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特集記事【2016年6/20日号】

震度7の激震が襲った熊本地震から2ヶ月が過ぎました。しかしながらまだ車中泊や避難所暮らしをしている方も少なくありません。復興は、まだ始まったばかり。そこで今月は"食べて応援"する意味も込めまして、都内にある九州各県のアンテナショップをご紹介します。

物流網が寸断されていたり、工場が被災して出荷がままならないなど、現在もさまざまな支障が出ています。そのため、これからご紹介する商品がアンテナショップにない可能性もありますことをご了承ください。でも!私たちが関東にいながらにしてできる支援、進めていきましょう!!
地震が直撃した熊本県を応援したい。そんな気持ちから、銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」は震災以来、足を運ぶ人が増え、名産品を購入したり、募金する人が後を絶ちません。なんとも温かい雰囲気に包まれているように感じます!

さて、熊本の名産品がズラリと並ぶ中、まず目を引くのが、古くから現地に伝わる郷土料理「からし蓮根」。蓮根の中にからし味噌が詰められたユニークな料理です。

そのルーツは江戸時代初期。肥後藩の初代藩主、細川忠利公は体が弱く食欲不振がちだったそうです。心配した禅僧が、この地でとれる栄養価の高いものとして蓮根を推奨。食欲増進をもたらすからしと味噌を蓮根に詰めて献上したのが最初といわれています。当の忠利公は、これにより食欲が復活!稀代の健康食として殿様のお墨付きが与えられると同時に、蓮根の穴が細川家の家紋である「九曜」に似ていることから、藩を代表する一品となりました。

スライスしてそのまま食べるもよし、ちょっとお醤油やマヨネーズをつけて食べてもよし。素揚げにしたり、お茶漬けに加えても絶妙なアクセントになって、すごく美味!同時に、お酒とも良く合います。熊本のお酒といえば球磨焼酎!焼酎といえば麦、さらに九州では芋というイメージが強いですが、球磨焼酎はこの地で獲れるお米を用いたもの。お米を醸造させると日本酒になりますが、あえて蒸溜することで球磨焼酎は生まれました。お米からできているだけあって、和食との相性は抜群です。

さて次は、熊本県の銘菓をご紹介しましょう。同館で人気を博しているのが、昔からつくられてきた「いきなり団子」。ユニークなネーミングの由来は「いきなり(突如)お客さんが来たとしてもすぐに作れる団子」ということらしいです。輪切りにしたサツマイモと小豆あんを、お餅もしくは小麦粉でできた生地でくるみ、蒸すことによって出来上がります。近年では、栗やくるみを入れて食感のアクセントにしたり、生地に紅芋やよもぎを練りこんだりとアレンジされていることもあります。もちっとした食感とサツマイモとあんこの甘みが絶品で、腹持ちもかなり良い逸品です。

それにしても目につくのが、熊本発でいまや全国区の人気を誇るキャラクター、くまモン!菓子からジュースまで、たくさんの商品のパッケージにくまモンが顔を覗かせています。その理由は、くまモンの商標にあり。一般的なキャラクターは使用に伴って商標や版権の使用料が発生しますが、くまモンの場合は熊本県のPRにつながる場合において、許可申請さえすれば国内企業の商標使用は原則無料であること。さすがくまモン、ふところが深いですね!お土産に、ぜひどうぞ!
■銀座熊本館
 ホームページ:http://www.kumamotokan.or.jp/
大分も地震が頻発し、大きな被害が出た地域もあります。銀座熊本館に行ったら、ぜひとも立ち寄ってもらいたいのが大分県の郷土の味を振舞うレストラン「坐来(ざらい)大分」です。

同店は大分の食材がふんだんに使われたコース料理がメイン。少々お値段が張りますが、極上の食材を丁寧に調理した繊細な料理の数々は、なかなか他では味わえません!

天候や出荷状況によって料理の内容が変わることもありますが、定番の食材といえば、豊後水道で獲れる関あじ。大分市の佐賀関で水揚げされるあじのことです。潮の流れが速い水域が生む、引き締まった身。その一方で、脂が品よく乗っていて、口の中でとろけるような味わい。まさに、タイにもヒラメにも負けていません!また、季節によっては大分県中津市を代表する魚、ハモも食材として利用されます。ハモといえば夏ですが、実は秋から冬にかけてのハモがいちばん脂が乗っていて「名残り鱧」などと呼ばれ珍重されています。これもぜひ食べてみたい!

一方、お肉はどうかといいますと、これも逸品!同店では大分のブランド牛「おおいた豊後牛」のA4以上の等級を使用します。脂の乗り具合と肉本来が持つ旨みが絶妙な調和を見せ、シンプルに炭火で焼いただけで至福の味となります。なおコースによっては、大分県の畜産試験場が開発し、烏骨鶏を取り入れた全国初の特産地鶏「冠地どり」も堪能できますよ。

コースの〆も郷土の味。コースによって、ぶりやカツオ、アジなどの刺身に醤油や酒、砂糖を合わせ、あつあつのご飯の上に乗せた「あつめし」や、キムチを漬け込む際にも使われる小さなエビのような"あみ"を干したものに醤油などで味付けして、ご飯に混ぜ込んだ「あみめし」などを堪能することができます。

なお、同店には小さいながらも、大分の物産を購入できるコーナーもあります。ゆずを使ったこしょうやドレッシング、豊後の国を訪れたフランシスコ・ザビエルにちなんだ銘菓「ざびえる」なども購入できますよ。ぜひ大分も、食べて応援しましょう!
■坐来(ざらい)大分
 ホームページ:http://www.zarai.jp/
熊本、大分以外の九州の県の名産品が購入できるショップもご紹介しましょう。

アンテナショップが軒を連ねる有楽町駅前の東京交通会館にあるのは、「ザ・博多 有楽町店」。

明太子、とんこつラーメン、新たな博多名物としてジワジワと人気の焼きラーメンなど、ご存じの名産品や加工品がズラリと並ぶ中、有楽町界隈にお勤めの方にとって「ランチの後のデザート」として注目を集めているのが、福岡のいちごブランド「あまおう」を原料としたソフトクリーム。程よい甘みで、いちごのつぶつぶの食感も楽しめる逸品です!

次にご紹介するのは鹿児島県。アンテナショップ「かごしま遊楽館」があるのも有楽町です。1階は食品販売と観光案内、2階はレストラン、3階には工芸品の展示・販売コーナーがあります。食品販売コーナーの定番は、やはりさつまあげ。空輸されてくるものも含め、およそ25種類ほどのさつまあげが揃っています。種類の多さでいえば、鹿児島名物の氷菓子「白熊」も。

関東圏ですと、コンビニのアイスコーナーに1種類あるかないかですが、さすが本場、複数の白熊が揃っていますので、ぜひ食べ比べてみてください。その他、端午の節句に作られる季節の和菓子「あくまき」や、黒砂糖をふんだんに使用した「げたんは」など、こちらではなかなかお目にかかれない郷土の味も手に入れることができます。

続きましては長崎県。今年の3月にオープンしたばかりのアンテナショップ「日本橋 長崎館」は、観光案内ゾーン、物販ゾーン、イベントゾーン、軽飲食ゾーンの4つのスペースに分かれています。

物販ゾーンには、定番のカステラやちゃんぽんはもちろんのこと、近年デパートの物産展などで脚光を浴びる品々もズラリと揃っています。たとえば、角煮まんじゅう。長崎に伝わる卓袱(しっぽく)料理のうちのひとつ、トンポーローを気軽に味わってもらうことで生まれました。ふわふわの皮に包まれた、だしのきいたジューシーな豚肉の旨みが口の中に広がり、至福の気分に浸れます!

軽飲食ゾーンでは、「本日のカステラ」や「かんぼこ食べくらべ」の他、日替わりメニューが用意されることも。食器も、国の伝統的工芸品に指定されている「波佐見焼(はさみやき)」や「三川内焼(みかわちやき)」など、ご当地のものを使っています。

ぜひ九州各地の名産品に触れて、美味しく支援してくださいね!
■ザ・博多(東京交通会館)
■かごしま遊楽館
■日本橋 長崎館
 ホームページ:http://www.nagasakikan.jp/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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