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特集記事【2013年12/20日号】

毎年恒例となりました、じょいふるねっとの新年パワースポット特集。これまで様々なパワースポットを紹介してきましたが、今回のテーマは皆さんご存じ「七福神」にちなんだパワースポットです。

七福神は、恵比寿様を除けば、もともとヒンドゥー教や仏教、道教など、インドや中国から入ってきた神々です。室町時代の末期には、現在の七柱の神様がそろい踏みになったといわれています。福を呼ぶ存在である七福神ですが、それぞれの神様には異なるご利益があります。

恵比寿…商業繁盛、豊作・大漁の神
大黒天…五穀豊穣の神
毘沙門天…大願成就の神
弁財天…恋愛・学問成就の神
布袋尊…家庭円満の神
寿老人…延命長寿の神
福禄寿…財運招福の神

どんなご利益を求めているかによって、それぞれの神様が祀られている場所に行くのもいいですね。すべての神様のご利益を授かりたいという方は、7つの社寺をめぐり歩く「七福神めぐり」がおすすめ。全国にはたくさんの七福神めぐりスポットがあります。それらにも触れつつ、さっそくパワースポットをご紹介してみましょう。
雷門をくぐり、仲見世で人形焼をほおばり、浅草寺にお参りをする。賑やかなお正月気分が味わえる街といえば、なんといっても浅草ですよね。元旦になる瞬間の午前0時から弁天山にある鐘楼で除夜の鐘が打たれ、初詣客が次々と訪れます。ちなみに2013年の初詣、浅草寺は三が日でなんと281万人もの人出があったのだとか!!

そんな浅草には浅草寺以外にもたくさんの寺社があり、七福神巡りもできます。浅草の七福神は、9社を巡る「浅草名所(などころ)七福神」と呼ばれ、幕末の頃より庶民に親しまれてきました。ところで、なぜ七福神なのに9社かといいますと、「九は数のきわみ」「天地の至数」「九は鳩。鳩は"集まる"を意味する」といった故事にちなみ、縁起がよいとされたことが由来なのだとか。福禄寿、寿老人が2社ずつあり、全部で9社というわけです。

浅草名所七福神には"巡り順"は無く、どの寺社から巡ってもOK。すべて巡ると、徒歩で4時間程。半日かけて、のんびりと浅草探訪を楽しみながら巡りましょう。

忘れてならないのは、それぞれの寺社に「授与品」があることです。「福笹」は、笹に七福神が描かれた福絵馬を各寺社でいただき、笹につけたもの。「色紙」は、オリジナルの色紙に御朱印をいただくもの。「福絵」は、七福神が描かれた絵に、各寺社の御朱印をいただくもの。どれもいわば"福のスタンプラリー"といえますね。お好みの授与品を選び、各寺社に設置された授与所を巡ってコンプリートしましょう!
ではさっそく、浅草寺からスタートしてみましょう。浅草で最も有名で、都内最古の寺院といわれる浅草寺。そこに祀られているのは大黒天です。俗に"米びつ大黒"と呼ばれ、江戸時代より崇められてきました。

二体目の神様は、恵比寿様。浅草寺のお隣に位置し、"三社さま"の愛称で親しまれている浅草神社に祀られています。かの有名な三社祭は、この神社の祭礼です。現在の社殿は徳川家光の時代に再建されたもので、存分に歴史を感じさせてくれますよ。

次に巡るのは、本龍院(待乳山聖天)の毘沙門天。かつてこの地では、川底から金色の龍が出現したという伝説があり、古くからパワースポットとみなされてきました。境内で目に付くのは、大根です。

じつは大根は、縁結びや無病息災のご利益があるとされる縁起のいい食べ物。京都の各寺院では、12月になると"大根炊き"という行事が行われ、大根料理が振る舞われます。

本龍院でも大根を売っていて、お供えすると運気が上昇するといわれています。

お次は、縁結びのパワースポットとして絶大な人気を誇る今戸神社。福禄寿が祀られています。今戸神社といえば、招き猫の発祥地ともいわれていて、周辺には愛らしい招き猫がいっぱい。人を招いて縁を結びたい方には必須のお参りスポットです。

その後、不動院(橋場不動院)の布袋尊、石浜神社の寿老人、ちょっと歩いて吉原の大門をくぐり、吉原神社の弁財天へ。ちなみに吉原神社は1月1日から7日までの期間以外は無人です。千束稲荷神社を訪ねると、弁財天の授与品や御朱印を受けることができます。

さらに、酉の市発祥の地として知られる鷲神社の寿老人。最後は矢先稲荷神社の福禄寿を巡ると、浅草9社・七柱の神様を巡ったことになります。年末年始は運動不足になりがちですから、程よい運動にもなってオススメですよ!

なお、浅草名所七福神のホームページからは、9社を記した地図をダウンロードすることができます。プリントアウトして持参しましょう。
■浅草名所七福神
 ホームページ:http://www.asakusa7.jp/
古都・鎌倉も、いわずと知れたパワースポット。寺社も多いこの地にも、七福神巡りがあることをご存じですか?

その名は「鎌倉・江ノ島七福神」。スタート地点となるのは北鎌倉の浄智寺です。中国様式の珍しい鐘楼門に続く石段は風情たっぷり。森に抱かれた古いお寺そのものにパワーを感じますよ。このお寺にいるのは布袋尊。穏やかな表情が家庭円満をもたらしてくれそうです。

浄智寺から20分程歩くと、鎌倉を代表するパワースポット、鶴岡八幡宮にたどり着きます。入口の脇に広がる源氏池、その中島に祀られているのは弁財天です。小さなお社の前にたたずむだけで、良い"気"の流れを感じます。そして、毘沙門天が祀られている宝戒寺へ。冬には早咲きの枝垂れ梅が咲き、椿の花も楽しめます。

次は寿老人を祀る妙隆寺。そして恵比寿様の本覚寺。本覚寺は"にっちょうさま"と呼ばれ親しまれている日蓮宗のお寺です。1月1日から3日かけては「初えびす」。1月10日には「本えびす」と呼ばれる行事を実施。こうした行事は「えびす講」と呼ばれ、主に関西方面で盛んですが、ここ本覚寺でも賑やかに行われますよ。"福娘"と呼ばれる女性達がお神酒や甘酒を振るまい、笹におめでたい飾りをつけた「福笹」を授けてくれます。この福笹は商売繁盛のお守りです。関東で盛んな「熊手」に似た縁起物ですね。

そして、大黒様のいる長谷寺。宝物殿では、1412年に彫られたといわれている神奈川県でも最古の大黒天像が展示されています。

観音堂の十一面観音菩薩や阿弥陀堂の阿弥陀如来に手を合わせるのもお忘れなく。

最後は、福禄寿を祀る御霊(ごりょう)神社をお参りして鎌倉七福神はゴールを迎えます。

今回ご紹介した社寺以外にも、金運・縁結びをもたらすパワースポットとして知られる銭洗弁財天など、お参りどころが実に豊富な鎌倉。ぜひ新春に、お出かけください。
■鎌倉七福神
まずは関東屈指のパワースポットからご紹介しましょう。"榛名富士"こと榛名山のパワーを授かれる群馬県の榛名神社です。

大地が盛り上がって生まれた山や山脈は、古代から神聖な場所、修行の場所として崇められてきました。榛名山もそんな山のひとつ。筑波山、鹿野山と並び、関東三大修験道名山のひとつに数えられています。

榛名山の南西に位置する榛名神社は、平安時代に編纂された「延喜式神名帳」にもその名前が載っているほど創建は古く、格式の高い神社です。いにしえの人びとは、雨乞いのたびにこの神社を訪れ、願をかけたといいます。その後、一旦荒廃したものの、天海僧正の手によって復活しました。天海といえば、徳川家康のブレーンとして知られ、江戸の町づくりを託された稀代の風水師。その天海が復興に一役買っていることも、榛名神社がパワースポットとして有名になった理由のひとつかもしれません。

祀られている神様は"火の神"として知られる火産霊神(ほむすびのかみ)と、"土の神"でこと埴山毘売神(はにやまひめのかみ)。富士山を"本拠地"とする木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)や、日本全国の山を"管轄"する大山祇神(おおやまづみのかみ)などの神々も祀られています。火除けをはじめ、商売繁盛や五穀豊穣、縁結びや安産、開運に至るまで、幅広いご利益を授けてくれる神様たち。さらにここに、七福神のご利益が加わるわけです!
神社の入口から続く、およそ700mの参道。榛名川のせせらぎが響き、老木が静かな時を刻む森。そこに伸びる参道に足を踏み入れるやいなや、凛とした空気が広がります。

その参道の随所に、七福神が鎮座しています。入り口付近の木立に囲まれて佇むのは毘沙門天。もともと軍神の毘沙門天が、勇ましい顔で迎えてくれます。続いて、禊(みそぎ)橋の近くには、長寿の神様である寿老人。右手には杖、左手には長寿の象徴といわれる桃を持っています。すべてを達観したような穏やかな表情が印象的です。

そのまま歩みを進めると、見事な杉の老木が立ち並ぶ「千本杉」に到着。このそばには、布袋尊がいます。布袋は持っていませんが、ふくよかなお腹とはちきれんばかりの笑顔は癒されますね。水琴窟のそばには福禄寿が佇んでいます。

東面堂の前におわす弁財天は、琵琶を掲げ、優しげな表情で迎えてくれます。三重塔の傍らには恵比寿様、双龍門の手前には大黒天。参道を歩いてくるだけで、七福神めぐりが出来てしまう…それが榛名神社の醍醐味のひとつです。

そしてなにより、榛名神社が全国有数のパワースポットとみなされるのは、本殿の後ろにそびえたち、御神体を奥に祀っている巨岩「御姿(みすがた)岩」の存在が大きいといえるでしょう。御姿岩は、神様が降りてくるときに使われる「依り代(よりしろ)」であるとも、神様そのものの姿ともいわれています。そのパワーは、写真でも十分伝わりますよね!「ここって日本?」と思えるほどの不思議な光景が広がっています。

御姿岩以外にも、境内の至るところに巨岩がそびえ、川から連なる滝も点在しています。森と岩、滝のふところに抱かれるようにして佇む社殿も、美しく厳か。武田信玄が戦勝祈願したといわれる「矢立杉」も名所のひとつです。

境内を歩く中で癒しやチカラを感じる、皆さんなりのパワースポットをみつけてみてください。
■榛名神社
 ホームページ:http://www.haruna.or.jp/
巨大な"気"を蓄える富士山の麓には、いくつものパワースポットが点在しています。なかでも近年注目を集めているのは、河口湖の東岸に点在している「黄金の七福神」巡りです。

金色に輝く七福神を寄贈したのは、河口湖町在住の漫談家の綾小路きみまろさん。地元への感謝の意を込めて贈られた七福神像は、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」を率いる佐々木監督が必勝祈願したことで知られるようになりました。

この黄金の七福神めぐりの良いところは、すべて歩いて巡ったとしても距離にして約2km。河口湖畔の風景を楽しみながら、のんびりと巡ることができる点です。梨宮公園内の恵比寿様にはじまり、河口湖漕艇場の脇に大黒天、河口湖美術館の横に毘沙門天、オルゴールの森の脇に弁財天、綾小路さんゆかりのお店「あうん亭きみまろ茶や」の駐車場に布袋尊、円形ホール横に寿老人、「あかり亭」横に福禄寿。富士山と河口湖のパワーを感じながら、無理なく巡ることができます。

この七福神めぐりは正月期間限定ではなく、一年中可能。御朱印張にスタンプを集めることもできます。

河口湖畔で七福神めぐりをした後は、せっかくですから霊峰富士の力をまざまざと感じることができるパワースポットも巡っておきたいところ。おすすめは、河口浅間神社です。

境内には樹齢1000年を越える巨大な杉が密生。そのうちの7本が神木で「七本杉」と呼ばれています。そのうち、境内の奥に位置する2本の神木は「縁結びの杉」といわれ、男性は右から、女性は左から杉の外側をまわり、その後、2人で杉の間を通り抜けてお参りすると縁が結ばれるといわれています。とにかく、木から発せられるパワーがすごいんです!

神社から歩くこと、およそ25分のところにある「母の白滝」も、聖なるパワーを感じることができる名所。修行者がこの滝と滝つぼに広がる池で禊をした由緒が残されています。

七福神のご利益も授かれる富士山麓のパワースポット巡り。ぜひ出かけてみてくださいね。
■河口湖黄金の七福神めぐり
今後の特集の参考にさせていただきます。
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