いよいよATPファイナルズ始まる!

今年も早いものでもう男子テニスツアーの大会もATPファイナルズを残すのみとなりました。今年最後のビッグマッチは誰が制するのか、特に終盤に6大会連続で決勝に進むなど負けない23歳ダニール・メドベージェフにも注目しています。

2019年を簡単に振り返ってみますと、テニスの話題といえば今年はビッグ3の復活と、マレーの怪我からの復帰、若手の台頭など様々なことがあったシーズンですが、何より今年初めの大坂なおみ選手のグランドスラム連覇が思い出されますね。

昨年の全米に続き、全豪までも取ってしまった勢いで 全仏、ウインブルドンと年間グランドスラムも!なんて声もありましたが、その後はナンバーワンのプレッシャーからかなかなか難しいシーズンを過ごしてきましたが、シーズン終盤に2連勝とランキングも3位まで戻して一年を終えました。

それとは逆に最後の最後に肘の怪我でシーズンを離脱しなくてはならなかった錦織選手には、元気な姿でいち早くコートに帰ってきてほしいものです。現在は手術もうまく成功し、来月からはトレーニングに戻れるようで来年のシーズンには特に影響はなさそうです。

よく野球の投手が肘のネズミと言う『肘関節遊離体』の除去手術だったようですが、若い頃であれば自然治癒で自然にくっつくこともあるようですが、内視鏡などで除去したようです。一般テニスプレーヤーでもよく出る症状のようで、手首を上に返した時や指を伸ばした時に痛みを感じます。特にテニスのバックハンドで痛みが出ることがあるようで、バックハンドが生命線の錦織選手にとっては今年の終盤は痛みと付き合いながらで厳しいシーズンだったのかなと思います。

来年のオリンピックを万全の状態で迎えたいと言う気持ちの表れでもあると思いますので、来シーズンはとても期待できるのではないかと思いっております。

さて、話はATPファイナルズに戻りますが、正式名称は『Nitto ATPファイナルズ』。世界最強を決める試合のスポンサーは日本企業の日東電工が担っています。元々は1970年に日本・東京都体育館で「ペプシ・グランプリ・マスターズ」(Pepsi Grand Prix Masters)として行われた大会で、こちらも日本にゆかりがあるのですね。本当は我が日本から最終戦に残って欲しかった、、、

今年はATPポイント上位8名が参加となりました。毎年誰かしら怪我などで上位陣が参加しないのですが、今年はきっちり上から8名参加で、4名づつのグループ2つに分かれます。

1つ目のグループはグループ アンドレ・アガシでナダル、メドベージェフ、チチパス、ズベレフ、もう一つはグループ ビョルン・ボルグで、ジョコビッチ、フェデラー、ティーム、ベレッティーニです。個人的にはグループ名がアガシだったら、呼応するのはサンプラスなんじゃないかなと思ったりもしたのですが、両方アメリカの選手になっちゃうからなんですかね。微妙です。

個人的にはベレッティーニだけ頭一つ下がっている感じですが、それ以外は誰が勝ってもおかしくないメンバーです。賞金ももちろん桁違い、出るだけでまず19万1000ドルもらえます!(すごい)また、予選1勝毎に19万1000ドルとATPポイントが200ポイントもらえます。1勝でですよ。

ATP250ってツアーの試合は28〜32ドローの本戦を勝ち抜いて優勝しても250ポイント。この最終戦は相手の棄権でも1試合で200ポイント入ると言ういわばボーナスステージ。準優勝は、予選RRの賞金とポイントプラス58万5000ドル+400ポイント、優勝に至っては予選RRの賞金とポイントプラス178万5000ドル+900ポイントももらえます。

これって4大大会並みにすごいんですけど、地上波とかで放送はないんですね。ニュースでもほとんど触れられません。もっと来年は盛り上がってほしいですね〜

さて、今年は誰が優勝するのか、今から楽しみです!

コメントは受け付けていません。