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特集記事【2022年9/20日号】

まだまだ油断はできないものの、コロナの「第七波」のピークがようやく過ぎ去ろうとしています。夏以降は、対策を施し、規模を縮小するなどして開催に踏み切る祭りもポツポツと出てきました。

秋は本来、お祭りの季節。収穫を終えた喜びと来年の五穀豊穣を祈る祭礼が全国各地で脈々と続けられてきました。そんなお祭りの中で、今年開催を決定した秋祭りをご紹介します。

きらびやかな山車行列や、天高く打ち上がる竹製ロケット、元気と笑顔をもらえる踊りの祭りにビールフェスまで、バラエティ豊かにお届けいたします。秋のお出かけをぜひ、お楽しみください。

秩父の秋空を彩る風物詩が3年ぶりに帰ってきます。国重要無形民俗文化財「秩父吉田の龍勢(りゅうせい)」です。

龍勢とは、秩父吉田の地に古くから伝わる"手作りロケット"のこと。筒に黒色火薬を詰めて竹竿に結んだ花火です。10月第二日曜日、この地に鎮座する椋神社の例大祭において、五穀豊穣を願う神事として打ち上げられ、奉納されます。

今年の開催は10月9日(日)。朝の8時40分よりスタートし、17本の龍勢が打ち上げられます(終了予定は13時30分頃)。龍勢づくりは構想段階を含めると約1年間。打ち上げやぐらにセットしたのち、「東西、トーザイー、ここに掛け置く龍の次第は…これを椋神社にご奉納〜」と口上が述べられ、導火線に火がつけられます。そして轟音と白煙とともに勢いよく打ちあがり、あっという間に300〜500m上空へ。

そこで龍勢に備え付けれた傘が開き、様々な仕掛けが繰り広げられ、観客の大きな歓声が上がります。

コロナ前は30数本の龍勢が打ち上っていましたが、今年は規模を縮小しての開催です。全27の流派があり、その流派ごとに伝わる方法で龍勢が作られています。その技術水準は高く、龍勢の資料を見た米国宇宙博物館の局員は「もし世界中の物理学者が吉田の龍勢を知っていたら、宇宙ロケットの歴史はあと10年早くスタートしていたかもしれない」と述べたとか。

いにしえの人々が試行錯誤を凝らし、その技術が脈々と伝わってきたことがうかがえます。

なお秩父吉田は、人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台となった地のひとつ。亡くなったかつての友達を弔うため、龍勢づくりに挑む仲間たちの姿が感動的に描かれています。このアニメによって、秩父吉田を「聖地巡礼」するファンも多く、この地に移住して龍勢の保存に努める若者もいるほどです。ぜひ訪れてみて、龍勢が上る秋空を堪能してください。
■龍勢祭(秩父観光なび)
蔵造りの美しい街並みが続く小江戸・川越の秋の風物詩といえば川越まつり。3年ぶりの開催が決まり、10月15日(土)、16日(日)に開催されます。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえながらとなるため、開催の規模などは段階的に決定・発表される見込みです。

川越まつりは江戸「天下祭」の流れを汲むお祭り。

その歴史は370年を数え、江戸と川越の特色や文化を今に伝えている貴重なものであるため、「川越氷川祭の山車行事」として国指定重要無形民俗文化財に指定されていることに加え、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

最大の見どころは、豪華絢爛な山車。二層になった鉾と、伸び縮みする迫り上げ式の構造となっていて、上部に据え付けられた人形が出たり引っ込んだりするようになっています。高さは約8mで、台座の上にはぐるりと一周するお囃子台があり、そこで奏でるお囃子に合わせて天狗やおかめ、ひょっとこなどが舞を披露します。

山車は市内を練り歩くだけではありません。他の山車と向き合ってお囃子合戦をする「曳っかわせ」も要注目。

山車同士が出会うとそれぞれが舞台をぐるりと回転させ、向き合って即興のライブセッションのような盛り上がりをみせます。

観客はもとより、山車を曳いている人たちも提灯を掲げ、威勢の良い掛け声がこだまして祭りは最高潮に。今年はどのくらいの規模になるかまだわかりませんが、夜の「曳っかわせ」は幻想的な光に包まれ、見どころ満点です。

「やっと祭りが戻ってきたなぁ」と実感することができる川越まつり。ぜひ感染対策を万全にしながら、出かけてみてはいかがですか。
■川越まつり
ホームページ:https://www.kawagoematsuri.jp/
秋の横浜を舞台にした踊りの祭典「横浜よさこい祭り」が10月15日(土)、16日(日)の2日間にわたって開催されます。

高知の「よさこい」を本家本元として、全国各地で開催されるようになったよさこい祭り。横浜よさこい祭りは、今年で7回目を迎えます。会場となるのは、15日(土)が馬車道通り。定点会場のほか、馬車道でパレードも行われます。16日(日)は開港の丘、開港波止場、赤レンガ倉庫が定点会場。赤レンガ倉庫周辺ではパレードも実施されます。

出場チームは15日(土)が29チーム、16日(日)が54チーム。1チームあたり4分30秒以内の楽曲を使い、きらびやかな衣装をまとって個性的なダンスパフォーマンスを披露。「よさこい」の定義といえる「鳴子」を手に持つことが義務付けられています。

注目は16日(日)にメイン会場で行われるフィナーレの大演舞。各チーム選りすぐりの踊り手が一堂に会して、日頃から積んだ練習の成果を披露します。見ているだけで元気がもらえて笑顔になる!そんなお祭りです。

ちなみに、両日ともに横浜赤レンガ倉庫では「横浜オクトーバーフェスト2022」が開催されています。ご存じ"ビールの祭典"で、横浜では3年ぶりの開催です。オクトーバーフェストは本場ドイツ・ミュンヘンで19世紀初頭から開催されていたお祭りで、現在、日本でも横浜に限らず各地で実施されています。しかしながら、ドイツの建築様式を一部取り入れた歴史的建造物・横浜赤レンガ倉庫でのオクトーバーフェストはやはり格別!本場の気分を味わいながら、ビールやソーセージなどのフードを満喫することができますよ!

華やかで元気な踊りと、本場のビールを味わう休日。この秋のおすすめです!
■横浜よさこい祭り
■横浜オクトーバーフェスト2022
今後の特集の参考にさせていただきます。
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