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特集記事【2021年5/20日号】

気温や季節の変わり目は、気温や気圧の差が激しく、自律神経が乱れて体調を崩しがちとなります。

特に過ごしやすい季節の後にやってくる梅雨は厄介ですよね。気温差、気圧差に加えて湿度が高まり、ジメジメした毎日に気分も沈みがちとなります。関東地方の梅雨入りは、平年で6月7日前後。しかし今年は軒並み梅雨入りが早く、平年よりもかなり早くなりそうです。

さらに、今はコロナ禍です。旅行へ出かけてリフレッシュ…ということもなかなかできません。そんな中で、今月は梅雨の時期の健康管理についてご紹介しましょう。

身体の健康とメンタル面の健康は、とかく連動するものです。ふだんの衣食住をはじめ、気軽にできるエクササイズなど、ぜひ実践してみて梅雨を上手に乗り切りましょう!
梅雨どきは湿度が高く、夏に比べて皮膚からの発汗がスムーズにいかず、熱が体にたまりやすいと共に、余計な水分を体内に抱えてしまいがち。これがむくみや食欲不振など、不調につながってしまいます。

だからこそ気を付けたいのは日々の食事です。この時期は、まず体にたまった余計な水分をしっかり排出するカリウムを多く含んだ食材がおすすめとなります。とりわけむくみや、体のだるさ、倦怠感が気になる方は、ぜひ心掛けてみてください。

カリウムはサプリなどではなく、日常的な食材でじゅうぶん事足りる成分。バナナや夏みかんといった果物をはじめ、枝豆や納豆などの豆類、とうもろこし、きのこや緑茶などにも多く含まれます。特に枝豆はタンパク質やカルシウムも多く含む、旬の食材としておすすめ。なおカリウムは水に溶けやすいため、煮汁ごと食べられるスープに仕立てると効率的に摂取できます。果物類はそのまま食べるため、カリウム摂取に向いた食材です。

また、食欲不振も梅雨どきに起こりやすい症状のひとつ。しょうがやわさび、ニンニクなどのスパイス系食材をうまく取り入れましょう。胃液の分泌が促されて食欲がわくと同時に、発汗を促して体内の水分代謝に役立ちます。

さらにもうひとつ、湿度が高まるこの時期に気を付けたいのは食中毒です。

食中毒予防の基本は、まず雑菌をつけないこと。手洗いはもちろん、肉や魚を扱った後に生食するサラダ用の野菜を切ったりする際は、まな板と包丁をしっかり洗うことです。そして、雑菌を増やさないこと。生鮮食品はなるべく早く冷蔵庫にしまう心掛けがいつもよりも大事です。さらに、しっかり加熱すること。「つけない」「増やさない」「加熱する」が基本原則です。

また、食中毒予防の効果が期待できる食材としては、梅干しやしょうが、わさび、調味料だとお酢です。梅干しは殺菌作用だけでなく、疲労回復やカルシウムの吸収を促すクエン酸が多く含まれていて、梅雨にはぴったりの食材。お弁当に入れる場合は、ご飯の真ん中に置く"日の丸"状態よりも、細かくしてご飯にまぶして入れるほうが殺菌効果を期待できます。

梅雨どきのケアを施した食卓で、ご自身とご家族の健康を支えてみてはいかがですか。
続いては、住環境のケアについてご紹介します。とにかく大切となるのは、やっかいな湿度対策です。

晴れた日には窓を開けて風を入れる。これは皆さん実践していると思われますが、一カ所の窓を開けるだけでなく、対に位置する窓も開けて、風の通り道をつくることを心がけましょう。対に位置する窓がない場合は、扇風機などを使ってお部屋の空気をかき回し、こもった湿度を外に逃がすことが大切です。

雨の日に活躍するのは、エアコンのドライ機能。除湿器も良いですが、一般的に昨今のエアコンのドライ機能はとても優秀です。除湿器は洗面所など、エアコンのないエリアで活躍させて、エアコンをメインとして活用することをおすすめします。なお、換気や除湿を行う際は、押し入れやクローゼットも開放しておくとよいです。

なお、押し入れやクローゼットに、水がたまるタイプの湿気とりを購入して置いているご家庭も多いと思います。もちろん、これも効果はてきめん。ただし、水分を含んだ空気は重いため、下へ下へとたまる性質があります。よって、置く場所はなるべく下のほう。靴箱なら一番下に置きましょう。

また、エコなアイテムを用いるのなら、竹炭もおすすめ。湿気を吸収するだけでなく、乾燥時には水分を放出するため、一年中置いておくことができるだけでなく、脱臭効果も期待できます。靴箱やトイレ、クローゼットなどに重宝しますよ。

また、雨が続いた後に晴れると気分は良いですが、窓や壁に結露が生じがちです。結露は、カビやダニの発生源。その死骸が舞うとハウスダストになり、健康に悪影響を及しかねません。

窓の結露を防ぐ、意外なアイテムは食器用洗剤(中性洗剤)です。1カップにつき大さじ1杯ほどの洗剤を入れて水を注ぎ、混ぜて泡立たせてから窓を雑巾がけ。

その後、乾いた雑巾で乾拭きするだけで効果が期待できます。1週間に1回程度、行えばOKです。 適切な湿度対策を施し、健やかな住環境をしっかりと保ちましょう。
雨続きなうえにコロナ禍が重なり、心身ともにモヤモヤしがちな日が続きます。そこで大切となるのは、体を動かすことです。運動すると、脳内でセロトニンの分泌が活性化します。

セロトニンは心の安定をもたらす、人間にとって欠かせない神経伝達物質。不足すると気持ちがピリピリして暴力的になったり、うつになることもあります。

セロトニンを物質するセロトニン神経は、日光を浴びて適度な運動をすることで活性化します。そのため、梅雨の晴れ間で、なおかつ時間がある時は、外でのウォーキングやジョギングなどの有酸素運動に積極的に取り組んでみましょう。

一定のソーシャルディスタンスを保ち、人通りがある場所ならマスクをすることもマナーでしょう。

ただし、マスクをして運動すると心肺への負担が大きくなるため、無理せずゆったりと行い、しっかりと水分補給することが大切となります。また、マスクは使い捨ての不織布マスクをはじめ、布マスクでも立体構造になるものがおすすめ。

昔ながらの平面的なマスクは呼吸に伴って口に張り付きやすいため、ジョギングなどでは苦しく感じます。

インドアで身体を動かすことも効果的です。手軽にできるものとして、たとえば踏み台昇降。段差を上ったり下りたりと、とても単純な運動ですが、股関節がほぐされ、お尻や大腿部の筋肉のシェイプアップにつながります。段差の高さは階段1つ分くらいでも十分。一足づつ踏み台に上り、最初に載せた足から降りるようにします。

その間、姿勢をまっすぐ保ち、足はかかとから載せるイメージが大切です。30秒ほど行った後は、逆の足を最初に載せる昇降を行いましょう。段差がなければ、段ボールに新聞紙などを詰めて作ってもOKです。

まったく道具を使わずに、自らの体重「自重」のみで行うものとしては、「ランジ」と呼ばれる運動がおすすめ。足を前後に開いた姿勢から、垂直にゆっくりと身体を下げていきます。大腿部と床が平行になるくらい(膝を前に出さないイメージ)で、今度は身体を上げて元の姿勢に。これを繰り返します。最初は、右足を前にして10回、その後に左足を前にして10回。余裕があればセットを重ねていきましょう。

実際にやってみるとわかると思いますが、ランジはお尻、大腿部、ふくらはぎなど、下肢のさまざまな部分の筋肉を鍛えるだけでなく、それぞれの部位のストレッチにもなっている、とても優れたエクササイズです。

梅雨どきは、いつもよりも積極的に体を動かす意識で臨み、日々健やかに過ごしてくださいね!
今後の特集の参考にさせていただきます。
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