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特集記事【2011年3/20日号】

可愛くて珍しい動物は、時として“ブーム”となります。カワイイ!こんな動物がいたんだ!と皆が注目するわけですが、近年でいえば「アルパカ」に人気が集まっているようです。テレビCMや雑誌などでも、その風変りで愛らしい姿をご覧になったことのある方も多いと思います。

アルパカはラクダの一種で、南アメリカ大陸原産の家畜種。チリやペルーなど、アンデスの高地などで放牧されているほか、ヨーロッパやオーストラリア、アメリカ、ニュージーランドでも飼育されています。

まず目に付く特長は、その長い首。カラダの大きさからして、その長さはおかしくない!?とツッコミたくなるような、不思議なユーモラスさが備わっていますよね。一般的なアルパカは、だいたい80〜90センチ程度の体高です。

そしてふかふか、もふもふとした毛。アルパカの毛は高級な生地素材として見なされていますが、毛がかなり細いため、柔らかな肌触りになるというわけです。

さらに、優しくてキュートな表情。口元は、笑っているかのように口角がゆるやかに上がっています。そしてつぶらな目。まつ毛が長いところもポイントです!目尻も少し下がって、優しい表情になっています。見ているだけで優しい気持ちになれる…そんな動物ですよね。

臆病な反面、好奇心旺盛なところもある性格も、チャームポイントのひとつといえるでしょう。臆病とはいえ、人の手によって慣らされたアルパカには、餌を手で食べさせることができるそうです。

そんなアルパカ達にあえるのが、栃木県の那須に広がる那須アルパカ牧場です。CMで一躍有名になったアルパカの「はなこ」もいますよ!
同牧場は、日本初のアルパカ牧場として誕生しました。高地の寒冷な地で暮らしているアルパカゆえ、日本百名山のひとつである那須岳、その山麓に広がる那須高原の気候は向いています。北海道も気候的に適していますが、首都圏の人にこの珍しい動物を知ってもらいたい、という思いがあったため、この地が選ばれたのだとか。

日本で最も多い400頭あまりのアルパカが暮らす同牧場では、「オスアルパカゾーン」「メスアルパカゾーン」、若いアルパカがいる「アルパカ少年隊」など、性別や年齢によってゾーン分けされています。

メスアルパカゾーンには「ナスピチュ」と名付けられた7mを超える岩山があり、山の上の餌付けタイムでは、たくさんのアルパカがこの山を登ってきます。たくさんのアルパカがいる圧巻の風景を見たいのなら、このゾーンは外せません。

アルパカとじかに触れ合いたい方は「ふれあい広場(300円/10分)」。エサをあげたり、記念撮影をすることができるエリアです。前述した“もふもふの毛”にぜひとも触れてみてください。いっそう親近感が沸くことでしょう。

子どものアルパカのことは「ベビーアルパカ」、赤ちゃんアルパカのことは「クリア」と呼ばれています。牧場内の「クリアゾーン」では、毎年春に生まれたクリアをみることが可能。その可愛らしさは折り紙つきです!そんなクリアと一緒に散歩したり、記念撮影することができるのは「お散歩広場(500円/10分間)」。幼い表情を間近で見られるとあって人気を博しています。

ちなみに、アルパカ以外にもミニチュアホースやダチョウもいます。誰もが「楽しかった!」「癒された〜」と笑顔で帰路につける那須アルパカ牧場。ぜひ一度、動物達に会いにいってみてはいかがですか?
■那須アルパカ牧場
 ホームページ:http://www.nasubigfarm.com/
 
北海道の動物園といえば、旭川市の旭山動物園が有名です。しかしながら、他にも興味深い動物の暮らしを観ることができる動物園があること、ご存じですか?そのひとつが、釧路市動物園です。

1975年に開園した同動物園は、敷地面積47.8ヘクタールを誇る広大な動物園。ゆったりとした敷地に、ライオンやトラ、クマといったお馴染みの動物から、ここでしか見られない希少な動物たちが暮らしています。

まずは国の天然記念物、シマフクロウ。世界最大級のフクロウです。アイヌ語では「コタンコロカムイ(集落の守り神)」と呼ばれ、崇められてきました。しかし近年は生息数が世界的に減って、日本では北海道のみに生息しています。その数もわずか120羽程度です。同動物園は、1995年に世界で初めて飼育下での繁殖に成功し、国内唯一のシマフクロウ保護育成センターになっています。

実際に目の当たりにすると、やはりその大きさと存在感に圧倒されます。一般的なシマフクロウの体長は70センチほど。さらに翼を広げたときの長さは180センチにも達し、なんともダイナミック!運が良ければ、シマフクロウが飛ぶ姿が見られるかもしれません。ちなみに、釧路空港には翼をダイナミックに広げたシマフクロウのオブジェが飾られています。釧路を代表する動物といってもよいでしょう。

また、国の特別天然記念物に指定されているタンチョウも、同動物園で見ることができます。昭和57年には野生の個体数が300羽ほどで絶滅が危惧されていましたが、同園内にタンチョウ保護増殖センターを設置。4羽でスタートした飼育はその後も順調に繁殖を続け、現在の野生個体数は1200羽を超えるほどの成果を上げています。

白と黒、そして頭頂部の赤。いわゆる私たちが想像する「ツル」の姿をしているタンチョウは、気品に溢れていますよね。日本でも昔から錦絵などに描かれたりして、その美しさは語り継がれ、おめでたい動物としても崇められてきました。そういえば、かつての千円札(夏目漱石の肖像)の裏面に描かれていたのもタンチョウですね。その姿を、ぜひ同動物園で目の当たりにしてみてはいかがでしょう。
珍しくてかわいい動物として、大ブレークしてもおかしくないんじゃないか!?と思っている同園の人気者たちをご紹介しましょう。

まずはカナダカワウソ。もともと日本にも生息していたようですが、現在は確認されていません。その姿を目撃した人はカッパと勘違いしたことから、カッパ伝説のルーツになったという説もあるほどです。愛嬌たっぷりで表情豊かな顔をしているので、何か別の生き物と勘違いしてもおかしくありませんよね。

水の中では素早い動きで泳ぎまわるカナダカワウソですが、陸に上がったときも見逃せませんよ。餌の時間が近づいて飼育員さんが通りかかると、写真のようにスックと立ち上がります(笑)。飼育員さんが餌となる魚を頭上に掲げる際も、2頭とも「きをつけ!」の姿勢で、ワンちゃんにご飯をあげるときのような振る舞いをします。その姿は必見ですよ!

もうひとつ、ここでしか見られない動物をご紹介しましょう。それが「エゾクロテン」。テン(貂)はイタチ科の動物で、日本や朝鮮半島に生息する動物です。

エゾクロテンは北海道に生息するテンの仲間で、2009年に園内でケガをしていたところを保護。現在は北海道ゾーン内のヒグマ観察窓の横で暮らしています。

アイヌ語での呼び名は「カスペキラ」。これは「しゃもじを盗む者」という意味なんだとか(笑)。人里に降りてきていたずらをしたり、家禽を襲ったりするため、この名がついたそうです。肉食でワイルドな性格のようですが、姿の可愛らしさとのギャップがたまりません!子犬のような愛らしい表情がなんともいえませんよね。

珍しい動物たちの宝庫といえる釧路市動物園。北海道旅行を計画する際には、ぜひとも観光の候補地として覚えておいてくださいね。
■釧路市動物園
 ホームページ:ホームページはこちらから>>
 
同動物園のスターは、白と黒のツートンカラーをなしたホワイトタイガー。インドに生息するベンガルトラの変種で、全世界でも200頭、日本ではおよそ20頭ほどしかいない希少動物です。現在は、白い体毛と、水色の目が特徴のオス「リュウ」と、木登りが上手なオス「ロッキー」、泳ぐのが好きで、プールに入って玉(ブイ)で遊ぶ姿も運が良ければ見られるメスの「メープル」がいます。同園には立派なホワイトタイガー舎があり、ガラス越しの目の前で、迫力あふれる姿を眺めることが可能。その姿と、珍しいホワイトタイガーの生態をじっくりと観察してみてください。
ホームページ:http://www.tobuzoo.com/cgi-bin/zoo/zoo_index.php
世界三大珍獣のオカピや、岩山で暮らすウシ科の希少動物、ゴールデンターキンなど、珍しい動物が揃っている同園。絶滅の危機に瀕しているセスジキノボリカンガルーも見逃せません。名前のとおり、木の上で暮らす珍しいカンガルーで、木の葉を食べたり、器用に枝を歩いたり、木の上で寝そべったりしている姿を見ることができます。その表情はキツネのようでもあり、タヌキのようでもあり、イタチのようでもあり・・・ぜひ実際の目で、愛らしい姿を確認してみてください。また、一般的なカンガルーとは異なる生活ではありますが、お母さんの袋の中で子育てする点は一緒です。
ホームページ:http://www2.zoorasia.org/
動物園に行って、動かない夜行性の動物などがいると、ちょっと残念な気持ちになるものですよね。しかし逆に“動かない”姿がテレビ番組などで紹介されて一躍ブレークしたのがハシビロコウという鳥。木靴のように大きなくちばしで稀に「カタッカタッ」鳴らすクラッタリングをしますが、やっぱりあまり動きません。これは、じっと静かにしていて、水面に上がってきた獲物を一瞬で仕留める習性のためなんだとか。日本では3つほどの動物園にしか暮らしていませんが、同動物園でじっくり観察してみてください。見ているこちらとハシビロコウ、どっちが先に動くか勝負するのもアリ!?
ホームページ:http://www.city.chiba.jp/zoo/
動物園ではなく、“珍しいペット”が一堂に集まるイベント。2011年5月21日(土)・22日(日)の2日間に渡り、東京流通センター第2展示場のEホールで開催されます。ヘビ、トカゲなどの爬虫類、カエルなどの両生類、フクロウなどの猛禽類、フクロモモンガ、サルなどの哺乳類が展示され、展示者の許諾があればじかに触ることも可能。また、即売会も行っているので「ちょっと変わった動物を飼ってみたい」という方はぜひ足を運んでみてください。両日とも、テレビ番組でお馴染みのムツゴロウさんによるトークショーもありますよ!
ホームページ:http://www.reptilesworld.jp/
 
 
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