それでは実際に、どんな「お仕事」を体験できるのか、紹介しましょう。
まずは食品関連から。「ハンバーガーショップ」「ピザショップ」「ジューススタンド」「ソフトクリームショップ」「パン工場」「お菓子工場」「料理スタジオ」などがあり、それぞれ食品作りを体験することができるとともに、できたものを自ら食べることも可能です。
交通関連では、まず「飛行機」。パイロットはシミュレータを使って操縦を体験し、キャビンアテンダントは乗客に保安についての説明をしたり、食事をサービスしたりします。カッコイイ制服や制帽を着用できるところも魅力です。そしてクルマ。施設内でクルマを走らせることができるのですが（身長110センチ以上のこどもが対象）、そのためにはまず「運転免許試験場」に行って免許を取ります。免許が取れたらお次は「レンタカー」でクルマを借り、シートベルトを締めていざ出発。そして「洗車機」へ。クルマをレンタカーに返すときには「ガソリンスタンド」で満タンにしてから返却するルールとなっています。いやはや、本当によくできているなぁと大人も関心することしきりです。
明日のスターを夢見る子ども達には、マジックのトリックを習う「マジックスタジオ」や、歌とダンスのレッスンをしてアーティストになる「ライヴステージ」、衣装に着替えてウォーキングを練習する「ファッションブティック」などがオススメ。習った技を披露するのは、施設内にある「劇場」のステージです。「劇場」は2階建て、130席からなる大劇場。観客席のみ、保護者も入ることができます。子ども達の「晴れ舞台」はぜひ見てみたいですよね。
その他にも、DJになって原稿を読んだり、台本を見ながら指示を出すディレクターになれる「ラジオ局」、キッザニアの街に出かけていろんな人に取材する「新聞社」、ビルを組み立てる「建設現場」、街で発生した事件の聞き込み捜査を行なう「警察署」、大人びた“ヒゲ”をつけてくれる「理容店」、通貨「キッゾ」を回収し、金庫に保管したりパビリオンへ輸送する「警備センター」など、楽しいパビリオンが目白押し。施設内で自由に使える「携帯電話ショップ」や、街を一周できる「観光バス」、身体を動かしてレッスンを受ける「スポーツクラブ」など、「キッゾ」を払う仕組みもふんだんにあります。
お仕事に熱中して、キラキラと輝く子ども達の笑顔。ぜひ一緒に出かけてみませんか？当日券の販売がない日もあるので、事前予約がオススメですよ！
大人になったら何になりたいか。それは子ども達の誰もが考えていることです。そんな子ども達の夢をちょっとだけ叶えてくれるテーマパークがあります。さまざまな職業を体験しつつ、おのずと「世の中の仕組み」をも体感できるとして昨今注目を集めている「キッザニア東京」です。
子ども達は「お仕事」を体験すると「キッゾ」という同施設特有の通貨でお給料がもらえます。得た「キッゾ」を使って、同施設内で習い事をしたり、買い物をすることができます。現実社会と同様に、貯めたキッゾを銀行に預金したり、ATMで引き出すことも可能。「お仕事を体験できる」施設なら他にもありますが、「働いたらお金をもらう→貰ったお金を使う」という現実世界さながらの仕組みを体験できる点が、キッザニアならではの面白さといえるでしょう。貯めた「キッゾ」は次回来場時まで持ち越すこともできます。
まず見逃せないのが、キャラクター達が繰り広げるライブショー。なかでもハローキティやダニエルスター、シナモン、モカ、たあ坊、けろっぴ・マイメロディなど、憧れのキャラクター達が勢ぞろいするサンリオハートフルパレード「Believe」は必見です！原作に辻信太郎、美術デザイナーには、トニー賞、エミー賞などを受賞のマイケル・カリー氏、テーマ曲には大江千里、テーマ曲振付にKABA.ちゃんを起用。
そして、アトラクション。2009年4月5日まで繰り広げられているのが「ハローキティのくるみ割り人形」です。脚本や演出、衣装デザインや作曲などを行なうのは、宝塚歌劇団のスタッフの皆さん。ゴージャスなステージング、そしてラストは出演者全員によるグランドフィナーレ。キティが男役に扮し、ミミィと披露する華麗なデュエットダンスも見どころのひとつです。
常になんらかのイベントを催している点も、同テーマパークの特長のひとつ。2009年3月19日まで開催されているイベントのひとつが「なかよし・スプリング・フェスタ」です。カップル、親子、友達といった「なかよし」の皆さんが、これまで以上に仲良くなり、キャラクター達と触れ合える仕掛けが満載。サンリオの仲間たちのバースデーをお祝いする「キャラクターバースデーパーティ」をはじめ、心温まる雰囲気の中、楽しいひとときを過ごせること間違いなし！です。公式ページに「カップル編」「親子編」「友達同士編」とわかりやすく「楽しみ方」が載っていますので、ぜひチェックしてみてください。
アトラクションやライブショー、イベント以外にも、サンリオキャラクターやお姫様に変身して、記念写真を撮れる写真のミニプラントや、簡単なゲームでレアなアイテムをゲットできるゲームスクエア、自分の横顔をその場で美しい切り絵にしてくれるシルエットアートなど、楽しみどころは多彩です。お腹が空いたら、ちょっと腹ごしらえ。カフェテリア式レストランやファーストフードレストラン、ここでしか食べられないシナモン系スイーツ目白押しのシナモンドリームカフェ、バラエティ豊かなメニューが揃ったバイキング形式のレストランなど、お好みに合わせてどこで食べるかを選べるところも嬉しいかぎり。キャラクターがあしらわれている料理など、「楽しさ」も随所に盛り込まれています。
サンシャインシティにある都市型テーマパークといえば、ナムコ・ナンジャタウン。趣向を凝らした多彩なアトラクションと、フードテーマパークの要素を併せ持ち、家族連れやカップル、友達同士など、誰もがワイワイと楽しめるところが魅力です。
「福袋餃子自慢商店街」にあるのが、素焼きのブタに乗ってアマゾン蚊をスプレーガンで打ち落とすアトラクション「蚊取り大作戦」。臨場感あふれるシューティングはストレス発散にもなりますよ。
お次はナムコ・ナンジャタウンの「食」の要素にクローズアップしてみましょう。まずは「福袋餃子自慢商店街」にあるフードテーマパーク「池袋餃子スタジアム」。宇都宮餃子会の「来らっせ」、博多名物餃子「鉄なべ荒江本店」、東京下町餃子の名店「神田餃子屋」、讃岐スダチ餃子「四国丸亀寺岡商店」など、全国の餃子の名店が軒を連ねています。各店の餃子をちょっとずつ食べ比べてみても楽しいですよ。また、ときおり開催されるイベントも見逃せません。
「東京デザート共和国」は日本最高峰のデザートを堪能できる、甘党にとってはまさに楽園のようなゾーン。2009年3月14日まで、イベント「チョコレート博覧会」が催されています。
