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特集記事【2011年1/20日号】

「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンら映画スターに端を発し、「東方神起」「KARA」「少女時代」といった音楽分野でも活躍目覚ましい“韓流”スター。そんな韓流ファンがこぞって足を運ぶ地といえば東京・新大久保界隈です。

韓流ブームが起きる前から、新大久保には多くの韓国料理店がありました。しかしブームが加速し、現在のように定着すると、料理店だけでなくCDやDVD、スターのブロマイドやグッズを売る店が相次いで登場し、原宿・竹下通りさながらの雰囲気に。韓国の食材を扱うスーパーなども一気に増えた感があります。もちろん、料理店もしかりです。

韓国料理といえば、唐辛子を効かせたスパイシーな料理が特徴的。寒い冬に食べると身体がぽかぽかと温まりますよね。オススメのランチを展開しているお店をご紹介してみましょう。

韓国伝統料理を謳う同店は、1階が海鮮系、2階が焼肉系の大型店。韓国の古民家風のたたずまいが良い雰囲気を出しています。ランチタイムのオススメは、おかず3品にキムチ、サラダ、スープ、海鮮チヂミ、春雨、トッポギがついてくる「石焼ビビンバ」コースが2,000円(2人前から)。2階では豚バラの焼肉「サムギョプサル」が980円(1人前から)。他にも味噌チゲや干しタラチゲ、キムチチゲなどの鍋料理やスープ料理もランチ展開しています。たくさんの副菜がついてくる韓国料理だけに、お腹いっぱいになること請け合いです!

 住所:東京都新宿区大久保1-17-10
 電話:03-3232-3339(1F)/03-3232-1139(2F)
ハンヤンとは、かつて栄華を誇った朝鮮王朝の首都の名前。新大久保の同店は、冷麺やプデチゲに定評のあるお店。しかしランチのイチオシは韓国伝統の鶏スープ料理、参鶏湯(サムゲタン・780円)です。高麗人参と鶏肉をメインにした参鶏湯は、夏バテ防止だけでなく冬の寒さ対策にも効果的。沸騰したアツアツのスープの中に、大ぶりの鶏肉が入っています。まずはスープを一口飲んで、塩やコショウでお好みに調節して味わいましょう。もっちりとした食感のモチ米、滋養強壮をつかさどり、冷えにも効果的な高麗人参やニンニク・・・この値段でこの美味しさ!と思える逸品です。
 住所:新宿区大久保1-14-18地創工業ビルB1
 電話:03-5272-6500
韓流スターのファンでなくても、新大久保に足を踏み入れるとそこは“プチ韓国”。ちょっとした海外旅行気分を味わうことができます。お店の店員さんも韓国の方が多くいますが、皆さん日本語も堪能ですので、まさにお手軽海外旅行。さっそくめぼしいスポットをご紹介しましょう。

まずは職安通り沿いのスーパー「韓国広場」。韓国で販売されている商品が所狭しと並んでいます。韓国海苔やキムチ、コチュジャン、韓国焼酎やマッコリ、さらに棒状の餅を甘辛く煮込んだ「トッポギ」の材料など、日本のスーパーではなかなかお目にかかれない商品がズラリ。面白いのは、インスタントラーメンやお菓子です。パッケージの写真でどんなモノかだいたいわかりますが、日本とはちょっと違うアレンジが効いているものも多くあって、見ているだけで楽しくなりますよ。

職安通りを挟んだ斜向かいには、「コリアプラザ」があります。こちらは食品以外のモノが充実。K-POPのCDや韓国ドラマのDVD、スターのサイン入りグッズなどが揃っています。CDを視聴できるのも嬉しいところ。また、2階には韓流スターの雑誌をはじめ、現地の書店なみの品揃えです。

さらに地下1階の「コリプラカフェ」では、韓国の伝統茶がメニューに並んでいます。韓国ではポピュラーな「ハチミツかりん茶」や、漢方としても知られる「オミジャ茶」、干し柿などの甘味とショウガ、シナモンを加えた定番茶「スジョングァ」など、ぜひ味わってみてください。ショウガとシナモンはどちらも身体を温める食材ですので、冷えにお悩みの方にはスジョングァがお薦めですよ。また、新大久保界隈のスーパーでは、これら伝統茶が粉末状になったスティックタイプを売っていますので、お気に召した方は買って帰るのもよいでしょう。

さて、では韓流関連以外の名所はあるのかといいますと、職安通りを明治通りへ向かって歩いたところにある稲荷鬼王神社がおすすめ。ここはちょっと変わった神社で、鬼を“春の神”とみなし、節分には「福は内、鬼は内」の掛け声で豆まきが行われます。手水鉢の近くに造った空洞に水滴が滴り落ち、その反響音を風流に楽しむ「水琴窟」があるのも特長です。賑やかな街歩きを楽しんだあとは、この神社にお参りして静かな心を宿すのもよいと思いますよ。
 
東京都港区白金、隣接する白金台に住む主婦や、白金界隈の散策を楽しむ女性を指す“シロガネーゼ”という言葉。この言葉が生まれたのは、1998年のことです。高級住宅地として一般的に知られるようになり、現在もお洒落なブティックが多く軒を連ねています。かといって雑多な雰囲気には決してならず、閑静さを残しているのがこの街の特長といえるでしょう。

そんな白金の地で楽しみたいランチといえば、フレンチ。現地で腕を磨いたシェフが厳選した素材を駆使して作る逸品は、ぜひとも一度は味わっておきたいところです。夜ですと少々値が張るお店でも、ランチであれば比較的お値打ち価格でその味、その店の雰囲気を満喫することができますよ。
プラチナ通りの裏手にひっそり佇む同店は、シェフが足を運んで仕入れる鎌倉の野菜と四季折々の厳選素材を駆使した本格フレンチのお店。ランチタイムのAコースは、スープとして「クレーム・ド・シューフルール イベリコチョリソー」、本日の前菜、お肉かお魚か選べる主菜は「スズキのスナッケ 鎌倉野菜のエチュベ 蛤のエッセンス」か、「柔らかく煮込んだ豚肉〜コンフィ・ポワレ〜燻製の泡」。さらにデザート、コーヒーで2,800円(税・サービス税別)。もちろんワインとの相性も抜群で、お昼といえど一杯頼みたくなるのは必至です。居心地のよい空間で、美味しさをかみしめるひとときを過ごせますよ!
 住所:東京都港区白金台5-18-17ゴールドフォレストビル2F
 電話:03-5447-8890
木目を基調とした店内で気軽に楽しめるフレンチダイニングを実現している同店は、肉料理の真髄に迫るメニューの数々が魅惑的。ランチコースは2種類で、Aコースはアミューズに始まり前菜、スープ、メイン(肉or魚)、デザート、コーヒーor紅茶orハーブティーのメニューで2,900円。メインはプラス1,000円で4種の肉のデギュスタシオン・プレートに変えることができます。“デギュスタシオン”は“ティスティング”の同義語。鴨、和牛、豚など、厳選素材が本来備えている旨味が存分に引き出されています。その他、4,500円のコースも人気。各種ワインもじっくり堪能することができます。
 住所:東京都港区白金1-27-6白金高輪ステーションビル1F
 電話:03-5793-5757
高級住宅街、白金の目抜き通りといえるのが、外苑西通り。特に目黒通りの白金台交差点から白金6丁目の交差点までの区間はお洒落なブティックやカフェが多く立ち並び、“白金”の名にあやかって「プラチナ通り」と呼ばれています。

また、単に高級住宅街なだけでなく、文化的な施設の多さも白金の特長です。まず立ち寄ってみたいのは、国立科学博物館付属自然教育園。6万坪に及ぶ広大な敷地は、大正時代に御料地として一般人の立ち入りが禁止されており、都会の真ん中にありながら貴重な自然が残る結果となりました。戦後になって区域そのものが天然記念物に指定され、一般人も入園できるようになっています。

園内にはコナラ・ケヤキ・ミズキなどの落葉樹をはじめ、カシやマツなどの常緑樹、さらに四季折々に咲く花など、約800種の植物があり、動物や昆虫など約1500種が自然の中で暮らしています。都会にいながらにして、これだけの森はなかなかありません。池や小川もあり、のんびりと散策するには最適です。

同園に隣接しているのが、東京都庭園美術館。1933年、旧朝香宮(あさかのみや)邸として竣工した同館の建物は、その後、首相公邸・迎賓館などとしても利用されてきました。アール・デコ様式の威風堂々とした姿は、建物そのものが美術作品といった装いです。美術館前には、その名に由来する庭園が広がり、日本庭園、西洋庭園、芝生広場の3つの区域にわかれています。庭園のみを利用することも可能です(一般:200円)。

同美術館では、国内外の絵画をはじめ、現代美術、陶磁器、デザインなどの展覧会を随時開催しています。3月27日(日)までは、「20世紀のポスター[タイポグラフィ]〜デザインのちから・文字のちから〜」を開催中。20世紀を代表するポスター作品、約110点を展示しています。

国立科学博物館付属自然教育園の北側に位置する松岡美術館も、閑静な白金の街にフィットした美術館。東洋陶磁をはじめ、日本の近代絵画・現代絵画、中国の明清書画、、インド彫刻、ヴィクトリア朝絵画、古代オリエント美術など、作品は多岐に及んでいます。

お洒落なブティックをチェックした後は、庭園散歩や美術館巡りを楽しむ白金台散歩。ズバリ、オススメです!!
 
東京都江東区の深川一帯は、通称“もんなか”。富岡八幡宮の別当・永代寺の門前町として発展した、門前仲町です。江戸情緒が色濃く残るこの地のグルメといえば、江戸前の深川丼。農林水産省が選定した「郷土料理100選」にも選ばれています。東京湾、とりわけ隅田川河口沿岸の海の幸だったアサリやハマグリ、ネギなどの野菜を煮込んだ味噌汁を、ご飯の上にかける“ぶっかけめし”です。江戸末期、漁業が盛んな街だった深川において、漁師たちは「安い」「早い」「手軽」な深川丼で胃袋を満たしていたといいます。

現在も門前仲町界隈には、この深川丼をメニューに掲げる店がいくつかあります。同時に、アサリを炊き込んだタイプのもの(深川めしと呼ばれることが多い)を出すお店も。さっそくおすすめのお店をご紹介しましょう。
素朴で質素、“漁師の飯屋”といった風情漂う同店にはアサリとネギ、油揚げの入った味噌汁をご飯にかけた、昔ながらの“ぶっかけめし”スタイルの深川丼と、あさりを炊き込んだ深川めしの双方がメニューにあります。しかもランチでは、この2つをいっぺんに味わえるセットメニューも!!深川丼で使われている味噌は、八丁味噌をメインにいくつかの味噌を組み合わせた、風味とコクが際立つ逸品。食欲をかきたててくれるとともに、アサリの身もふんわりとしていて美味しいことしきり。一方、深川めしは上品であっさりとした味わい。少々濃いめの味付けがお好みの方は深川丼、あっさりめがお好きな方は深川めしが合いそうです。
 住所:東京都江東区富岡1-8-6井関ビル1F
 電話:03-3642-9654
夜は昔ながらの大きなしゃもじで料理を出す炉端焼きの同店は、ランチタイムも賑わいをみせています。こちらの名物は「深川あさり蒸籠飯」。炊き込み系の深川めしです。蒸籠で蒸しあげた一品は、あさりの身のプリプリとした柔らかい歯ごたえを楽しめるとともに、あさりの旨味も凝縮。上にかかっている青のりの風味と絶妙にマッチしています。その他、甘めのタレで仕上げた江戸前穴子蒸篭飯や、季節に応じた旬の素材を駆使する蒸篭飯も。思えばあさりも青のりも穴子も、かつては江戸で獲れたわけですから、昔の人は同じような味の料理を楽しんでいたかもしれません。あさりの旨味をぜひ、楽しんでください。
 住所:東京都江東区富岡1-5-1
 電話:03-3641-0660
由緒正しい寺社仏閣が今もなお健在な門前仲町は、江戸情緒を楽しむ散策にうってつけ。まず訪れておきたいのは“江戸最大の八幡さま”として知られる富岡八幡宮です。寛永4年(1627年)に創建された同八幡は、3年に1度行われる深川八幡祭りが江戸三大祭のひとつに数えられ、祭りに登場するお神輿は日本最大といわれています。

訪れるオススメの日は、毎月1日、15日、28日。この日は月次祭が行われ、門前仲町交差点から富岡八幡までの間と、隣接する深川不動尊の参道において縁日となります。たこやきやアンズ飴などの定番屋台に加え、時にはカルメ焼きの屋台が出たりするのも門前仲町らしいところ。賑やかな喧騒が下町の散策を彩ってくれることでしょう。

このうち、15日と28日はフリーマーケットも同時に開催。日用品や雑貨、小物など、多種多彩な品々が並びます。一方、毎月第一・第二日曜日には骨董市が開催され、第一日曜は西洋の品が、第二日曜は東洋の品が中心となって出店されます。のんびりとお散歩しながら、これらの市を楽しんでみてはいかがでしょう。

また、7つの寺社を巡り歩く「七福神めぐり」は全国各地に存在しますが、恵比寿神のいる富岡八幡宮を皮切りに、弁財天の冬木弁天堂、福禄寿の心行寺、大黒天の円珠院、毘沙門天の龍光院、布袋尊の深川稲荷神社、寿老神の深川神明宮と7つの寺社を巡る「深川七福神めぐり」はとみに有名。理由のひとつとしては、7つの寺社が比較的近いところに位置しているため、他の地域のそれと比べて気軽に巡れるからでしょう。色紙・笹・鈴の授与は元日から1月15日までの間ですが、基本的にいつ巡ってもOK。ご利益を授かりながらのお散歩はおすすめですよ。

江戸の歴史に興味のある方は、深川江戸資料館もおすすめ。八百屋や長屋、船宿に火の見やぐらなど、江戸の深川の街並みを吹き抜けの大空間に実物大再現した展示や、江戸の芝居小屋の雰囲気をそのまま残した小劇場、その他季節感のある展示が行われています。

自然の中を散策したい方は、清澄庭園も程近い距離にあります。泉水、築山、枯山水がおりなす回遊式林泉庭園です。一時は荒廃したものの、明治初期にかの岩崎弥太郎が買い取り、庭園を造る計画を立てて竣工したといわれています。新春は、寒さをしのぐために藁でかまくら状に囲った冬牡丹の可憐な姿が印象的。全国各地から取り寄せた名石も園内に点在しています。

深川丼と江戸の下町を存分に堪能するひとときを、ぜひ過ごしてみてください。
 
 
 
今後の特集の参考にさせていただきます。
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