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今月の特集記事【2015年8/20日号】

日中の最高気温が35度以上となる「猛暑日」が続いた7月後半に比べると、一段落したとはいえまだまだ暑い日が続いています。例年ですと、9月に入ってからも太陽が燦々と照り付ける日もあり、本格的な"一段落"まではもう少しかかりそうです。

そこで今月は、涼しさを感じることができる観光近郊のスポットを集めてみました。クーラーの効いた施設ではなく、天然の涼しさが感じられる場所ですね。昨年の夏は、"気分的に涼しくなれる"スポットでしたが、今回は実際に肌感覚として涼しい場所、というコンセプトで選びました。

世界遺産にも登録されているスポットや、都会の地下に広がる巨大空間、さらには滝や高原といった自然まで、多種多様な"涼しさ"を味わっていただき、暑い夏を快適に乗り越えましょう!ぜひご家族やご友人と共にお出かけください。
「風穴(ふうけつ)」とは、山間にある奥深い穴や洞窟のこと。夏は外気よりも穴の中の温度が低く保たれるため、冷気が吹き出しているように感じられます。

日本にも風穴はいくつかありますが、そのうちのひとつが荒船風穴。群馬県と長野県の県境に位置する荒船山の北麓、標高870mの地点にあります。

風穴がもたらす天然の涼しさは、高温多湿な夏となる日本にとって貴重な恵みでした。日本の近代化を支え、輸出によって富をもたらした絹産業は、蚕の飼育によって成り立ちます。江戸時代までは、年1回しか飼育できませんでしたが、涼しくて温度変化のないところに蚕種を保存して孵化を遅らせることにより、年に2回、3回の飼育が可能になることがわかりました。

その保存スペースとして活用されたのが風穴です。荒船風穴は明治38年、地元の養蚕農家だった庭屋静太郎が蚕種貯蔵施設としてつくられ、昭和初期に電気による冷蔵が導入されるまで、全国一の収納量を誇っていました。

注目すべきは、この荒船風穴が「世界遺産」に登録されていること。世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」に含まれているんです。世界遺産の地で涼むというのも、なかなか貴重な体験ですね!現在でも大きな石垣が残っており、夏でも2〜3度の冷たい風が吹き出しています。

なお、駐車場から風穴まで、徒歩15分ほどの急な下り坂となるため、歩きやすい靴、動きやすい服装でお出かけください。また、器械製糸工場として稼働していた「富岡製糸場」や、日本の養蚕農家建物の原型となった「田島弥平旧宅」、養蚕技術を学ぶ学校として機能した「高山社跡」といった、荒船風穴以外の世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」もぜひ立ち寄ってみてくださいね。お子さんの夏の自由研究にもピッタリですよ!
■世界遺産「荒船風穴」
夏に涼しい場所といえば"地面の下"。真夏の太陽の強烈な日差しが届かないだけでなく、地中に含まれている水分は熱の影響を受けにくいため、"夏は涼しく、冬は暖かい"環境となります。地下の空間は、本来であれば涼しくてエコな場所なんですね。

そんな本来の地下空間を満喫できる施設が、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路です。

もともと洪水が起きやすかったこの地において、この施設は"川と川をつなぐパイプ"の役割を果たしています。

埼玉県を流れる小〜中規模の川が増水した場合、まず水を縦に伸びた穴から地下に流し込み、6.3kmの地下トンネルを通じて、大きく氾濫しにくい江戸川へ流す仕組みとなっています。

裏を返すと、川の氾濫が危惧されて利用される時以外は、水のないからっぽの巨大空間になっているわけです。増水した川の水を取り込む縦のパイプは、直径30m、深さは70m。直径は学校の25mプールがすっぽり収まる大きさで、深さも含めると、なんとスペースシャトルが収まってしまうほどの大きさなんです!

また、トンネルの内部には、水の流れる勢いを弱めるための調圧水槽があります。水槽というと、中に熱帯魚が泳いでいるイメージですが、広さはサッカーのグラウンドくらいで、高さは18m、そこに水槽自体が浮いてしまうことを防ぐための重くて巨大な柱が59本。

画像をご覧いただくと、なんだかギリシャの神殿のようにもみえますね。こんな空間が街の地下に広がっていることを知るだけでも、大きな驚きといえます。

同施設では、個人、団体ともに見学会を開催中。ビデオや模型展示などで放水路の概要を解説してくれるだけでなく、巨大な調圧水槽の中に立ち入ることができます!地下に向かって階段を下りていくごとに気温が下がっていくことを肌で感じることができ、1年を通じておおよそ10度台に保たれている空間をぜひ満喫してみてくださいね。
■首都圏外郭放水路
山の緑を割って流れ落ちる滝は、天然のシャワー。夏にピッタリの観光スポットといえますよね。しかし、今回紹介する「吹割(ふきわれ)の滝」はちょっと変わっています。通常、滝は「見上げる」ものですが、この滝は「見下ろす」滝なんです。

国指定の天然記念物であり、当然のように「日本の滝百選」にも選ばれている吹割の滝は、群馬県沼田市利根町に位置しています。一昨年開通した椎坂バイパスを経由することにより、以前よりもアクセスが向上しました。

この地の観光の魅力は、遊歩道が整備され、およそ1時間程度のちょうどいいお散歩を楽しめること。スタートした直後、まず現れるのが「鱒飛(ますとび)の滝」。かつて上流に上ろうと、鱒が懸命に飛び跳ねていたことからその名がついたといわれています。その後、般若の面に似た岸壁「般若岩」へ。このあたりは切り立った岸壁に夏の濃い緑が溢れ、深い山に入ってきた趣を味わえます。

そしていよいよ、吹割の滝。モーゼの十戒のように、突如として割れている大河。高さ7m、幅30mに及ぶ岩盤の裂け目が目に飛び込んできて、迫力は満点!1万年もの歳月が創り出した、自然の芸術です。

遊歩道をぐるりと進み、滝の上流へ回ることも可能。様々な角度から、趣の違う滝の表情を見られるところがポイントですね。川にかかる吹割橋や浮島橋、中洲の浮島の風景も美しく、絶好の撮影ポイントになっています。浮島には観音堂があるので、ちょっと立ち寄ってお参り。堂内には日光東照宮にある有名な「眠り猫」の作者として知られる左甚五郎による観音様が安置されています。

橋を渡り、遊歩道を上っていくと、今度は吹割の滝を俯瞰できる観瀑台にたどり着きます。遊歩道は滝を中心にぐるりと一周していますので、1時間ちょっとで元の地点に戻ってくることが可能です。

滝がもたらす涼しさの恩恵を受けながらの散策、ぜひこの夏、訪れてみてください。
■吹割の滝
東京であっても、西へ西へ向かっていけば、そこには大自然が広がっています。東京都奥多摩町、日原(にっぱら)の地にある涼しいスポットが日原鍾乳洞です。

東京都の天然記念物に指定され、関東でも屈指のスケールを誇る鍾乳洞の中は、年間を通じて気温は11度前後に保たれています。夏の暑い盛りには、一歩足を踏み入れただけでひんやりと感じますね。

深い山あいに設けられた入口を抜けると、さっそく非日常の世界。冒険気分が高まります!

洞内には、その形状から様々な名前がついた見どころが豊富にあるところもポイント。巨大なカエルのような形をした「ガマ岩」に、荘厳な雰囲気を漂わせている「白衣観音」、およそ2m50cmにも達する「金剛杖」は、ゆっくりとした速度で少しずつ上に丈を伸ばす石筍です。

逆に天井から垂れ下がった「鍾乳石」も神秘的。3cm伸びるのに200年の歳月を費やすというから驚きです!まさに自然の神秘ですね。

また、思わず天に吸い込まれてしまいそうな錯覚に陥る「天井知らず」など、細い洞内からぽっかりと広い空間まで、起伏に富んでいるところもポイント。また、「さいの河原」「弘法大師学問所」「縁結び観音」など、かつて鍾乳洞が信仰の対象だったことを彷彿とさせるポイントも複数あります。

洞窟内に清涼感を伴う"音"を発する「水琴窟」も見どころのひとつ。ただし、洞窟内にしたたる水が音源となっているため、しばらく雨が降っていない時期では音を発しません。聴けたらラッキー、という気持ちで臨みましょう。

洞窟内をぐるりと巡る所要時間は、およそ40分程度です。なお日原周辺には様々なハイキングコースをはじめ、鱒やイワナ、ヤマメを放流している渓流釣り場、川遊びができるスポットがふんだんにあります。洞窟見学と兼ねて、"涼しい東京"を満喫してくださいね。
■日原鍾乳洞(日原観光案内)
標高の高い地域にある高原の涼しさと清々しさ。まさに夏の観光にピッタリですよね。今回おすすめしたいのは、「吹割の滝」と同じく群馬県沼田市にある玉原(たんばら)高原です。

玉原高原は、上州武尊山を中心にした山々の麓に広がる避暑リゾート。標高1200〜1500mに位置し、夏草が風になびく高原や湿原、さらには東京からもっとも近い「ブナの森」が広がっています。首都圏と比べると、平均して10度ほど気温が低く、過ごしやすさは抜群です!

玉原の湿原は、木製の遊歩道を歩きながら四季折々の珍しい花や植物を見られることから、"小尾瀬"とも呼ばれています。この湿原を抜けて山に入ると、そこは「ブナ平」。ブナの木々がつくる木漏れ日の中、夏でも心地よいハイキングを楽しむことができます。

そして、玉原といえば「たんばらラベンダーパーク」。関東では最大の規模を誇る、およそ5万株のラベンダー畑が広がっています。

同園の開業期間は、7月初旬から8月末にかけて。早咲き、中咲き、遅咲きと、時期に応じたラベンダーがあり、現在は「グロッソ」「スーパーセビリアンブルー」といった遅咲きラベンダーが見頃を迎えています。淡い紫の色彩はもとより、香りも楽しむお散歩となりますよ。園内には2つのレストランをはじめ、フラワー&ハーブショップやスーベニアショップ、お子さんに向けた「ふわふわアイランド」やドッグランなども完備。家族揃ってゆっくりと過ごすことができます。

また、玉原高原の一角には「玉原高原森林キャンプ場」もあり、標高1300mの地で夏でも快適にテントを張ることが可能。テントサイト、炊事場、トイレなどシンプルな設備ですが、その分、大自然を肌で感じることができるでしょう。

楽しみどころが満載の玉原高原。夏休みの"締め"にいかがでしょう?
■玉原高原 観光情報(沼田市)
■たんばらラベンダーパーク
今後の特集の参考にさせていただきます。
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