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特集記事【2018年8/20日号】

ただでさえ汗をかく夏なのに、なぜか辛いモノが食べたくなる…そんな経験はありませんか?世界をみてみると、ピリ辛な料理は得てして赤道直下の暑い国に多いですよね。

辛いモノ、とりわけとうがらしなどに含まれるカプサイシンを摂取すると、皮膚の表面の体温が上昇します。じっとりと汗が噴き出てくるのも、このせいです。しかしながら、汗をかくことによって皮膚から熱が逃げていき、やがて体温が下がっていきます。最初は暑く感じ、食べ続けていると体温が下がる…このギャップによって爽快感を感じるというわけです。

さらに、辛みによって自律神経が活性化し、食欲増進も期待できるため、夏バテ予防にもピッタリというわけですね。

そこで今回は、ピリ辛なご当地グルメを集めてみました!プチ旅行を楽しみつつ、ご当地のスパイシーな味覚をぜひ堪能してください!

東京から車で約2時間。伊豆半島の付け根に位置する湯河原町は、古くから文豪や画家が逗留して作品づくりに励んだ温泉町です。春は梅林、夏は海水浴に花火大会、秋は紅葉と四季それぞれの表情を見せ、一年を通じて人気を博しています。

そんな湯河原に、ピリ辛なご当地グルメがあるのをご存じですか?その名も「坦々やきそば」。四川料理のひとつであり、すりごまやラー油などを調合したピリ辛の担々麺、その焼きそばバージョンです。

なぜこの地で"坦々"かというと、湯河原に残る伝説に由来します。かつて湯河原に一匹の雄のタヌキが住んでおり、あるとき傷を負った際、河原の湯が噴き出るところで傷を癒していたのだとか。

そこに同じく傷を負った雌のタヌキが訪れ、そこで来る日も来る日も顔を合わせるたびに恋が芽生え、めでたく夫婦になったそう。

二匹のタヌキはお互いを結び付けた湯河原の湯に感謝し、やがて神の使いとなって、いまもなおこの地を守っているのだそうです。ちょっと説明が長くなりましたが、要は"タンタンタヌキ"にあやかったというわけですね(笑)。

湯河原の坦々やきそばは、練りごまや豆板醤などを主に使用した、香ばしいピリ辛のタレがベース。

さらに、そこに湯河原らしさが加わっています。レモンやオレンジなどの柑橘類の産地であるため、それらを隠し味にしたり、麺の脇に添えて出すお店も。柑橘の汁が、ピリ辛の味わいの中にスキッとした清涼感を生んでいます。

さらに、温泉地ゆえに温泉玉子を具として添えるお店も。いわゆる温泉玉子をはじめ、煮玉子や目玉焼きなど、お店によってアレンジもさまざまです。また、魚介類を取り入れているお店などもあり、市内の至るところで湯河原の坦々やきそばを満喫できます。夏の終わりに、温泉とピリ辛グルメを味わうプチトリップにぜひお出かけください。
■湯河原名物 たんたんたぬきの坦々やきそば
栃木県の北東部に広がる大田原市は平家物語に登場する弓の名手、那須与一ゆかりの地。歴史と自然が色濃く残り、リゾート地としても名高い那須高原からも近い距離にあります。

そんな大田原市は、とうがらしの名産地。生産量がピークだった昭和38年頃は、秋になると赤く色づく唐辛子畑が風物詩だったそうです。その後、生産量は減少傾向にあったものの、平成になって「とうがらしの郷」の復活を目指し、生産者の募集や小中学校での苗栽培などさまざまな試みを実施。再び脚光を浴びるようになってきました。

この地で栽培されているとうがらしは、大田原発祥の「栃木三鷹(とちぎさんたか)」という品種です。辛みの強さと色の鮮烈さはもとより、収穫量や乾燥・保存勝手の良さなども兼ね備えています。

栽培が盛んになったら、次はご当地グルメ!大田原市には、この栃木三鷹を使ったピリ辛料理を出すお店が点在しています。

同市内の「中国料理 応竜」の人気メニューは、その名もズバリの「とうがらしラーメン」。大田原名産のとうがらしを麺にも練りこむ年の入りようで、ごまみそをベースに十数種類のスパイスをブレンドしてつくりあげたスープとの相性も抜群!さっぱりとした食感のチンゲン菜とも良く合います。ちょっと辛いのは苦手…という方にはハーフサイズでのお試しもおすすめですよ。また、具だけでなく皮にも栃木三鷹唐辛子を練りこんだ「とうがらし焼き餃子」も併せてご賞味ください。

さて、もうひとつ大田原市が発信するとうがらしグルメがあります。それが「さんたからあげ」。大田原産のとうがらしは栃木三鷹ですので、三鷹(さんたか)のから揚げという意味で「さんたからあげ」なんですね。

画像は大田原市の「中国料理 華」のさんたからあげです。香ばしくカラリと揚げた鶏肉と、同店特製の食べるラー油を組み合わせた逸品!辛みの奥からじんわりと旨味がやってくる…そんな味です。同店の人気メニュー「旨辛ラーメン」と共にお楽しみください。

なお大田原市では、他にも「とうがらしどら焼き」などのスイーツを出すお店や、お土産に最適なとうがらし加工品などもさまざまなお店で売られています。とうがらしを探すお散歩に出かけてみるのもいいですね!
■とうがらしの郷 大田原
■中国料理 応竜
 ホームページ:http://www.nas.ne.jp/usr/ouryu/
今も昔も日本人が大好きなメニューといえばカレー。日本におけるルーツは、外国文化が最初に流入してきた横浜といわれています。しかしいま、カレーの聖地をひとつあげるとしたら、神保町や秋葉原などを含めた「神田界隈」といえるでしょう。辛さもお店それぞれなのはもちろん、テイストも英国風やインド風、さらにはスープカレーなどのご当地カレーも進出。なんと、現在は400店以上のお店がカレーをメニューに掲げるほどの激戦区です!

そんな中で古くからカレーを提供し、神田界隈カレーブームの先駆けになったお店のひとつといえるのが「欧風カレー ボンディ神保町本店」。神保町の交差点から程近い神田古書センターの2階に居を構える同店、その創業は昭和48年。初代オーナーがフランスへ留学した際に料理のソースの奥深さに触れ、その知識をベースにカレーに仕立てたことにより、この界隈に後世まで根付く欧風カレーが誕生しました。

乳製品と複数の野菜やフルーツが醸し出す、濃厚なコクと甘み。その中にピリッとしたスパイスの辛さが活きている、味わい深さが特徴です。「一度味わったら忘れられない味」とはまさに、そのとおり!カレー店が多過ぎてどこに入ればいいか迷う…そんな方はぜひ、この界隈のルーツといえる同店から始めてみるのもおすすめですよ。

そしてもう一店。今月の特集は「ピリ辛」がテーマですので、辛さが人気の「カリーライス専門店エチオピア 本店」も紹介せずにはいられません。メニューはチキン、ビーフ、野菜、エビ・野菜、豆とオーソドックスですが、いずれも大量の野菜やフルーツを長時間煮込むことでとろみを出しています。野菜がルーに溶け込んでいるカレーが好きな方には、この時点でおすすめです!

さらに、同店では辛さを70倍まで選ぶことが可能!オーダーに耳を傾けていると、「8倍」「10倍」「20倍」など、神田に集結してきたカレー好きがけっこうな辛み倍率のカレーを注文しています。ただ、辛くなったとしても本来のフルーティーさが消えないのがなんとも不思議。旨さが損なわれることなく辛さを増すことができる点が、カレー激戦区にあって人気店であり続ける同店の魅力といえるかもしれません。

夏バテ気味で食欲がない方はもちろん、そうでない方もさらなる元気をつけるため、神田界隈にカレーを食べにいきましょう!
■欧風カレー ボンディ
 ホームページ:http://bondy.co.jp/web/
■カリーライス専門店 エチオピア
 ホームページ:http://www.ethiopia-curry.com/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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