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ぱそこん便利コラム

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液晶ディスプレイの仕様について一度まとめてみようと思う

パソコンディスプレイや TV がブラウン管から液晶デバイスに変わってから随分経ちますが、いま巷には様々な仕様の製品があります。
今回はそれらの仕様をまとめてみようと思います。
 

表示サイズと解像度

液晶ディスプレイを選ぶ際にまず最初に気になるのはサイズと解像度ではないでしょうか。

現状一般的な外付けディスプレイのサイズは、23.8, 27, 31.5 インチが多数を占めます。
まず文字の表示ですが、それぞれのデバイスで同じ大きさの文字を表示した際の行数は、その比になりますので、23.8 インチを基準として、約 1.1 倍と約 1.3 倍になります。
こう見るとあまり変わらないように見えますが、23.8 インチディスプレイで 50 行だとすると、それぞれ 55, 65 行になり、視認性がよくなって作業効率がアップするでしょう。
次に画像の表示ですが、これもサイズの比になるのですが、サイズよりも解像度の方が影響が大きくなります。

今入手が容易なディスプレイの解像度は主に、FHD(1920x1080), WQHD(2560x1440), 4K(3840x2160) になります。
FHD は 23.8/27 インチ、WQHD は 27 インチ、4K は 31.5 インチの製品が多いようです。
同じ解像度であれば、画像を拡大・縮小しない場合、その表示した際の大きさはサイズに比例しますが、サイズ・解像度共に異なる場合は大きさが変わります。
1920x1080 の画像を 23.8/FHD で表示すれば画面いっぱいになります。(対角 23.8 インチ:約 60.5cm)
この画像を 27/WQHD で表示すると対角約 20.2 インチ(51.4cm)、31.5/4K なら対角約 15.8 インチ(40.0cm)になり、小さく表示される事になります。
しかし画像の編集などで拡大しての作業などを行う際には、解像度が高い方がより広い範囲を表示できます。

大きいサイズ&高解像度に目がいきがちですが、自分の用途に合わせた機種選びをする事をお勧めします。
 

パネル形式と表面処理

主要な液晶パネルの形式には、IPS/VA/TN があります。(IPS は商標なので、同じような形式のパネルの名称として他の表記がされている場合があります)
各型式の基本的な特徴は次のようになります。

形式 特徴
IPS 視野角が広い・コントラストがやや低め・応答速度が遅め
VA コントラストが高め・視野角が狭め
TN 視野角が狭い・応答速度が速い

上の特徴はあくまで「基本的」なもので、駆動する回路等の工夫により、性能の向上が図られています。

液晶の表面処理には、主にグレア(光沢)とノングレア(非光沢)があります。
グレアは発色がよくなる反面映り込みが起きやすく、ノングレアはその逆になります。
映り込みは周囲の明るさを落とす事により低減できますので、発色を重視する場合は、暗い環境で使用するなどの工夫をすればよいかと思います。

パネルの特徴にせよ、表面処理の影響にせよ、製品により結構なバラつきがあります。
スペックを鵜呑みにせず、実物を見て選ぶ事が、後悔しない秘訣だと思います。
 

リフレッシュレートと応答速度

リフレッシュレート=1秒間に駆動回路が処理できる画像の数
応答速度=画像が液晶上で切り替わるのにかかる時間(を、黒→白→黒の変化する時間で代表したもの)

例えば、リフレッシュレートが 100Hz で、応答速度が 10ms の場合、画像の間隔が 1/100 = 0.01 s = 10ms になるので、前の画像に切り替わった途端次の画像の描写が始まる事になります。(場合によっては残像が出るかもしれません)

一般用途であれば、リフレッシュレートが 60Hz 程度の製品が多いようです。
ゲーム用途の場合、240Hz とか 360Hz といった製品もありますが、パソコン本体に要求されるスペックもそれなりになります。

こちらもスペックだけでは判らない部分がありますので、実物で確認した方がよいと思います。
 

入力端子

一般的には HDMI と Display Port を持つ製品が多く、更に USB Type-C が搭載されている製品もあります。
HDMI にはバージョンによって使用できる最大解像度が異なり、ver.1.4(FHD/60p, 4K/30p)/ver.2.0(4K)/ver.2.1(8K) となっています。
4K ディスプレイに付いている HDMI に ver.1.4 の端子が含まれている場合があるので、4K/60p で表示する場合には注意が必要です。(もちろんパソコン側の HDMI 端子やケーブルのバージョンも同様です)
 

その他

液晶パネルのサイズについては先に書きましたが、実際の製品になった時のサイズも重要です。(買ったのに置けなかったでは寂しいです)
同様に重量も。
画面の稼働範囲(上下・左右と高さ調節)もチェックしましょう。
モニターアームを使う手もありますが、その場合は VESA マウントに対応している必要があります。
そして、VESA マウントにはいくつかサイズがありますので、それも要確認です。

モニターにスピーカーは必要ですか?

モニター本体のボタン類は使い易い所に付いていますか?

まさか背面が七色に光ったりしませんか?

スペックと共にこれらの点も考慮してみてください。


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