
テニスシーズンも春になり、舞台はアメリカのハードコートシーズンに移ってまいりました。このシーズンはアメリカで行われる2つの大型大会を中心にツアーが大きく動く時期でした。特に「サンシャイン・ダブル」と呼ばれる連続する2大会がシーズン序盤の勢力図を左右する重要なポイントになっています。
1つは前半の最大イベント、アメリカ・カリフォルニアで開催されるインディアンウェルズ大会です。ATP(男子)とWTA(女子)の両ツアーにおいて最高峰カテゴリーの一つであるATP Masters1000/WTA1000に位置し、世界トップ選手がほぼ全員参加します。大会ではトップ選手同士の対戦が多く、2026年大会でもハイレベルな試合が続きました。男子では若手の台頭が目立ち、昨日はジャック・ドレイパーがノバク・ジョコビッチを破る番狂わせが大きな話題となりました。
また女子では先日大坂なおみ選手も撃破したランキング1位のアリーナ・サバレンカが順当に勝ち進み、準決勝進出するなど、ランキング上位勢が安定した強さを見せています。
インディアンウェルズの直後には、フロリダ州でマイアミ・オープンが開催されます。これもATP・WTAの1000大会であり、2大会連続のビッグイベントが3月のツアーの中心です。この2大会を合わせて「サンシャイン・ダブル」と呼び、ここでの成績はランキング争いに大きな影響を与えます。

この2大会を制することができたのは、真のトップ選手のみ。ジム・クーリエ、ピート・サンプラス、アンドレ・アガシ、ロジャー・フェデラー、ノバク・ジョコビッチなどなど世界1位の選手の名前がずらり。女子でもシュテフィ・グラフ、キム・クライシュテルス、ビクトリア・アザレンカ、ビクトリア・アザレンカとこちらもナンバー1揃い。大坂なおみ選手も今季はこのサンシャインダブルを目指してエントリーしておりましたが、サバレンカ選手に破れてしまったので、サンシャインダブルは持ち越しとなりました。
また3月が終わると次のクレーコートの祭典全仏オープンが控えていますので、そちらへの対応としてクレーシーズンがスタートします。

現在ランキングナンバー1のアルカラス選手とクレーも得意としているシナー選手の2強に、ジョコビッチ選手を含む上の世代がどれだけ食い込んでいけるのかが注目のシーズンとなります。
果たしてその中に食い込んでいける日本人選手が現れるのか、楽しみです!







