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特集記事【2019年10/20日号】

紅葉に染まる野山は、日本人の心に沁みる風景のひとつ。
今年も、そんな季節がやってきました。

10月16日、北海道の釧路で全国初のカエデ紅葉が観測されました。それに先駆けて、標高の高い山々では、すでに紅葉の盛りを迎えている場所も日を追うごとに増えています。

肌寒さを感じる瞬間も増えてきましたが、そんな時に恋しくなるのは温泉!ということで、今回は紅葉とともに温泉も楽しめる宿やスポットを厳選してみました。いずれも、紅葉を眺めながら浸かれる露天風呂を有しています。

ぜひご家族や親しいお仲間と一緒に、秋の風情を満喫しにお出かけください。

伊豆半島のちょうど中央に位置する天城山は、越えるのに苦労することから『天城越え』の唄が生まれた地。『伊豆の踊子』の舞台になった地としても有名ですよね。古くから文豪や作詞家がこの地の風景と温泉を愛してきました。

そんな天城一帯が紅葉に染まる秋。温泉に浸かりながら秋を満喫したい方には、伊豆天城温泉郷の吉奈温泉にある「御宿さか屋」がおすすめです。

同館は「創業五百余年」を掲げる老舗旅館。伊豆最古の源泉かけ流しの湯が魅力です。天城の山々に囲まれた吉奈川沿いの自然を、泊まりながらにして堪能することができます。

また、吉奈温泉は古くから「子宝の湯」として知られていました。女性を優しく暖める、ぬるめのお湯が特長的。長く浸かることができて、体の芯まで温まります。

お風呂のタイプも、徳川家康の側室である「お万の方」が訪れて子宝に恵まれたことにしなんだ「お万さん風呂」や、定宿として通っていた岡本太郎氏がデザインを手掛けた「太郎さん風呂」、岩露天風呂の「オリオン座風呂」、つげの露天風呂「白藤の湯」、さらには貸切露天風呂「酒樽の湯」まで、非常にバラエティ豊か。それぞれの風情をお楽しみください。

なお2019年11月1日(金)から30日(土)にかけて、「道の駅天城越え」で毎年恒例の紅葉まつりが開催されます。

同施設内にある伊豆近代文学博物館に入館すると、お茶とお菓子のサービス。

美しい庭園の紅葉を眺めながらのお茶で、ホッと一息つけますよ。また、天城の紅葉を味わい尽くせる「天城紅葉トレッキングジオガイドツアー」も11月10日(日)、11月16日(土)に開催(要事前予約)。出会い橋のライトアップも見ごたえ十分です。

なお、昭和の森会館の庭園に広がるもみじ林にも注目。天城山の中腹にあるため、山里よりも早めの11月上旬から下旬にかけてが例年の見頃です。同じく、旧天城トンネル周辺も標高が高く、さらに色づく木々の種類が多いため、10月下旬から12月上旬にかけて、見頃は長めとなります。この秋、ぜひ伊豆天城へ足を運んでみてください。
■伊豆天城温泉郷 吉奈温泉 御宿 さか屋
 ホームページ:https://www.yoshina-sakaya.co.jp/
■天城越え 紅葉まつり(伊豆市観光情報サイト)
台風19号により大きな被害を受けた箱根地域。箱根登山鉄道は陸橋が押し流されるなど被害が出て、なかなか復旧の見通しが立っていない状況です。その一方で小田急線ロマンスカーや箱根登山ケーブルカーの運転が10月16日に再開するなど、首都圏から箱根湯本へのアクセスは日常を取り戻しています。

今回ご紹介する温泉は、箱根湯本駅から徒歩7分の距離にある「箱根湯本温泉 吉池」。本館と池の棟、山荘の三棟があり、落ち着いた雰囲気でくつろげる老舗旅館です。目を見張るのは、庭園の素晴らしさ。かつては旧岩崎家の別邸だった回遊式庭園は、約1万坪。敷地の中に多彩な見どころがあり、四季折々の表情を見せてくれます。

温泉は、6本の自家温泉を有し、箱根湯本では屈指の湧出量を誇ります。しかも、お湯を循環・再加熱しない、かけ流し方式。湯の恵みを存分に満喫することができます。秋、庭園の木々が色づく姿を眺めながら入浴できる「自然石の庭園露天風呂」や、家族には嬉しい無料の貸切風呂もありますよ。

なお、日帰りでの入浴も可能です。湯上りにくつろげる無料休憩スペースの御座敷もあるほか、同館自慢の日本庭園の散策もできますよ。昼食付の日帰り入浴プランも人気です。

さて、箱根には紅葉の見どころがたくさんあります。芦ノ湖周辺やケーブルカーから眺める山々の紅葉はもとより、箱根美術館や岡田美術館、箱根ガラスの森美術館など、庭園を有する文化施設での紅葉狩りもおすすめ。

寺社仏閣で日本らしい秋を満喫したい方には、大雄山最乗寺や長安寺に足を運んでみてはいかがでしょう。ススキで有名な仙石原も、訪れたいスポットのひとつですね。

台風で打撃を受ける中、日常を取り戻している場所には積極的にお出かけして「観光で応援!」したい気持ちになりますね。ぜひ観光協会ホームページ等で事前情報を調べつつ、ご家族揃ってお出かけください。
■箱根湯本温泉 吉池
 ホームページ:https://www.yoshiike.org/
■箱根町観光協会
 ホームページ:https://www.hakone.or.jp/
最後にご紹介するのは、信州の秘湯と呼ぶにふさわしい秋山郷の切明(きりあけ)温泉。長野県の最北端ゆえに東京からは少々アクセスしづらいかもしれませんが、一生に一度は行ってみたいと思える温泉郷です。

秋山郷は、平家の落人伝説が残る地。中津川峡谷沿いに位置する「切明リバーサイドハウス」は、例年10月下旬から11月初旬にかけて見頃を迎える紅葉を楽しみながら露天温泉でゆったりできる宿。

露天風呂は通常貸し切り制のため、心底ゆったりとしたい方におすすめです。内湯も24時間、源泉かけ流し。こちらも大きく開放的な窓から、錦秋に染まる木々を眺めることができます。

なお露天風呂から川を挟んだ向かい側には、夫婦岩なる巨岩の姿も。紅葉とのコントラストがよく映えています。

さらに珍しいのは、ワイルドな野天風呂が楽しめること!中津川に降り立ち、川床を掘ることで自分だけのお風呂ができあがります。

川底からぶくぶくと天然温泉が湧いているからこそできる醍醐味です。川床を掘るスコップは同館で貸し出しています。トライしたい方は、ぜひ水着持参で足を運びましょう。

ただし、自然が相手となるので、川の水量や天候によってはNGとなる場合もあります。秋が深まり、肌寒さを感じる季節となれば、足湯として楽しんでみるのもよさそうですね。

なお、周辺は自然の見どころが豊富です。とりわけ珍しい景観を作り出しているのは布岩山。高さ50m以上の柱状節理の溶岩層がむき出しになっており、そのスケールは圧巻。秋はその周辺を取り囲むように木々が色づきます。

他にも、水量が増している時にしか姿を現さない夫婦滝や、蛇淵の滝、秘境ならではの静けさと美しい風景に出会える天池などがあります。いずれも紅葉の時期におすすめしたいスポットです。

「今年は無理!」という人も、来年以降に一度訪れてみてほしい切明温泉。ぜひ覚えておいてくださいね。
■切明リバーサイドハウス
 ホームページ:https://kiriake-riverside.com/
■栄村秋山郷観光協会
 ホームページ:http://sakae-akiyamago.com/
今後の特集の参考にさせていただきます。
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