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特集記事【2012年7/20日号】

待ちに待った夏がやってきました!スカッと抜けるような青空に、ぽっかり浮かんだ白い雲。蝉しぐれに大輪の花火…楽しみどころが満載の夏ですが、やっぱり外せないのは海!どこまでも続く水平線に白い砂、海に出かけると、夏のミッションをひとつこなしたような気分になりますよね。

できれば南国のリゾートに行きたいけれど、関東近郊の近場であっても、ステキなビーチはたくさんあります!そこで今月は、おすすめビーチ特集です。ビーチそのものが魅力的なのはもちろんのこと、近隣のレジャースポットが充実しているところを選んでみました。

海水浴プラスアルファの魅力的なビーチの数々を、さっそくご紹介してみましょう!
伊豆半島の南端に位置する下田。夏は数多くのビーチが賑わいをみせます。その中で、最ものんびりと穏やかで、自然が色濃く残っているのが田牛(とうじ)地区。市内の混雑も程よく和らぐ同地区のオススメビーチを紹介しましょう。

まずは田牛海水浴場。田牛周辺の海岸線は、風と波によって複雑に変化していますが、同ビーチは長さ410m、奥行き50mと、まあまあの広さ。混雑度が少なく、比較的波も穏やかなため、小さなお子さんのいる家族連れにとって居心地のよいビーチです。天気のよい日は伊豆七島も望めます。ただし、ビーチアイテムを貸し出す公共施設がないため、ビーチパラソルやターフなどの日陰を作るアイテムはしっかり持参したいところです。

もうひとつ、同地区の穴場ビーチである碁石が浜海水浴場もおすすめ。浜にある石が波で削り取られ、あたかも碁石のようにツルリとした石になったところからその名がついたんだとか。そのため、ちょっと石が多めではありますが、色濃い緑と岩場に囲まれた、入り江状の小さな砂浜は、プライベートビーチ気分満点です。ビーチの端から端まで見渡せる距離なので、小さなお子さん連れにはもってこい!小魚や磯の生物を観察できる磯場や、ちょっとした洞窟もあって、小さいわりには楽しみどころも満載です。

駐車場からビーチまでは近いものの、こぢんまりしたビーチゆえに駐車場の収容台数は50程度。早いモノ勝ちですので、早めにお出かけすることをおすすめします!ちなみに海の家は1軒あるので、お食事はそこで済ませられますよ。
田牛に出かけた際はぜひとも立ち寄ってみたいスポットを2つ、ご紹介しましょう。まずは「田牛サンドスキー場」です。

田牛海水浴場と碁石ヶ浜海水浴場、ともに下田から伸びている国道136号沿いにありますが、田牛サンドスキー場は両海水浴場のちょうど真ん中くらいに位置しています。あまり聞き慣れない"サンドスキー場"という名前ですが、写真をご覧いただければわかるように、その風景もまた珍しいですよね。この地形は誰かが作ったものではなく、海からの風が強いため、自然に砂が斜面に吹き上げられて出来ているんだとか!その斜面は30度、てっぺんからの距離はおよそ45m。海に面した砂の斜面を、サンドスキーやソリで颯爽と滑り降りて遊ぶことができます。

海でソリ遊びなんて、なかなか体験する機会はありませんよね。ソリの貸し出しも行っていますが、実際にお持ちの方は持参して楽しみましょう。ちなみに段ボールの利用は禁止されています。風が強いときは砂が舞いやすいので、ゴーグルも持っていくと便利ですよ。

そんなサンドスキー場と同様、ちょっと他では見られない風景を作り出しているのが、近隣にある「竜宮窟」。駐車場から続く洞窟の中、階段を下りていくと、ふいに天井から日の光が降り注ぐ、崖に囲まれた神秘的な空間に辿りつきます。

海沿いの崖は、下が空洞になっていて、そこからは水平線が顔を覗かせています。夏でもひんやりと涼しく、ただ波の音が静かに聴こえてくる…日常からかけ離れた別世界そのものです。

ぜひともビーチで遊んだ後に、訪れてみてください。ちなみにここでも磯遊びができますよ。

自然が創り出した美しい風景と、静かな海。田牛の海は、この夏イチオシです!
■田牛観光協会
 ホームページ:http://izu-touji.com/
房総半島の南端に位置する館山。ちょっと遠いイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、東京から東京湾アクアラインを利用すれば、およそ1時間半で辿りつきます。館山には魅力的な海水浴場がいっぱい。その中でも、とびきりオススメなビーチが沖ノ島海水浴場です。

海上自衛隊・館山航空基地の海沿いに位置するのは、陸地と地続きになった無人島、沖ノ島。周囲は約1kmで、この島と陸がつながっている部分が砂浜、いわゆる海水浴を楽しむビーチゾーンです。海水浴シーズンにはいくつかの海の家も出現します。

面白いのは、館山湾の市街地に面した浜と、逆側の洲崎に面した浜とでは、水温が違うこと。市街地に面した浜のほうが若干温かめですが、海の美しさは双方とも同じ。平成20年に環境省が実施した海水浴場水質検査では、最高ランクの「AA」を獲得しています。

そんな美しい海だからこそ、ここにはなんと!サンゴが生息しています。一説によると、館山近辺がサンゴが生息できる北限だといわれています。ビーチの両端と島の周囲には磯場があり、チョウチョウウオやソラスズメダイ、メバルなど魚の種類も豊富。そのため、関東各地からシュノーケリングを楽しむ人が多く訪れます。ビーチで遊ぶにしても、シュノーケルと磯靴はぜひとも持参して、磯遊びも楽しみましょう。ただ、島の裏側は流れが速いため、不慣れな人はビーチの近くでシュノーケリングや素潜りを楽しんでくださいね。

また、探検気分で島を散策するのもオススメ。

うっそうとした森の中には小路があり、ところどころに小さなビーチや磯遊び場が点在しています。波風にさらされ、不思議な形に削り取られた岸壁や、戦時中に壕として使われていた洞窟など、この地ならではの景観も広がっています。

海水浴、磯遊び、島探検。この3つを同時に楽しめるところは、なかなか他ではありませんヨ!
■館山観光協会
 ホームページ:http://www.tateyamacity.com/
館山の夏がいちばん盛り上がる日は、 館山湾花火大会の開催日。今年は8月8日(水)開催です。大会会場は、JR館山駅から徒歩3分の距離にある北条海岸付近ですが、海岸線が南北に緩やかなカーブを描いているため、比較的どこからでも眺めることができます。沖ノ島海水浴場からの花火ビューもなかなかの風情!館山湾を一望できる高台にある城山公園もオススメスポットです。

打ち上げは19時30分からスタート。水中で炸裂し、水面にクジャクのような光の半円を描く水中花火をはじめ、大小の花火が一斉に100発以上も打ち上がる特大スターマインなど、関東屈指のダイナミックさを誇ります。なにしろ、わずか75分の間に約1万発もの花火が打ちあがるわけですから、豪華絢爛な花火絵巻が楽しめることでしょう。また、海外特設ステージでは、花火をバックに「花火とフラメンコ」と題して、全国学生フラメンコ連盟による情熱的なフラメンコが繰り広げられます。

もう一か所、この界隈で面白いスポットをご紹介しましょう。館山の北、富浦の海にあるその施設の名は、海上釣り堀「海王」。通常の釣り堀といえば淡水魚が対象となりますが、ここはもちろん海水魚!カンパチ、ヒラメ、ヒラマサ、イシダイ、シマアジ、ブリ、カレイ、マダイなど、かなりの上級者でなければ釣り上げられない魚が目白押し!しかしそこはそれ、釣り堀です。ビギナーにはスタッフがアドバイスしてくれるので安心。しかも、残念ながら釣れなかった時には、マダイ2匹を持ち帰ることができます。釣り道具なしの手ぶらで行ってもレンタルできます。

料金は、1部(7時〜12時)が大人1万三千円。2部(13時〜16時30分)が大人1万円と、通常の釣り堀に比べると割高ですが「釣った魚はすべて持ち帰りOK」だと聞くと、この料金もうなずけます。季節の魚や天然高級魚をはじめ、常時10kg以上の大物を放流していて、数匹釣れば元が取れてしまう(?)かもしれません。なにより、ビギナーでも大物の「引き」を体験できるのは貴重ですよね。ぜひ一度、トライしてみてください!
■館山湾花火大会
 ホームページ:http://tateyamacity.or.jp/hanabi/
■海上釣り堀「海王」
 ホームページ:http://www.turiborikaio.com/
西伊豆の観光名所として知られる堂ヶ島。その地に、知る人ぞ知るビーチがあります。それが乗浜海水浴場です。

砂浜は、決して広くはありません。しかしその分、人も少なめで水もキレイ。

なによりビーチの沖合に浮かぶ大小の奇岩や小島は、"伊豆の松島"との呼び声も高い景勝。蛇島に稗三弁島など、風光明媚な景色を眺めつつの海水浴は、なんとも贅沢。
これらの島が防波堤の役割を果たしているため、波が穏やかでファミリー向けのビーチになっています。ぷかぷかとゴムボートに揺られながら、この風景を独り占めしましょう!

さらにこの地は、近隣に楽しみどころが豊富。

乗浜海水浴場から徒歩5分ほどの距離には、沢田公園露天風呂があります。写真をご覧いただくとわかるように、目の前はもちろん海!

しかも断崖絶壁です。西伊豆は夕日の名所でもあるので、ぜひ夕暮れ時に訪れたいところ。6月から8月にかけては午後8時まで営業しています。ただし、毎週火曜日は定休日ですのでご注意ください。水平線に沈む夕日を眺めながらの露天風呂は、夏の思い出として色濃く刻まれることでしょう。
同じく乗浜海水浴場から歩くこと5分のところには、堂ヶ島遊覧船乗り場もあります。堂ヶ島の海岸線を高速クルーザーで走る「堂ヶ島クルーズ」は所要時間約25分。西伊豆で一番変化に富んだ海岸線をゆく「千貫門クルーズ」は所要時間約50分。

両クルーズのコースに含まれている見どころのひとつは、天然記念物に指定されている「天窓洞」という海の洞窟。その名のとおり、洞窟に入っていくと、ふいに天窓から光が差し込むかのように、洞窟の天井にポッカリと穴が開いています。その風景は、まさに自然が創り出した神秘の様相。この「天窓洞」とその周辺を巡る「洞窟めぐり」コースも用意されています。

海水浴だけではもったいない、堂ヶ島の夏。ぜひとも泊りがけで出かけたいですね。
■西伊豆町役場
■洞くつめぐり遊覧船
千葉県の東端、銚子にある銚子マリーナは、海水浴場をはじめ、海浜公園や芝生、ヨットハーバーなど、憩いのスポットが揃う複合施設。海水浴場そのものはあまり広くなく、海も遠浅ではありますが、ビーチからの風景は一見の価値アリです。

目の前に広がるのは、波の浸食によって生まれた断崖絶壁。銚子市名洗町から旭市飯岡刑部岬まで延々10qに渡る「屏風ヶ浦」です。イギリスとフランスの間、ドーバー海峡にも「ホワイトクリフ(白い壁)」と呼ばれる、同じような断崖絶壁が続いています。これにちなみ、屏風ヶ浦は"東洋のドーバー"と呼ばれています。 さて、銚子に来たら、ぜひともトライしたいのが、イルカ&ホエールウォッチング。長崎や沖縄、小笠原諸島といったイメージがありますが、東京から日帰りでウォッチングできるというのは驚きですよね。

イルカ&ホエールウォッチングを実施しているのは、(有)銚子海洋研究所。冬はクジラ、春はオットセイ、初夏は沖合イルカといったように、季節によって鑑賞できる生きものは変わります。7月から10月にかけては、沿岸イルカウォッチングのシーズン。対象は、白いイルカ「スナメリ」です。愛嬌のある目鼻立ちと、ずんぐりと丸く白い頭…水族館でご覧になった経験のある方もいらっしゃると思いますが、スナメリは比較的陸地に近いところに生息していて、銚子では年間を通してみることができるそうです。

所要時間はおよそ1時半とお手軽。7、8月は1日4回運航しています。事前に予約してからお出かけください。
■海水浴場開設(銚子市ホームページ)
■イルカ&ホエールウォッチング(有)銚子海洋研究所
今後の特集の参考にさせていただきます。
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