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特集記事【2017年1/20日号】

2017年は酉年。鳥のデザインの年賀状を送った方もたくさんいらっしゃることでしょう。

酉年生まれという方もいらっしゃるのでは?ちなみに有名人ですと、昨年の大みそか、紅白で司会を務めた有村架純さん、日本テレビの「笑ってはいけない〜」でお茶の間に爆笑をもたらした斎藤工さん、さらに大ヒットドラマ、通称「逃げ恥」で活躍した星野源さん、石田ゆり子さんも酉年です。昨年はずいぶんと酉年生まれの方が目立った年でした。

今月は、そんな酉年がテーマ。酉年にちなんだマメ知識から、酉年のお参りにおすすめの寺社仏閣、さらに実際の鳥と触れ合えるスポットなど、さまざまな角度から迫ってみたいと思います!
まず素朴な疑問として挙がるのは、どうして「鳥」でなくて「酉」なの?ということ。十二支は酉に限らず、ねずみは「子」、牛は「丑」など、動物とは異なる漢字が充てられています。

一説によると、十二支の漢字は植物の様子を表しているといわれています。最初の「子」は、種の中に小さな命が育まれた状態。そして「酉」は、作物の実り。最後のイノシシ「亥」は"核"、すなわち生命が種として閉じられた状態です。

なお「酉」は「酒」の字にも似ていますよね。そのつくりは、お酒の壺がモチーフになっているそうです。そしてお酒(新酒)ができるのは10月。干支でも酉は10番目です。後付けなのかもしれませんが、なんとも上手くできてるな、と感じますよね。

ちなみに十二支は、方角や時間帯を表すモノサシとしても使われてきました。よく聞く言葉だと「丑の刻」は午前二時のこと。方角では北東、すなわち「鬼門」の方角を「丑寅(うしとら)」なんて言い方をします。鬼のパンツが虎柄なのも、この方位に由来しているのだとか。さらにその反対の方角に「申(さる)」「酉(とり)」「戌(いぬ)」がいます。これ、よくよく考えると桃太郎の家来!酉が雉に転じてはいますが、まさに鬼退治のサポートメンバーですよね。また、猿と犬は俗に「犬猿の仲」と言われる、相性の悪いものとされていますが、その間を取り持つ(鳥モツ?)ように鳥が入っているのも興味深いところです。

さて、今年はどんな年になるのでしょう?過去の酉年で起こったことをおさらいしておきますと、12年前の酉年は、「iTunes MusicStore」のサービス開始や、「ドラえもん」の声優さんの一斉交代、「ちょい不良オヤジ」や「クールビズ」なんて言葉が流行りました。大きな事故としては、JR福知山線の脱線事故。また、1899年の統計開始以来、はじめて日本の人口が減少した年でもあります。十年ひと昔ならぬ、「ひと干支ひと昔」ですね。

さらに24年前の1993年までさかのぼりますと、皇太子・雅子さまの御結婚、サッカーのJリーグ開幕、ロスタイムの失点でW杯出場を逃した「ドーハの悲劇」も起きました。レインボーブリッジや横浜ランドマークタワーができたのもこの年です。なにせ流行語が「コギャル」「インターネット」ですから、なんとも時の過ぎ行く早さを感じるものですね。
すでに初詣に行かれた方も多いと思いますが、「酉年だからこそ、ここにお参りしたい!」と思えるようなスポットをいくつかご紹介してみましょう。
まず外せないのが、成田山新勝寺。そう、あの有名な成田山です。

酉年とどんな関係があるのかといいますと、実は干支にはそれぞれ「守護本尊」があります。酉年の守護本尊は不動明王です。成田山新勝寺も"成田のお不動さま"と呼ばれるとおり、本尊が不動明王。

その年の守護本尊を巡り、ご利益に授かりましょう!また、以下を参考にしていただき、子年生まれなら千手観音、丑年なら虚空蔵菩薩といったように、ご自身の干支の守護本尊があるお寺をお参りするのもおすすめですよ。

子年:千手観音
丑年、寅年:虚空蔵菩薩
卯年:文殊菩薩
辰年、巳年:普賢菩薩
午年:勢至菩薩
未年、申年:大日如来
酉年:不動明王
戌年、亥年:阿弥陀如来
成田山新勝寺の場合、初詣の時期は過ぎましたが、立春の前日(2017年は2月3日)に節分会が行われ、例年大相撲の関取やNHK大河ドラマのキャストが豆を撒きます。また、2月中旬から3月中旬にかけて成田山公園にて梅まつりを開催。約460本の紅梅と白梅の花が見頃になり、期間中の日曜と祝日は演奏会や甘酒の振る舞いなどが行われます。ぜひ足を運んでみてください。

次にご紹介するのは「酉の市」にちなんだスポット。酉の市は、関東に多い"鷲"の字が入った神社で行われ、商売繁盛のご利益があるとされています。そんな"お酉様"の本社を謳うのが、埼玉県久喜市にある鷲宮(わしのみや)神社。関東最古の大社です。鶏が飼われ、灯篭にも雄鶏と雌鶏の彫像が鎮座しています。

ちなみに鶏は伊勢神宮の内宮や、愛知県名古屋市にある熱田神宮の境内で放し飼いになっていて、「神鶏」と呼ばれています。日本神話で有名な「天の岩戸」神話では、岩戸にこもってしまったアマテラスオオミカミをどうにかして外に出そうと神々が思案し、夜明けを告げる鶏を集めて鳴かせたという一節があります。それにちなみ、鶏を飼っている神社が多いのかもしれません。

なお、栃木にも鷲宮神社があり、こちらも"お酉様"として親しまれています。公式ホームページもかわいい鶏が登場しているほど"鳥推し"ですね。

鎌倉幕府二代将軍、源頼家公が「百日ぜき」を患った際、同社に鶏肉と卵を断って病が治るように祈願したところ、晴れて快復したという伝説が残っています。

また、11月に行われる「強卵式」は全国的にも珍しい行事。山盛りにした卵を食べろ食べろと責め立てられますが、決して食べてはいけません。これも頼家公のエピソードにちなんでいます。お参りする前後は、鶏肉と卵を断ってみるのもよさそうですね!
■成田山新勝寺
 ホームページ:http://www.naritasan.or.jp/
■鷲宮神社(埼玉県)
 ホームページ:http://www.washinomiyajinja.or.jp/
■鷲宮神社(栃木県)
 ホームページ:http://www.washinomiyajinja.com/
"おめでたい鳥"と言われて、皆さんは何を想像しますか?「鶴」と回答する人もいることでしょう。いわずと知れた長寿の象徴ですよね。

もうひとつ挙げるとすると「フクロウ」でしょうか。ギリシャ神話でもアテナの従者であり、知恵を司るものとみなされています。日本でも「福来」「福老」、さらには「不苦労」と縁起のよい当て字がたくさんあり、夜行性で夜に目が利くことからも「世の中を見通せる」といった伝えもあるほど。

さらに、近年は見た目の可愛さもあって、フクロウと触れ合えるお店が都内に多数オープンしていることをご存じでしょうか?

東京・池袋にある「いけふくろうカフェ」は、50羽ほどのフクロウと戯れることができます。1時間ごとの入れ替え制で、予約することも可能。ひとえにフクロウといってもたくさんの種類がいて、それぞれ個性的な愛嬌があることがわかります。もふもふしていて可愛いフクロウにたっぷりと癒されてください。

ちなみに池袋は、街の至るところにフクロウの銅像があり、雑司ヶ谷の鬼子母神では、ススキの穂を束ねて作られたみみずくの人形「すすきみみずく」という可愛いお守りが入手できたり、世界中のフクロウの置物や彫刻、玩具などが展示されている「豊島ふくろう・みみずく資料館」があったりと、まるまる一日フクロウ三昧ができる街なんです!ぜひ巡ってみてくださいね。

2016年12月にオープンしたばかりなのは、東京・原宿に2016年12月にオープンしたばかりの「フクロウのお庭 -owl'sgarden- 原宿店」。室内はイングリッシュガーデン風になっていて、緑のある空間でどこかフクロウものんびりしています。定員制なので、こちらもWebや電話での予約がおすすめ。珍しいのは、フクロウのみならずタカもいること!店内のタカやフクロウを自分の腕に呼び戻す鷹匠技術の疑似体験ができ、1回500円で2フライト可能です。郊外の動物テーマパークですと鷹匠の体験ショーができるところもありますが、都会のど真ん中でできるのはおそらくここだけでしょう。

もうひとつ、フクロウにゆかりがあるのが、栃木県と茨城県の県境に位置する鷲子山上(とりのこさんしょう)神社。

天日鷲命(アメノヒワシノミコト)という神様が祀られている同神社の境内には、地上7m、日本一の大フクロウ像がドーンと鎮座しています。神社にしては、かなり愛嬌のあるキャラクターですよね。

他にも境内には、願い事と初穂料を封筒に入れて投函する「フクロウ(不苦労)のポスト」や「福運びフクロウ」、「水かけフクロウ(不苦労)」「九星ふくろう(不苦労)」「十干十二支ふくろう(不苦労)」、さらには世界各国のフクロウの置物などを展示した「フクロウの部屋」、さらに石段も96段で、往復すると2回96段、すなわち「296(不苦労)」と、よくぞここまで!と唸ってしまうほどのフクロウ推し!神社に興味のないお子さんも、ここならかなり楽しめるはずです。ぜひご家族揃ってお出かけください。
■いけふくろうカフェ
 ホームページ:http://www.ikefukuroucafe.com/
■フクロウのお庭 -owl'sgarden- 原宿店
 ホームページ:http://owls-garden.jp/
■鷲子山上神社
 ホームページ:http://www.torinokosan.com/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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