手軽にスパ気分

2012年3月9日

今月の特集は「関東近郊・オススメ温泉!」です。

温泉施設によって様々な特徴がありますが、その中でも色々なお湯を楽しむ事のできるスパは人気があるようです。

今回はそんなスパ気分を手軽に楽しめる「入浴剤」をいくつか試してみました。
(いずれも Loft で購入しました)

・サクラフェスタ バスパウダー

鮮やかなピンク色の粉で、かなり強い香りがします。
なんか桜というより、桜餅の香りを集めて、煮詰めたような感じです。

お湯に溶かすとピンクのにごり湯になります。
香りもマイルドになりました。

・はちみつのお風呂

ハチミツ様の甘い香りがしますが、それ程強くはありません。

お湯に溶かすと正にハチミツみたいな色です。
今回試した中で、入浴後の肌が一番しっとりした気がしました。

・厳選酪農家のミルク風呂

見た目も匂いも、まるっきり粉ミルクです。

お湯は乳白色で、かなりのにごり湯になります。

・コーヒー風呂

粉といっしょに粒塩(バスソルト)が入っています。

あまりコーヒーの匂いはしません。
色もそれ程濃くないので、コーヒー気分にはなりにくかったです。

 

今回は主に香り(フレーバー)で選んでみましたが、これらの他にもいろいろな効能を謳ったものや、おもしろ入浴剤もありました。

その日の気分でいろいろ試してみるのも楽しいと思います。

英語部屋7

2012年3月2日

英語部屋」の第7弾です。

毎回、最新の新聞記事を取り上げ、便利な表現や重要文法、発音の法則などをご紹介していきますので、興味のある方はぜひ一緒に学習してみてください。

 

今回は・・・

“Think of something smaller than a robin but a little larger than a finch raising young in the harsh environment of the Arctic tundra and then a few months later foraging for food in Africa for the winter.

(“Featherweight songbird is long-distance flight champ” AFP-Jiji)

「コマドリよりも小さくてフィンチよりも少しだけ大きい、そんな鳥が北極ツンドラの過酷な環境でひな鳥をそだて、そしてそれから2、3ヶ月後には冬のアフリカでエサをさがしているのを考えてみてください。」

(『フェザー級の小鳥が長距離飛行のチャンピオンに』APF時事)

 

記事の概要です。

カナダの研究チームは、体重わずか25グラムほどの小さな鳥ハシグロヒタキが毎年、北極圏からアフリカ大陸まで往復2万9000キロもの長距離の渡りをしている事実をつきとめた。米アラスカとカナダのパフィン島で、合計46羽の脚部に超小型の地理位置取得装置を装着し、その軌跡を調べたところ、この鳥がアフリカで越冬していることがわかった。(ジャパンタイムズより)

 

 

【今回の学習項目】

①単語check!

environment 「環境、自然環境」

(解説)

「環境」は、ここ数年非常に大きなテーマとなっています。公害の問題から地球温暖化の問題まで、また遺伝子組み換え作物をとりまく問題から昨年の福島原発事故の問題まで、「環境」に関する話題はますます増えています。

“environment”の発音は、「エンヴァイランメント」。”-vi-“の部分を強く発音します。”b”ではなく、”v“です。発音に注意しましょう(詳しくは「英語部屋6」を参照)。

最近よく使われる「環境にやさしい」は、”environmentally friendly”や”eco-friendly”と表現します。ぜひ覚えておきましょう。

(例文) Recently we have often seen environmentally friendly cars.

「最近、環境にやさしい車をよく目にする。」

(例文) I use only eco-friendly products.

「私は環境にやさしい製品だけを使います。」

 

②表現check!

think of  ~ 「~について考える」

(解説)

“think of ~”は、「~について考える」という意味でよく使われます。今回、”think”から文がスタートしているのは、『命令文』という文法のせいです。『命令文』は、『動詞の原形(動詞が”-s”や”-ing”などの変化をしていない形)』から文をスタートさせることで、「~しなさい」という意味をつくります。

(例文)

What do you think of Japanese culture?

「日本の歴史についてどう思いますか。」※”How ~”にしないこと!

 

③文法check!

~er / more ~ + than・・・【比較級】「・・・よりも~」

(解説)

英語では、形容詞か副詞に”-er”(比較的長い単語の場合は”more ~”)がつくことによって、二つのものを比べて「より~だ」という言い方ができます。これは『比較』という文法の中の『比較級』を使った表現です(『原級』や『最上級』についてはまたの機会に)。

必要であれば、文末に”than ・・・”を置き、比較対象をおくことができます。その場合、「・・・よりも(より)~だ」という意味になります。

では、基本文で練習してみましょう。

She is tall. 「彼女は背が高い。」

この文を、「彼女は、トムよりも背が高い。」に変化させてみましょう。

文中に、形容詞”tall”があるので、”-er”をつけて「比較級」に変化させます。

She is taller. 「彼女は、より背が高い。」

さらに、「トムよりも」という表現を、”than ・・・”を使って付け足します。

She is taller than Tom. 「彼女は、トムよりも(より)背が高い。」

必要がなければ、”than ・・・”を使わなくても大丈夫です。

では、練習問題です。

1. John runs fast. →「ジョンは、私の兄よりも速く走る。」

2. That girl is beautiful. →「その少女は、私よりも美しい。」

 

(答え)

1. John runs faster than my brother.

2. That girl is more beautiful than I.

(解説)

2では、”beautiful”が比較的長い単語なので、”beautifuler”ではなく”more beautiful”となります。

また、”than”の後ろに「私」「彼」「私たち」などを置く場合、”me”や”him”、”us”にはならずに、”I”、”he”、”we”のように「主語」になれる形になることにも注意してください。

ちなみに、例外的なものとして、”good”や”well”も覚えてきましょう。これらは、”-er”も”more ~”も使わずに、”better”へと変化します。

(例文)「彼はテニスが得意だ。」

× He is gooder at playing tennis.

○ He is better at playing tennis.

 

 

④発音check!

「ア」と発音する”u“と”ou

(解説)

“u”と”ou”のスペルで「ア」と発音する単語をみなさんいくつ言えますか?

例えば、”cut”(カット:切る)、”run”(ラン:走る)、”tough”(タフ:丈夫な)、”young”(ヤング:若い)などたくさんあります。今回の記事からは、”but”(バット:しかし)、”tundra”(タンドラ:ツンドラ)がそうですね。

日本語では「ア」という音は一種類しかありませんので、「ップ」も「ニマル」も同じように発音してしまいます。

しかし、英語では「ア」に相当する音は1種類ではありません。分類の仕方にもよりますが、少なくとも3種類は区別できるようにしたいです(実際、「アップ」と「アニマル」に使われる「ア」は、別の発音です)。

そして、そのうちの1つが、今回紹介する「ア」、すなわち”u”と”ou”のスペルで「ア」と発音するパターンです。

この「ア」の発音の仕方は、「くちびるに力を入れず(口の形を無理に作らない)」、「口自体をあまり大きく開けず」、「のどの奥の方で鋭く(短く)『ウ』に近い『ア』」を発声します。

他の2種類の「ア」は、「エ」や「オ」に近い音で、口を大きく開いたり、やや長めに発音したり、という特徴があります。ですから、”u”と”ou”バージョンの「ア」を発音する際は、これらとしっかり区別するために、上記の3点を意識して発音するようにしましょう。

※もちろん、”u”を「ウ」と発音したり”ou”を「アウ」と発音するような単語は、この限りではありません(例えば、”put”や”house”など)。

(練習問題)

以下の単語を発音してみましょう。

cut,  run, tough, young, funny, country,

 

⑤音読check!

初級:2~3words/1second (1秒間に2~3語を音読できるペース)

中級:3~4w/1s (1秒間に3~4語を音読できるペース)

上級:4~5w/1s (1秒間に4~5語を音読できるペース)

(解説)

音読は、英語の勉強方法としてはオーソドックスなものですが、その効果は絶大です。黙読と違って、”the”や”of”なども読み飛ばさず発音することになるので、文法をしっかり理解したい人にはオススメです。また、徐々に速度をあげて読む練習をすることによって、英文を読むスピードが上がっていくのはもちろん、リスニングの対策にもなります。上記の「発音check!」の内容なども気をつけながら音読すれば、スピーキングもスムーズになっていきます。

事前に、本文の内容を把握してから音読するようにしてください。全く意味も分からずに読むのはあまりオススメできません。

さあ、ストップウォッチを手に音読を始めてみましょう。初級の人は中級を、中級の人は上級を目指してトライしてみてください。

もちろん、上記のペースを参考に他の英文もどんどん読みこなしていきましょう。

今回の記事(38語)の場合、初級(13秒~19秒)・中級(10秒~13秒)・上級(10秒未満)です。

 

では、次回をお楽しみに!!

(同記事の一部分を載せておきますので、練習用にどうぞ 123w)

A tiny songbird weighing just two tablespoons of sugar migrates from the Arctic to Africa and back, a distance of up to 29,000 km, scientist reported Feb. 15.(28w)

 

The Alaskan birds spent the winter in Africa before returning home, a journey of about 14,500 km each way, in which they flew on average of 290 km a day.(30w)

 

They traveled over Siberia and across the Arabian desert, heading to Sudan, Uganda and Kenya, a trip that took about 91 days on the outward trip but 55 days for the return leg.(33w)

 

Birds with larger wingspans such as the cuckoo and albatross are famous for their transcontinental migrations, but this study provides incontrovertible evidence that a songbird can do the same, say the scientists.(32w)

アンドロイドとバレンタイン

2012年2月24日

昔、ブレードランナーの原作で『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』というSF小説を読んだことがありました。アンドロイドを破棄する賞金稼ぎの主人公が、人間より人間らしいアンドロイドに会ってゆくにつれ、そもそも人間とアンドロイドの違いってなんなのだろうとと苦悩してゆくお話でした。

それと同じように人間とパッと見、見分けがつかないようなアンドロイドが先日新宿高島屋にお目見えしておりました。その名もジェミノイドF。

バレンタインデーの企画展なのですが、ラッピングに囲まれた箱の中で彼氏に待ちぼうけをくらう彼女という設定のよう。まさに箱入り娘といった感じで佇んでいました。

片手には携帯を持ち、そばには角田光代さんの『だれかのいとしいひと』の文庫本が置かれてます。題名のチョイスなのでしょうか、失恋話の多いこの短編を置くとこは何か意味深です(笑)バレンタインデー前ということもあり、幸せそうなカップルが多い中、切なげにちょこんと座る彼女に自然と皆の視線が集まります。

日本はアンドロイドの研究が盛んな国で、今やホンダのASIMOやSONYのAIBOなど日本はロボット先進国といわれています。日本ほどロボットの認知度が高い国も珍しく工業用を始め、様々な分野でロボットは人の役に立っています。古くは鉄腕アトムを始め、ガンダム、ドラえもんなどアニメーションで子供の頃から培われたロボットに対する親近感がこの分野に対する期待感を高めているのかもしれません。

「人間に似た」という意味を語源に持つアンドロイドは、その言葉通り、人形のロボットの事を指します。

今回高島屋さんに展示されていたジェミノイドFはロボット研究の第一人者である大阪大学の石黒浩氏が開発したアンドロイドで、「実在人間型ロボット」あるいは「ドッペルゲンガー(Doppelganger)型」と呼ばれています。Geminoidとは、ふたごを意味する「gemin」と、「~のような」を意味する「-oid」からの造語でこの女性にもモデルさんが居ます。

今までは大きな万博などでは受付嬢としてアンドロイドが活躍することはありますが、まだまだお人形といった感じでとても人とは似つかないレベルでした。しかし、ジェミノイドFに関しては質感や表情の変化などがとても自然で、今回のように若干照明を落としたくらい環境でしたら、ほとんど人と見分けがつかない印象でした。

展示意図としてはショーウインドウの未来を考えるという事で、単なるマネキンとしてではなくアンドロイドがショーウインドウで洋服や商品のプレゼンテーションに加わったらどうなるのだろうという試みだったようです。喋ったり、立ち上がったりといった大きな動きはありませんでしたが、時おり焚かれるフラッシュの閃光に目をしかめたり、あくびをして首を左右に振ったりとまるで人がそこに居るような振る舞いで、多くの観光客の目を惹いておりました。

特に外国人の反応が面白くて、連れの日本人に『日本ではこれが普通なのかい?』みたいな事を聞いていました。私は心の中で『いやいや、こんなの滅多に無いですよ(笑)』と笑いをこらえるのに必死でした。携帯電話を握っているのですが、そちらからツイッターへの書き込みも行われているようです。(書いているのは“中の人”なんでしょうけど…)

■ジェミノイドFのツイッター
http://twitter.com/#!/geminoidf

今はまだマネキン的な使われかたしかしておりませんが、今後自分で考えて動き、人のように振る舞うロボットが必ずや出てくると思います。その先駆けに触れることができてとても良い機会だったと思います。 いずれは人がいないような場所においては今の携帯電話のように無機質な機械に話しかけるのではなく、人形のアンドロイドに話しかけることで、人とコミュニケーションを取っているかのように遠隔地の人と会話できるような新しいインターフェースとして普及するかもしれないななんて思ったりもしました。

ご興味のある方は大阪大学の知能ロボット研究室のサイトも覗かれてみるのもいかがでしょうか?石黒博士のジェミノイドもご覧頂けます。

■大阪大学知能ロボット研究室(石黒研究室)
http://top.irl.sys.es.osaka-u.ac.jp/

ミッドタウンでスケート

2012年2月17日

昨年に引き続き、今年もスケートに行ってきました。
今年は東京ミッドタウンの芝生広場にある期間限定の屋外スケートリンクです。

大人1000円、子供500円のチケットを自販機で買い、自分のサイズのスケート靴を選んでリンクに。
レンタル靴は別で500円です。

子供用のスケート靴は、15センチから20センチまでは2枚刃になっていて、立ちやすくなっていました。
ヘルメットやヒジ・膝あては無料で借りることが出来ます。

お昼頃に行ったのですが、まだ混雑していなくてすべりやすかったです。この後すぐに混んでしまうのですが・・。

 しばらくすると、前にすべった感覚が戻ってきました。やっぱりスケートは楽しい。

六本木という土地柄か、外国の方が非常に多かったです。
ほとんどの人が上手なのですが、中には、冬の無い国から来て初めてのスケートなのかなという人達もいて、二人で手をつないで、ちょっとづつ進んでいる様子が微笑ましかったです。

夜になるとリンクがライトアップされます。木々の周りをライトが動くようになっていて、綺麗です。22時まで営業しているそうです。
今回は夜はすべらなかったのですが、時間があるのならナイトスケートも素敵ですね。

ミッドタウンからリンクに行く道から東京タワーが見えました。

冬は寒くて引きこもってしまいがちですが、手軽に楽しめるスケートにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
こちらのスケートリンクは今月末(2月29日)までの営業だそうです。