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特集記事【2010年4/20日号】

ただでさえカワイイ動物、その赤ちゃんのカワイさといったら、どんな方でも頬が緩んでしまいますよね。

春は動物達にとって「ベビーラッシュ」の季節。春先に生まれたカワイイ赤ちゃん達がこぞって動物園にお目見えしています。元気に走る姿はもちろん、春の陽気に誘われてウトウトと居眠りをしたり、お母さんのおっぱいをもらったり、親たちの仕草を見よう見まねで真似してみたり・・・なんとも心癒される姿を私達にみせてくれます。

今回は、この春に赤ちゃんが生まれたり、仲睦まじい親子の姿が見られる動物園をご紹介しましょう!
横浜市の南部に位置する、緑豊かな金沢自然公園。休日のなると大勢の家族連れで賑わう同公園の中に、世界の珍しい草食動物が勢揃いする金沢動物園があります。今、金沢動物園で見ることができる動物の赤ちゃんは、キリン、スーチョワンバーラル、カバなどです。さっそくその愛らしい姿をご紹介していきましょう。

まずは「アミメキリン」の赤ちゃんです。写真を見るだけでも、ため息が出るほどカワイイですよね!

アフリカ中東部のサバンナに生息しているアミメキリン、その頭高は大人で3.8〜4.8メートル、赤ちゃんでも頭高1.7〜2メートルほどあります。赤褐色の地に白っぽい多角形の模様が網目のように入っているのが特徴です。

待望の赤ちゃんが生まれたのは、今年の2月4日。お父さんは、念願かなってやっと“お父さん”になった11歳の「ワンダー」。お母さんは、埼玉こども動物自然公園から繁殖目的で来園している「ミルク」です。ミルクは初産ということもあって当初はなかなか授乳ができず、赤ちゃんもなかなかおっぱいを吸うことを覚えなかったそうですが、今はミルクのお母さんぶりも板についてきて、仲睦まじい親子の姿を園内で見ることができます。

生まれたてでも2メートル近くある赤ちゃんですが、お母さんもかなりの高さですので、その体長差も見どころのひとつ。

さらに4月に入ると、当初は内側に向いて倒れていたツノもしっかりと上向きに立つようになってきました。

それでも表情には赤ちゃん特有のあどけなさがまだ残っています。

元気なメスの赤ちゃんの愛称ですが、一般投票の結果「ウララ」に決まりました。立春の日に生まれたため、“春うらら”なのんびりとした感じが由来となっているそうです。

「ウララ」が公開されているのは、9時30分から14時の間(天候や体調などによって公開できない場合もあります)。絵本の世界から抜け出してきたような、そのかわいらしい姿をぜひ見に行ってくださいね!
次に紹介する金沢動物園の赤ちゃんは、スーチョワンバーラルの赤ちゃん。なんとも聞き慣れない名前ですが、たくましいツノのあるウシ科の仲間です。

生息地は中国・四川省などです。中国名は「岩羊」。その名のとおり、標高3、000m以上の起伏の激しい山岳地帯に生息しています。優れた跳躍力とバランス感覚を持ち、危険を察知するやいなや、追っ手も近づけない高所へと駆け登る敏捷性を持ち合わせています。

岩山に立つ大人のスーチョワンバーラルの姿はなんとも雄雄しいものですが、赤ちゃんとなるとそのカワイさは折り紙つき!!平成17年以降、連続してオスの赤ちゃんが生まれていましたが、今年の2月11日に誕生した赤ちゃんは久しぶりのメスです。

現在、オスの群れとメスの群れを日替わりで交互に公開されており、メスの群れが公開される日に赤ちゃんの姿をみることができます。原則、奇数日がメスの群れの展示日です。

そしてもうひとつ注目したいのは、インドサイの赤ちゃんです。インドサイは、野生では2500頭しか生息していないといわれる希少種。国内の飼育頭数も8頭のみです(2009年8月31日現在)。

大人になると体重2トンにも迫るほどになるインドサイですが、昨年8月に生まれた赤ちゃん「ブンタ」は、まだまだ子どもっぽさが残っていてカワイイ!お母さんが大好きなようで、寄り添って眠っている姿がよくみられます。日に日に体重は増えているようで、大人のマネをして角をこすりつける動作にも愛嬌があります。

もちろん、赤ちゃん以外にも金沢動物園・金沢自然公園には見どころが盛りだくさん。市内最大級のローラー滑り台や「かなざわカブトムシの森」、ふんだんに広がる自然に、絶好の眺めが楽しめる「しいの木山展望台」など、家族で楽しめるスポットが多彩です。ゴールデンウィークにクイズラリーやスペシャルガイドなどのイベントも実施されていますので、ぜひともご家族で出かけてみてはいかがですか?
■横浜市立 金沢動物園
住所:神奈川県横浜市釜利谷東5-15-1
お問い合わせ:045-783-9101
ホームページ:http://www.kanazawa-zoo.org/
 
埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」は、動物をより身近に感じることができる動物園。ライオンやトラなどはいませんが、広い敷地内で放し飼いになっている動物がいたり、直接触れ合う経験ができたりする点が魅力です。

この動物園で見ることができる赤ちゃんは「マーラ」。

テンジクネズミ科の仲間に属し、南米に生息する動物ですが、大きさはネズミよりも格段に大きく、うさぎのようでいて鹿っぽくもあり、カンガルーにもちょっと似ている小動物。黒くつぶらな瞳にピョコンと立った耳、モコモコ、モフモフとした胴体・・・うーむ、やっぱりカワイイ要素、満載ですね!

このところ段々と知名度が高まってきつつあるマーラですが、当初は「ウサギが逃げてますよ!」「シカが逃げてるよ!」といった通報もしばしばあったそうです(笑)。そう、ここで「逃げている」と言われるということは・・・つまり「放し飼い」になっているということ!檻や囲いの中ではなく、自由奔放に過ごす動物達の姿は、ぜひお子さんにも見せたいですよね。ちなみにクジャクも放し飼いになっています。

なお、お母さんのおっぱいを飲んでいるマーラとは別に、今年の3月26日に生まれた2頭の赤ちゃんもいます。こちらはまだまだ小さく、モルモットのよう。マーラのお母さんは「おすわり」の姿勢で子どもにおっぱいをあげますが、とても神経質な動物なので、驚くと巣箱に隠れてしまいます。そーっと、静かに覗いてみてくださいね。

同じく3月の下旬には、ホルスタインの「シヅク」が男の子を出産。名前を「タッコロ」といいます。現在は飼育員がミルクをあげています。ミルクをあげてみたい方は、10時、13時40分、16時15分に乳牛コーナーに集まりましょう。まだまだ小さいため、あっという間に飲み終わってしまうそうなので、お早めに!なお、体調によって中止になる場合があることもご了承ください。
同動物園のアイドルといえば、まずは「カピバラ」。げっ歯類の中では最大の大きさを誇るカピバラも、人気赤丸急上昇中の動物ですよね。おっとりとしていて愛らしく、マイペースな姿も人気の一因でしょう。

同動物園の場合は冬場限定で「カピバラ温泉」を実施。画像をご覧いただければわかるように、温泉にはエサとなる菜っ葉(白菜?)が浮いていて、一番奥のカピバラはアタマに菜っ葉が乗って「いい湯だナ♪」状態になっています(笑)。マイペースぶりがよーく現れてますよね。現在、温泉は残念ながら終了していますが、その愛嬌溢れる姿は園内で見ることができます。

やはりマイペースなだけに「ゴロ寝」していることも多々ありますので、2度3度と足を運んでみてもよさそうです。旧カピバラ舎は4月末まで改修工事中ですが、「カピバラ・ワラビー広場」で見ることができます。カピバラのぬいぐるみや携帯ストラップも、この地ならではのお土産ですよ。

そして「コアラ」もやっぱり人気者。同動物園に来てコアラを見ない人はいないほどです。ただしコアラは夜行性のため、昼間は寝ていることがほとんど。寝ている姿もまた愛嬌があってカワイイものですが、午後1時すぎのご飯タイムにはのそのそと起きだして、ご飯をパクパクと食べる姿が見られることでしょう。

動物と直接触れ合えるコーナーもありますよ。乳牛コーナーでは、毎日誰でもウシの乳しぼりができます。もちろん、スタッフが絞り方を教えてくれるので小さなお子さんでも大丈夫。「なかよしコーナー」では、ヤギやミニブタ、フクロウなどが放し飼い状態。1日3回、ウサギやモルモットとの触れ合いタイムもあります。

「カンガルーコーナー」も、柵のない状態でカンガルーを間近に見ることができる貴重なスポット。柵がないだけに、カンガルーの走りや跳躍も迫力満点です。運がよければ、ここでも「赤ちゃん」を見ることができるかも。カンガルーの赤ちゃんですから、お母さんカンガルーの袋からピョコッと顔を出す姿がみられるかもしれません。

マーラやクジャクなど放し飼いにされている動物もたくさんいますが、動物を追いかけたりしてはダメ。ルールを守って、楽しく動物と触れ合う一日を過ごしてみてくださいね。
■埼玉県こども動物自然公園
住所:埼玉県東松山市岩殿554
お問い合わせ:0493-35-1234
ホームページ:http://www.parks.or.jp/sczoo/index.html
 
桜の花も散り、目に鮮やかな新緑があちこちで芽吹いている上野の森。皆さんご存じ、上野動物園でも、この春、元気な赤ちゃんや親子の姿を見ることができます。

まずはマレーグマの子ども「ウメキチ」です。ウメキチが生まれたのは昨年の10月。寒い冬の間は公開を控え、今年の3月16日から公開されています。 マレーグマは、クマの仲間の中ではもっとも小さい種。中国南部から東南アジアにかけての熱帯・亜熱帯地域の森林に生息しています。性格は、クマの中では最も温厚といわれているタイプ。

そのため海外ではペットとして飼われることもあるほどです。ハチミツも大好物なので、さしずめ「クマのプーさん」に近いかも。木登りが得意で、木の上でヤシのやわらかい芽なども食べます。

クマの赤ちゃんは、約300グラムという未熟な状態で生まれます。成長も意外と遅いため、生まれてから5ヶ月ほど経っている「ウメキチ」も、まだまだやんちゃでカワイイ盛り。好奇心旺盛で、大人のクマが登れないような木にもグングンと登っていくため、お母さんの「モモコ」はその度に心配そうにハラハラ、ソワソワしているとか。そんな親子の姿も見てみたいですよね。

さらに背伸びしたいさかりなのか、子ども用に細かくしたエサに目を向けず、大人の大振りなエサを食べようとするウメキチは、食べているときにバランスを崩しがち。そのため後ろにコロンと転がってしまうそうです。そんな姿、可愛くないわけがありません!

春の暖かい日差しを受けながら木の上に寝そべっているマレーグマの「ウメキチ」。そんな我が子を心配そうに見上げている、育児があんまり得意じゃないお母さんの「モモコ」。ぜひともそんな親子の姿に癒されてください。
上野動物園の西園にある「小獣館」。ネズミの仲間やマングース、リス、モモンガ、ムササビなど、小さい動物達が勢ぞろいしている小獣館にも、この春たくさんの赤ちゃんがお披露目されています。

まずは「ミーアキャット」。アフリカに生息するマングースの仲間です。後ろ足で直立する姿の愛らしさから、このところ知名度も高まっています。今年の1月26日に生まれた2頭の赤ちゃんはやんちゃ盛り。好物のエサを独り占めしようとしたり、取っ組み合ってじゃれあったりと、人間の男の子の兄弟のよう。親の真似をして後ろ足直立する姿もしばしば見られるようになっています。

「スラウェシメガネザル」の子どもは昨年の11月生まれ。目の大きな、夜行性のメガネザルです。最初は飛び跳ねたり、エサを捕まえる姿もたどたどしかったのですが、このところだんだんと板についてきています。大人の体毛の色(灰色)にだんだんと近づいてきていますが、まだまだ子ども特有の愛らしさは健在です。

「マタコミツオビアルマジロ」の赤ちゃんは今年の3月11日生まれ。大人のアルマジロは黒っぽい茶色で、皮膚も硬そうにみえますが、赤ちゃんは肌色でまだまだ柔らかそう。巣箱に入っていることが多いため、エサと体重測定の時間となる午後2時半から3時頃までの間が、その姿をじっくりと見られるチャンスです。

小獣館の動物たちは、暖かさが増してくるこれからが本格的な出産期。いろんな動物が広い敷地で暮らす上野動物園ですが、赤ちゃんの姿を見たい人はぜひとも小獣館に足を運んでみてください。

さらに「公開間近」の赤ちゃんもいます。昨年11月に生まれた、ニシローランドゴリラの「コモモ」。ゴリラの赤ちゃんは病気になりやすいということもあり、これまではゴリラ舎内で過ごしていました。今年は4月に入っても寒い日が続いたのと、まだ群れに対して慣れていないということもあり、なかなか屋外に出せない状況ではありますが、少しずつ外で過ごすことにも慣れ始め、公式にお目見えすることも間近に迫っています。小さなゴリラの赤ちゃんの愛くるしい表情と、甘えん坊な立ち振る舞いは、見る者誰もが納得するカワイさです。こちらも待ち遠しいですよね!
■恩賜上野動物園
住所:東京都台東区上野公園9-83
お問い合わせ:03-3828-5171
ホームページ:http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/index.html
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