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楽しいキャンディショップ

2011年6月24日 金曜日

  気になっていたカラフルでかわいいキャンディのお店「パパブブレ」の
渋谷店に行って来ました。

 スペインのバルセロナに本店があるキャンディの専門店です。
日本では、渋谷と中野に店舗があるそうです。

販売だけではなく、店内ではキャンディ作りの実演もしています。

日本でいう金太郎飴なのですが、練ったり、丸めたりして
形を整えていきます。
最初にキャンディの中心の部分を作り、さらに包んでいきます。
職人さんが作っていく工程を見ているのはとてもおもしろく、
見とれてしまいます。

 最終的に枕くらいに大きくなった状態のキャンディを、
一気に細長く伸ばしていきます。
そして、素早くカットして出来上がりです。
この時作っていたのはマンゴーでした。出来たてが試食できます。

 おしゃれな店内は美しいキャンディでいっぱいで見ているだけだけで、
ワクワクして楽しい気分になります。

 常時、20~30種類の商品が揃っているそうです。

 ビン入り、袋入り、棒つきの3タイプがあります。

 クリスマスやお正月・ハロウィンなどには期間限定デザインも
発売されるようなので、また、訪れてみたいです。
ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそうです。

 「フルーツミックス」
それぞれデザインされたフルーツの味がします。
こまかいところまでデザインされていて、食べるのが
もったいないくらいです。
見た目がかわいいだけでなく、味もジューシーでおいしかったです。
噛むとサクサクする軽い感じのキャンディでした。

 

 パパブブレ渋谷店
東京都渋谷区神山町17-2
http://www.papabubble.com/

 

梅雨から初夏にかけて

2011年6月18日 土曜日

桃色月見草と春菊の花が庭一面に咲きました。

雑草のようななんでもない花なのに、その可憐さ、淡い美しさは

庭に不思議な雰囲気を漂わせています。

ここだけ切り取ってみると山の中に迷い込んだような深遠な雰囲気。

真っ赤なゆりの花。強烈な印象。

これも又、そびえ立っているたちいあおい。

これも強烈に夏の訪れを感じさせてとてもワクワクしてしまいます。

この時期に咲く「ビューヤナギ」そして雨の中にしっとりと映える「あじさい」。

6月は梅雨から初夏へと庭は毎日毎日変化しています。

 

 

 

英語部屋2

2011年6月11日 土曜日

「英語部屋」の第2弾です。

毎回、最新の新聞記事を取り上げ、便利な表現や重要文法、発音の法則などをご紹介していきますので、興味のある方はぜひ一緒に学習してみてください。

 

今回は・・・

  In Northeast Asia, anti-Japan feelings in China and South Korea seem to have receded since the catastrophe, thanks to Tohoku people’s dignified behavior.

(“Helping hands to Mr. Kan” the Japan Times)

「北東アジアでは、大災害以来、東北地方の人々の品位ある振る舞いのおかげで、中国や韓国の反日感情が薄れてきているように見える。」

(『日中韓首脳会談、連携回復の契機に』ジャパンタイムズ)

 

 記事の概要です。

震災後の日中韓首脳会談で、菅直人首相は中国の温家宝首相と韓国の李明博大統領と共に福島の避難所を訪問、日本側の演出で地元農産物の試食も行なわれた。共同宣言で相互支援体制強化で合意したものの、まだまだ懸念すべき様々な外交問題があり、今後も慎重に対中韓外交を進めていかなければならない。

 

 

【今回の学習項目】

①単語check!

     catastrophe 「大災害、大惨事、大失敗、悲劇的な結末」

(解説)

“ta”の”a”にアクセントがあります。「カストラフィ」と発音しますが、この”a”は、「エ」と「ア」の中間の音ですので、「タ」というよりは「テァ」という感じになります。

      Asia 「アジア」

(解説)

語頭の”A”にアクセントがあります。「アジア」ではなく、「エイジャ」と発音します。④の解説を参考にしてください。

 

②表現check!

     thanks to ~ 「~のおかげで」

(解説)

“thanks”は、「ありがとう(Thank you)」という意味でよく使います。ちなみに、この”a”も、「エ」と「ア」の中間の音です。

(例文)

 My success is all thanks to you.

「私の成功はすべてあなたのおかげです。」

 

③文法check!

     seem to ~ 「~のように見える、~らしい」

(解説)

“to”の後ろには、動詞の原形(辞書に載っている形)が来るので注意。

 (例文)

From her behavior, she seems to be very rich. 

「彼女の振る舞いからみて、大変な金持ちらしい。」

 

④発音check!

     “a“ 「」/「エイ

(解説)

“a”の発音の仕方は大きく分けて2種類あります。「ローマ字読み」と「アルファベット読み」です。

「ローマ字読み」→「(正確にはェア)」

「アルファベット読み」→「エイ(エーではない)」

この2種類でほとんどの”a”は発音できますので、”a”が単語の中にあったら、まずは「ア」か「エイ」で発音してみましょう。

(練習問題)

以下の単語を発音してみましょう。

stand,  station,  map,  maple,  gang,  game, 

(解説2)

ローマ字読み」と「アルファベット読み」は、”i, u, e, o”でも同様です。

“i”・・・「ローマ字読み」→「

    「アルファベット読み」→「アイ

“u”・・・「ローマ字読み」→「(アと発音することも多い)」

    「アルファベット読み」→「ユー

“e”・・・「ローマ字読み」→「

    「アルファベット読み」→「イー

“o”・・・「ローマ字読み」→「(正確にはォア)」

    「アルファベット読み」→「オウ(オーではない)」

もちろん100%とは言えませんが、見知らぬ単語が出てきたら、まずはこの法則で発音してみてください。

 (練習問題2)

以下の単語を発音してみましょう。

chicken,  chime,  input,  cute,  shutter,  step,  Steve,  hot,  home, 

 

⑤音読check!

     初級:2~3words/1second (1秒間に2~3語を音読できるペース)

     中級:3~4w/1s (1秒間に3~4語を音読できるペース)

     上級:4~5w/1s (1秒間に4~5語を音読できるペース)

(解説)

音読は、英語の勉強方法としてはオーソドックスなものですが、その効果は絶大です。黙読と違って、”the”や”of”なども読み飛ばさず発音することになるので、文法をしっかり理解したい人にはオススメです。また、徐々に速度をあげて読む練習をすることによって、英文を読むスピードが上がっていくのはもちろん、リスニングの対策にもなります。上記の「発音check!」の内容なども気をつけながら音読すれば、スピーキングもスムーズになっていきます。

事前に、本文の内容を把握してから音読するようにしてください。全く意味も分からずに読むのはあまりオススメできません。

さあ、ストップウォッチを手に音読を始めてみましょう。初級の人は中級を、中級の人は上級を目指してトライしてみてください。

もちろん、上記のペースを参考に他の英文もどんどん読みこなしていきましょう。

今回の記事(23語)の場合、初級(8秒~12秒)・中級(6秒~8秒)・上級(6秒未満)です。

 

では、次回をお楽しみに!!

(同記事の一部分を載せておきますので、練習用にどうぞ 152w)

  On May 21, the three leaders visited the city of Fukushima, 60 km from the Fukushima No. 1 nuclear power plant, where major nuclear accidents have caused radiation leaks and forced tens of thousands of people to evacuate.(38w)

  The meeting of the three leaders, held the next day at Tokyo’s Guesthouse, started with a one-minute silent prayer for the souls of those who perished in the March 11 calamity.(31w)

  Mr. Kan should not forget the open and sincere manner in which Mr. Wen and Mr. Lee offered their helping hands to him at the summit. He must be careful not to waste the goodwill and the achievements attained at the summit.(42w)

  Mr. Kan must carefully handle Japan’s diplomacy toward China and South Korea. The seeds of friction, such as issues related to the Senkaku Islands and the Takeshima Islets, as well as natural gas development in the East China Sea, still remain.(41w)

渋谷でルーベンスを。

2011年6月2日 木曜日

国立新美術館国立西洋美術館上野の森美術館サントリー美術館ブリヂストン美術館などなど、都内には著名な美術館が本当にたくさんあります。

数キロごとに点在するので、その気になれば1日で相当数の世界的な名画を堪能することができます。

ただ海外に比べて、美術館や博物館に出かける気軽さがあまり無いように思います。どちらかというと『自分の好きなアーティストの展覧会があるから』とか『ここにいると落ち着くから』というような気分とはほど遠く、知識、教養の場という敷居のたかさがありますよね。

ここはひとつ買い物のついでにという軽い気持ちで美術館によってみるのもいいかもしれません。そこでオススメなのが渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム。

センター街を抜けて渋谷の東急本店の裏手にあります。渋谷で買い物、映画のついでちょろっとよってみるのはいかがでしょうか?

私も先日、フェルメールの展示があるとことで美容院のついでに寄ってみました。フェルメールは17世紀にオランダで活躍した画家で、モネと並んで光の画家と称されます。特に陰影の表現が特徴的で、精緻に書き込まれた衣服に掛かる影・光などは息をのむものが多いです。

疑問作も含め30数点しか現存しないもののうち、男性を書いたものは2点。その内の1点がいま日本にあるというので、心も躍ります。


これが今回の目玉の『地理学者』。50センチ四方くらいの小さなものでしたがとにかく細かい!油絵はこれほどまでにキレイに書き込めるのかと驚嘆しました。

私が行ったのは開期ギリギリの時間だったので、土曜日ということもありお客さんでごった返していたのでなかなか近づけずじっくりと観ることはできませんでしたが、平日の午前とかに行くのであればじっくり『がぶりより』でご覧頂けると思います(笑)

目玉作品はフェルメールで作品展の名前も『フェルメールとオランダ・フランドル絵画展』となったおりましたが、こっそりルーベンスの絵もリストにありました。

フランダースの犬のクライマックスで『キリストの昇架』を前にネロが昇天するするシーンは涙を誘いますが、命を賭してネロがみたかったルーベンスの筆を渋谷でたった1500円で観ることができるのだなと思うと東京ってすごい都市だなと思いました。

名作が行かずとも観れるってすごいことです。

フランドル絵画と言えばブリューゲル親子やロイスダール、フランス・ハルスなど、観れば『ああ、教科書などで見たことある!』となるような絵画が多いです。

美術館に行こう!と意気込んで行くのではなく、これだけ多くの美術館・博物館があるのですから散歩がてらに寄ってみるぐらいの気軽な感じで立ち寄ってみると意外な発見があるかもしれません。

東京近郊は都市部だけでなく、ベッドタウンなどにも各市の美術館などもありましてそこでも魅力的な展示が多いです。一度、お住まいの地域のホームページなどをチェックされてみてはいかがでしょうか?

今回、いろいろ名画をみた中でこれはすごい!となった一枚がこの作品。ヤン・ウェーニックスの《死んだ野兎と鳥のある静物》です。

今のように写真がない時代にこの作品が書かれたと思うと、ウサギの毛一本一本まで、今そこにあるかのように映し出された静物画は驚きを持って受け入れられたと思います。静物画としてのレイアウトのすばらしさ、色彩の美しさ、残酷とも言える題材なのにじっと見入ってしまうような力強さは人を引きつける何かがあります。

場所にもよりますが、人気の美術館でも平日は実は結構ガラガラです。お休みが取れるようであれば平日に美術館に訪れるのは、展示物をじっくり見れるので本当にオススメです。

『ネットでも観れるじゃん』『絵画には興味ないなぁ』と思っている方でも、いざ実物を目の前にするとそのパワーに引き込まれます。

どこにでもあるプリントや既製品とは違い、世界にたった一つしかない逸品の放つ力を感じるだけでも訪れる価値はあると思いますので、事前知識無しでぶらっと立ち寄ってみて下さい。きっとその日一日が、いい一日になると思いますよ。

■Bunkamuraザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/index.html