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特集記事【2011年11/20日号】

2008年の夏に水族館の特集を組みましたが、今回はその冬バージョン。クリスマスシーズンを迎えるとあって、各水族館とも趣向を凝らしたイベントを開催予定です。イルカやアシカのパフォーマンスもクリスマス仕様になっていたり、幻想的な空間演出がなされていたりと、今からワクワクが止まりません!

そもそも、キラキラと輝く水の中を優雅に泳ぐ魚たちは、天然のイルミネーションといえるかもしれませんね。さらに前回の特集から3年を経過していますが、新しい展示や仕掛けが導入されていたりと、各水族館が着実に進化しているのがスゴイところ。魅せる、楽しませる仕掛けに思わず感心してしまいました。

それではさっそく、首都圏近郊の6つの水族館をご紹介してみましょう。
2011年5月、来場者1,000万人を突破した新江ノ島水族館。"えのすい"の愛称で親しまれる同館では、一年を通じて多彩なイベントが目白押しですが、この冬も充実のクリスマス仕様!館内の至るところで、クリスマス関連のイベントや展示が行われています。さっそくご紹介していきましょう。

まずは"えのすい"の人気エリアのひとつ、クラゲファンタジーホール。半ドーム式の空間に計17の水槽があり、常時15種類のクラゲを公開しています。水族館のショーといえば、イルカやアシカなどが定番といえますが、ここではクラゲたちもショーの主役を飾ります!今年の夏、世界初の本格的なクラゲショーとして人気を博した「満月の宇宙」、そのクリスマスバージョンを12月25日(日)まで開催中です。場所はもちろん、幻想的な空間が広がるえのすいの人気エリア、クラゲファンタジーホールです。海と宇宙が一体になったような壮大な世界をお楽しみください。

もうひとつ、同ホールを彩っているのが「幻想的なクラゲのグラスツリー」。館内では12月25日(日)まで、4つのツリーがお目見えしていますが、そのひとつが同ホールにあります。ツリーを形作るそれぞれのグラスの中でミズクラゲが泳ぐ姿は、なんとも不思議で幻想的。まず他ではみることができないといえるでしょう。

毎年恒例となっているツリーですが、今年はグラスツリーが空まで光を放つような演出を導入。より幻想的で美しい空間に癒されること請け合いです。

「小さなエビが彩るクリス"モス"ツリー」は、なぎさラウンジ前の水槽に設置されたツリー。赤と白の模様が美しい淡水エビ「レッドビーシュリンプ」の苔に隠れる習性を活かした可愛らしいツリーです。

緑色の苔(モス)で作られたツリーに身をよせる小さなエビの姿は、まるでツリーの飾りのようになります。
「相模の海ゾーン」の岩礁水槽前に設置されているのは、「デンキウナギのECOツリー点灯」。ご存じ、デンキウナギが出す電気を利用してクリスマスツリーのLEDイルミネーションが点灯します。

もうひとつのツリーは、湘南お祭り広場に設置された、高さ7メートルの美しいアクアツリー。今年は美しいデコレーションが施され、クリスマスムードは最高潮に達していますよ。ぜひともカップルやご家族と共に眺めてみてはいかがでしょう。
毎月テーマを変えて展示している「テーマ水槽」も、12月はクリスマス仕様。星形のヒトデ類をはじめ、シマイシガニやミステリークレイフィッシュなど、クリスマスにまつわる水の生きものたちを紹介しています。

それぞれの生きものがどんなふうにクリスマスと関連しているのかは、実際に現地でお確かめください。「テーマ水槽」の場所はペンギンプールの前です。一方、深海コーナーで紹介しているのは、マリンスノー。マリンスノーとは、プランクトンの死骸や排泄物が分解した粒子ですが、まるで深海に雪が降っているようにみえることから、その名がつきました。深海調査船の窓からみえる深海のマリンスノーと、そこに棲む生きものたちを紹介しています。

えのすいの中で最も巨大な相模湾大水槽を舞台にして毎日行われている2つのショー「フィンズ」「うおゴコロ」も、12月25日(日)までクリスマスバージョンで開催中。会場に流れるクリスマスミュージックと、気泡と雪の結晶が舞う水槽内の演出に、今年は美しい照明演出が施されています。

また、相模湾大水槽の前にて、期日限定で「アクアンのクリスマスコンサート♪」も開催。12月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)、23日(祝・金)〜25日(日)の、12時からと15時からの2回公演です。イルカショー「ドルフェリア"ハーモニー"」に登場しているアクアンと一緒に素敵なクリスマスをお楽しみください。ちなみに、コンサート開催日は「なぎさの体験館」2階で「光って奏でるハンドベル〜プワベルツリーを作ろう〜」を実施中。そこでハンドベルを作ってコンサートに参加すると、いいことが待っています!ぜひ参加して、一緒に盛り上がってくださいね。

もちろん、クリスマス関連イベントのみならず、ペンギンショーやイルカ・アシカショー「きずな/kizuna」も毎日開催。「相模の海ゾーン」や「川魚のジャンプ水槽」など、まるまる一日楽しめる展示がズラリと揃っています。ぜひともこの冬を"えのすい"で楽しみましょう!
■新江ノ島水族館
 ホームページ:http://www.enosui.com/
巨大水槽や展示数など、規模をアピールポイントにする水族館とは一線を画したユニークな水族館が「よしもとおもしろ水族館」。お笑いの代名詞ともいえる吉本興業が手掛ける水族館です。

横浜・中華街にあるビルの中に広がる同館、そのインテリアは"中国の小さな南の島の小学校"の装い。かわいらしい水槽に、ユニークな魚300種5000匹が泳いでいます。館内は14のゾーンに分けられていて、それぞれテーマがあります。最初の「ウェルカムゾーン」にあるのは下駄箱水槽。"小学校"ですから、やっぱり最初は下駄箱ですよね。靴や草履、足にちなんだ魚たちが泳いでいます。

その後は、「実験ゾーン」や「数学クイズゾーン」「びっくり擬態ゾーン」「危険度1000% 海のおそろしい生物ゾーン」など、面白い水槽が続々と登場。同館研究員の「さかなクン」のお気に入りの珍しい魚を集めたゾーンもありますよ。

「寿司&サンゴゾーン」では、水槽の中にお寿司屋さんが!!ダジャレもふんだんにちりばめられているところが、さすが「よしもと」といったところです。ちょっと笑えるギャグ水槽もあれば、興味深い実験水槽もあって、お子さんから大人まで楽しめる水族館となっています。さらに水槽にはクイズが出題されているので、楽しみながら魚たちの生態について学べる仕組みです。

水族館に行く前にも、楽しめる仕掛けがありますよ。まずは公式ホームページをみて予習!「みんなで考えよう」のページでは、答案用紙をダウンロードすることができます。答案用紙といっても堅苦しい勉強ではなく、小さなお子さんでも楽しめるクイズになっています。その用紙に答えを書き込み、プリントアウトして同館に持っていくと、入場料が大人200円引き、こども100円引きになるのでお得です!

そしていざ、水族館へ。「おさかな3択クイズ」は先端に磁石がついた「おもしろペン」を使って答えましょう。正しいと思うプレートのマークにペン先を近づけると、磁石の力で…あとは現地でのお楽しみです♪
「よしもとおもしろ水族館」のあるフロアには、実はもうひとつ水族館があるんです。それが2005年にオープンした「さかなの赤ちゃん水族館」です。

よしもとおもしろ水族館が"小学校"なら、こちらは"幼稚園"さながら。「一緒に遊ぼうゾーン」では、すべり台そのものが水槽になっていたり、ジャングルジムの間に水槽が埋め込まれていたりします。3歳から6歳までのお子さんなら、実際に遊具で遊ぶこともできますよ♪

「卵・孵化ゾーン」では、海や川にすむ生きものの卵を展示。大人になった姿は粘土で表現されています。「いろいろな赤ちゃんゾーン」は、大人の姿からは想像もつかない、かわいい赤ちゃんがズラリ。大人と赤ちゃんでは色や模様がまったく違う魚が集められています。

「実験ゾーン」では、ヒラメの赤ちゃんが普通の魚のように泳ぐ時期を、季節によって観察できる水槽や、魚は音を聞き分けられるのかを実験する水槽など、魚の不思議な生態に迫る展示が施されています。また、「この小ささは赤ちゃんでしょ」と思いきや、立派な大人という魚を集めたゾーンや、幼稚園のお道具棚にはめ込まれた餌付け公開水槽も楽しさいっぱいです。

「ウミガメの赤ちゃんゾーン」は同館の人気エリア。小笠原諸島の「エバーラスティング・ネイチャー 小笠原海洋センター」から赤ちゃんを借り受けて大切に飼育し、"子どもウミガメ"に成長したら小笠原に返し、新たに赤ちゃんを借り受けるというプログラムによって、同館でその姿を眺めることができます。2011年は、8月に孵化した3匹の赤ちゃんウミガメの展示が10月7日から始まりました。「大きなウミガメでも、はじめはこんなに小さいんだ」ということが実感できると同時に、小さな命がいっしょうけんめいに泳ぐ姿はカワイイの一言!必見です。

ちょっと他にはない、ユニークな展示が目白押しの水族館で、冬の休日をお過ごしください。
■よしもとおもしろ水族館・さかなの赤ちゃん水族館
 ホームページ:http://www.omoshirosuizokukan.com/
丸い水槽を見上げると、そこには悠々と泳ぐアシカ、その向こうはビルと青空……写真をご覧になって、驚かれた方もいるのでは?これは地上2m30cmの高さに設置した、直径8mのドーナツ型水槽「サンシャインアクアリング」。頭上にある水槽を"見上げる"ようになっていて、アシカやペンギンたちがその中を泳いでいます(アシカとペンギン、同時には泳ぎません)。生きものたちが、まるで都会の空を飛んでいるように感じることでしょう。手を伸ばせば届くような距離で眺められる臨場感もたまりません。

長い間、"都会の水族館"として親しまれてきたサンシャインシティの水族館。足を運んだことのある方も多いと思いますが、2011年の夏、新たな装いでグランドオープンを果たし、雰囲気や展示方法などがガラリと一新しました。新水族館のコンセプトは、"天空のオアシス"。南国のリゾート地を思わせる造りで統一され、水と緑、太陽に囲まれた中で、非日常を満喫できるようになっています。その象徴といえるのが「サンシャインアクアリング」ですね。

「サンシャインアクアリング」の隣りには、「アシカたちの砂浜」が広がっています。のんびりとひなたぼっこをするアシカをみることができる、砂で作られたアシカ専用ビーチです。砂が顔についたときの愛らしい表情に注目してもらいたい、という気持ちから生まれたんだとか。確かに、砂地の展示ってありそうでなかったですよね。ちなみに、「サンシャインアクアリング」は「アシカたちの砂浜」と、ペンギンが暮らす「ペンギンビーチ」とそれぞれつながっていて、アシカとペンギンは空に架かった連絡通路「天空パス」を通って「サンシャインアクアリング」にやってこられるようになっています。

芸達者のアシカたちによるパフォーマンスも見逃せません。グランドオープンを機に、360度、どの方向からでもショーが見られるステージとなりました。ステージと客席を隔てる柵もありません。しかも、ステージとの距離が1mもない場所に特等席を配置。細かい表情や息遣いまでもが伝わってくるような至近距離でパフォーマンスを楽しむことができます。

さらにクリスマスシーズンということで、2011年12月1日(木)から12月25日(日)までの期間中はアシカたちがトナカイの被り物をつけた演出を追加。愛らしさがさらに増すことは間違いなさそうです。ちなみに、飼育スタッフがペンギンの魅力を紹介する「ペンギン・フィーディングタイム」も、同期間中はクリスマス仕様。サンタクロースの格好をしたかわいいコスプレペンギンが登場しますよ!
その他の見どころもご紹介してみましょう。水族館1階のテーマは「大海の旅」。メイン水槽「サンシャインラグーン」は、旧水族館の約2倍の水量を誇り、温暖で比較的浅い海中「ラグーン」が再現されています。

蒼い海の世界を行き交う多種多彩な魚の群れ。ただでさえ美しい風景が視界に広がりますが、大型水槽としては珍しく、白い砂が水底に敷き詰められているところもポイント。美しさが際立つとともに、砂の中で生活する生きものの様子や、大型のエイが砂の中のエサを探し食べる様子が楽しめます。

日本初の展示「クラゲトンネル」も要チェック。光を受けてユラユラと浮遊するクラゲたちが、幽玄の空間を創り上げています。

天井の高さがおよそ2mと低いところも、臨場感が増すポイントのひとつです。もともとクラゲは泳ぐ力が乏しいため、水槽内に水の流れを作って浮遊させる必要がありました。

そのため、飼育・展示する水槽の種類が円形などに限られていたそうですが、水槽内の構造を工夫することで、水流が妨げられやすいトンネルでも飼育できるようになったそうです。

愛らしい表情をみせるラッコにも注目したいところ。くいしんぼうラッコの食事風景を楽しく解説する「ラッコ・フィーディングタイム」は必見です。ちなみにペンギンやペリカンのフィーディングタイムもありますよ。他にも、世界で最も深い湖であるロシアのバイカル湖にだけ生息するバイカルアザラシが、息継ぎのために水面に顔を出す様子も愛嬌たっぷり。目がクリクリしていてかわいいですよ。ゆったりと泳ぐマンボウや、巨大なピラルクも見逃せません。

なお、2月23日(祝・金)〜25日(日)の3日間限定のイベント&サービスもありますよ。この3日間に限り、営業時間が通常より3時間延長されます。照明演出が施された夜の水族館は、なんともロマンチック。大切な人とクリスマスムード溢れる幻想的な雰囲気を楽しんでください。屋外エリア「マリンガーデン」では、光と音と雪を使ってクリスマスの夜を演出する「Aqua Symphony of Lights」も実施されます(18:00〜20:40 /毎時00分、20分、40分の計9回)。

また、水族館1階のクラゲ展示エリア「ふわりうむ」前に、期間限定のバーが出現。カクテルを飲みながら、ゆっくりとくつろぐことができます。グランドオープンを経てパワーアップした同水族館で、大人のひとときをぜひ満喫してくださいね♪
■サンシャイン水族館
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