ゴールデンスラムならず・・・

TOKYO, JAPAN – JULY 31: Novak Djokovic of Team Serbia plays a backhand during his Men’s Singles Bronze Medal match against Pablo Carreno Busta of Team Spain on day eight of the Tokyo 2020 Olympic Games at Ariake Tennis Park on July 31, 2021 in Tokyo, Japan. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

東京オリンピックもあとわずかとなりましたね!個人的に一番気になっていたジョコビッチのゴールデンスラムへの王手となるゴールドメダル。惜しくもベスト4で敗退となりました。

オリンピック自国開催のエース錦織選手を6-0で下す瞬間を見た時『えげつないな』と思ってしまいました。もうこれはゴールデンスラムへの布石と言いましょうか、完全勝利に向けてひた走っているものだと1ミリも疑わなかったのですが・・・

結果はズベレフ選手に逆転負け。続く3位決定戦でもパブロパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/11位)にフルセットで敗退といつものらしさがないままズルズルと敗退。

唯一のメダルの期待がかかったミックスダブルスも左肩の怪我を理由にキャンセルし、失意のまま東京を後にしました。

ジョコビッチらしくない1週間でしたね。ただこの兆候は、試合前のコメントなどにも表れていて、『暑すぎるから試合時間を変更してくれ』といった暑さ対策に関する不安もあったりしてもしかすると本調子ではなかったのかもしれません。

暑すぎた有明会場。

今回はナダルやフェデラーといったビッグ3のうち2人が欠場、デミノー選手などをはじめとするコロナで出られない選手もいたり、感染対策が十分でないとコメントして東京にこない選手も多数いる『完全ではない』オリンピックだっただけに、テニス界の明るい話題として『錦織選手のメダル』『大阪選手の金メダル』『ジョコビッチ選手の金メダルとゴールデンスラムリーチ』のどれかが実現してくれるかなと思ったのですが・・・

ジョコビッチ選手は34歳と円熟の歳を迎えていますが、まだまだやる気なようで2024年のパリオリンピックで「もっと強くなって戻る」と明言しています。今年ほとんど負けなしで、グランドスラムここまで全制覇しているジョコビッチ選手。

まだまだ強くなるって、どこまで強くなるつもりですか?(笑)

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