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ミニチュア写真の世界

2020年4月10日 金曜日

先日緊急事態宣言が発出されましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。不要不急の外出は避け、最低7割、極力8割人との接触を避けて過ごすとのことでしたが、世界各地の惨状をニュースなどで見ると、この1ヶ月が肝心なのだなと本当に思います。

普段運動されている方などは、なかなか体が動かせずストレスを溜めがちですが、家でも楽しめる趣味などを見つけることができれば、屋内の時間も楽しく過ごせるのではないかと思います。

自宅勤務などになると、会社で仕事するのとは大きく異なり家族との時間の増えますので、共通で楽しめるようなものであればより有意義な時間が過ごせるのではないかと思います。

自分の場合、昔から趣味で集めているHOゲージのミニチュアの写真などを取るのが楽しみです。きっかけはマン盆栽という本を某おもちゃ系書店で見かけまして、盆栽にミニチュアを飾ることで盆栽の世界観ががらっと違って見えるというものでした。

マン盆栽の作品

元々持っていた小さい人形たちは使われることなく引き出しにしまわれたままだったのですが、この本のように、いざいろんなものの上に載せて見るとそこに小さな世界が出来上がったようでとても面白く見えました。

私が使用するのはPreiser社のHOゲージというもので、実寸の1/87のサイズの模型です。よくみなさんが鉄道模型で連想されるのはNゲージだと思うのですが、Nゲージはさらにサイズが半分くらい小さい1/148 – 1/160くらいの模型のサイズをさした名称です。

■プライザー社のHP
https://www.preiserfiguren.de/

HOゲージは人型模型としては個人的な感想ですが、表現できるギリギリサイズの精巧さでしてこれを下回ると人の表情的なものがわかりにくいのかなと思っています。

HOゲージのパッケージ

だいたい2センチほどの人形でしてギリギリ(笑)顔の凹凸がわかる程度の感じです。能面と同じように見る角度によって表情が変わるのもミニチュア写真に向いているのかもしれませんね。

元々は鉄道模型に使う用のフィギュアなのですが、沿線にすまう人々の暮らしを描いていることが多いため、駅にいる人たちはもちろんのこと工事中、ライブ会場、羊飼いから牧師までありとあらゆるシチュエーションの人形が存在するのも魅力ですね。

最近ではCMなどでもこういったミニチュア作品は使われておりまして、その中でもミニチュア写真家としてご活躍の田中達也さんの作品は必見です!

■ミニチュアカレンダー
http://miniature-calendar.com/

なかなか外に出る機会も少なくなってきましたので、この際家の中で新しい世界を自分で構築するのも楽しいかと思います。是非ご参考になれば幸いです。