした。

あと、どうしても気になった点があります。
for ループのネストの部分で、2つのループの変数がどちらも i なのにちゃんと動作しているのが不思議でなりませんでした。
実際のプログラムでこれをやると、希望する動作には絶対なりません。
ここに限らず、変数を参照できる範囲が明確になっていない点も、もやもやします。
一部の課題で目標が定かでないものがあるのも、気になりました。


さて、Swift Playgrounds を体験した感想はこんな感じです。
これは見かけはビジュアルプログラミング環境の様ですが、違う物です。
「誰でもプログラムが学べる」ではなく、「ある程度興味があって、学ぶためのモチベーションがある」人が対象な気がします。

しかしチャレンジする気持ちはとても大事ですので、iPad を持っているなら試してみてはいかがでしょうか?
(途中で挫折しても、他のビジュアルプログラミング環境があります...)


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