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魚釣りができるお店

2011年7月29日 金曜日

 魚釣りができる居酒屋「ざうお」に行ってきました。

自分達が釣った魚を料理してくれます。
 

 店の中央に大きい船がありその周りを魚が泳いでいます。船の上や周りから釣りができるようになっています。

釣った魚はリリースできないので、釣り過ぎないように気をつけて下さいとお店の方に言われました。

  

  魚の種類によって、エサのエビを針に付けて釣るものと、エサ無しで口に針をひっかけて釣る引っ掛け釣りとがありました。

  

 

 泳いでいるのは、 鯛、鯵、平目、カサゴ、伊勢えびなど。

 サメもいました。ちなみに、サメとタコはペットだそうで、釣ってはいけません。

鯛がつれました!エサをつけて水に入れると5分程で釣れました。

お造りに。そのあと鯵も釣りました。調理方法はお造り、塩焼き、煮付け、唐揚げ、握り、しゃぶしゃぶなどから選べます。

 食べた後に残った部分を注文するとさらにお味噌汁や骨せんべいにしてくれます。

釣りも、水族館気分も味わえる楽しいお店でした。なかなかする機会のない釣りを手軽に楽しめてよかったです。
普通のメニューもたくさんあり、釣った魚以外でも頼むことが出来ます。

お子様も楽しめるので、ご家族で来ている方も多かったです。

夏の花々と青空

2011年7月26日 火曜日

 

 

真っ青な空にネムの木をバッグにタチイアオイの赤がそびえ立つ。

暑い夏がタチイアオイの赤を鮮やかに際立たせている。

ネムの木もなぜか空の青にとっても映える。

 

 

【ネムの木】

 

【タチイアオイ】

 

 

 

【ネムの木】

早朝庭に出るとピンクと黄色のトランペットエンジェルが甘い香を漂わせている。

大きな大きなトランペットエンジェルの花は夏が来たことを夏のこの暑さを

そして楽しさをとても強く感じさせます。

 

 

【トランペットエンジェル】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏は様々の花々が美しさを競いあっている。とても存在感のある真っ赤なユリ、ノウゼンカズラも青空に生える。ピンクのグラジオラスは淡くてフワフワ。カンナも結構強烈。カノコユリにハマユウ、カンゾウの花、そしてオシロイ花にリュウキュウアサガオ。夏の花々はとてもいとおしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【タチアオイとユリ】

 

 

 

 

 

 

 

 

【ノウザンカヅラ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【グラジオラス】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【カンナ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【カノコユリ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ハマユウ】

 

 

 

 

 

 

 

 

【カンゾウ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【オシロイハナ】

 

 

 

 

 

 

 

 

【リュウキュウアサガオ】

 

 

 

 

 

 

 

 

夏になって少しあの大震災を忘れることができた。しかし、この美しい自然をみるにつけても平和の大切さを思う。日本の自然の美しさ、これからを慈しみ、愛したい。私は心から脱原発を祈ります。

 

 

 

 

ボクシング・・・プロデビュー戦!

2011年7月16日 土曜日

先日、知人のAさんに誘われてボクシングを見に行きました。

ボクシングにそれほど思い入れもなく、格闘技自体たまにテレビで見る程度の私だったのですが、今回のお誘いはちょっと断ることはできませんでした。

 

Aさんの弟のプロデビュー戦だったのです。

 

 

応援団は、Aさんと、彼女の母親とその知人、彼女の友人1人と本人の友人2人、そこに私を加えた合計7人です。

 

新宿駅で待ち合わせし、歩くこと5分。

試合会場の「FACE」に着きました。

Shinjuku Face

ボクシングの試合、特にデビュー戦などは、「後楽園ホール」が有名だと思うのですが、実際にはいろいろな場所で開催されているらしいです。

 

ビルの前には数百人ほどの列ができていて、開場を待っていました。

実を言うと私は、会場はガラガラで、ほんの数人しかお客さんがいないのかと思っていましたが、会場は満員でびっくりしました。

試合前会場

 

お目当ての試合は、3試合目。

とりあえずは、普通にボクシング初観戦です。

Fight a

確かに生で見るのとテレビで見るのは(当たり前ですが)全く違いました。

Fight 3

解説がない代わりに、顔やボディーを殴るニブイ音が聞こえてきます。

 

 

試合が終わると、まずAさんに声をかけました。

「弟、勝ってくれるといいね。」

すると、彼女はじっとリングの方だけ見ながら

「勝つところしか想像できないし、それ以外考えたくない。」

と、答えました。

次に、彼女のお母さんに声をかけました。

「息子さん、少なくともケガだけはしないといいですね。」

「まさか自分の息子がこれからあそこに立つなんて・・・。さっきまでの2試合も、緊張してあまり見れなくて・・・。なんだかあっという間。あ~まだ信じられない!」

と、落ち着かない様子。

 

私はというと、この親子との帰り道での会話を想像し、

「弟よ!なんとしてでも勝ってくれ!」

と祈っていました。

 

 

そして、その時。

 

対戦相手が入場するや否や、会場の一角から派手な応援の声が聞こえます。

「頑張れ!」と叫ぶ人たち、名前を連呼する人たち、総勢40~50人の大応援団です。

Fight 4

この日に組まれた十数試合は、プロデビュー戦や2戦目のボクサー同士の戦いです。

イベント名も「ルーキーズカップ」。

ですから、基本的に家族、親戚、友人などが応援に来ているわけです(すでに固定ファンがついている選手もいるのかもしれませんが)。

Fight 1

ここで、私たち7人は初めて声を張り上げて応援することになりました。

1試合目、2試合目を振り返ってみても、たった7人の応援団というのはかなり少ない方でした。

実際、弟の名前を呼ぶくらいしかできなかった私たちの声援はなんとも頼りなく、相手の大応援団による声援にかき消されます。

(「ジャブ!」「足を使って!」「自分の距離を保って!」など専門的な声援も多かった。)

「応援の声?全く聞こえなかった。どこに座ってたの?」

本人ものちに、こうコメントするほどでした。

Fight 2

試合は、対戦相手が優勢で3Rまで進みます。

相手のフットワークが軽やかで、なかなかパンチを当てられないのです。

ボクシングは、KO(ノックアウト)がなかったときは、ポイント(相手にどれだけ有効なパンチを当てたか)によって勝敗が決します。

KO負けにつながるような決定的なパンチは打たれてないものの、ポイントでは確実に負けていて、弟が勝つには最終ラウンドで相手をKOで倒すしかありませんでした。

 

そして運命の最終ラウンド・・・。

 

なんと!

狙い済ましたカウンターパンチ一発で大逆転のKO勝利!

それまで会場内を満たしていた大応援団の声援がピタッと止み、一瞬の静寂が。

 

そして、Aさんと母親、友人、私の「ウォーッ!!」「キャーッ!!」という獣のような声が響き渡りました。

Fight b

勝者のアナウンスがあり、次の試合の準備が始まってからも、私たちは興奮して叫んでいました。

試合内容と同じように、まるで応援でも最後に逆転KO勝ちでも収めたかのように、静まり返った大応援団(がいる方向)に向かって必要以上に弟の名前を連呼していました。

 

落ち着いてきたのは、次の試合の選手入場が始まって、会場の別の一角が盛り上がり始めた頃でした。

なるほど、格闘技観戦とはこうゆうものか、と思いました。

 

 

ただ、もう二度と知り合いの試合には行くつもりはありません(Aさんゴメンなさい!)。

 

私たちは、せっかくだからあと数試合見てから帰ろう、ということなり、そのまま座って興奮をさましていました。

そして私は、入り口で手に取った、その日のプログラムを改めてながめてみました。

 

すると、先ほどの対戦相手の出身地が書かれていたことに気づきました。

 

九州でした。

 

つまり、彼の大応援団は(全員ではないとしても)九州から応援しにきていた、という可能性が高いのです。

息子のプロデビュー戦です。

ご両親も見にいらしていたかもしれません。

親戚や地元の友人も来ていたでしょう。

はるばる東京にやってきて、息子のKO負けシーンをみることになるとは・・・。

もし、Aさんの弟が同じような負け方をしていたら・・・

もし、自分の身内が同じような負け方をしていたら・・・

甘いのかもしれませんが、このように考え始めると、先ほどの勝利をあまり喜べなくなってしまいました。

 

よくよく見てみると、その他の試合の出場選手たちも「北海道」や「四国」、「沖縄」出身までいました。

会場のそれぞれの場所に陣取っているそれぞれの選手の応援団も、同じような事情をかかえているわけです。

それぞれの選手がどのような気持ちでプロデビュー戦を迎えたか、そしてその頑張りを知っている家族・友人がどのような気持ちでプロデビュー戦を応援しているか、今日は東京のどこに宿泊するのだろうか、どんな言葉で本人を慰めるのだろうか、本人は両親や友人に対してどんな言葉をかけるのだろうか、などなど 試合を純粋に楽しむことのできない要素が満載だということに気づいたのです。

 

帰りに、我々小応援団は近くの居酒屋で祝勝会を開きました(本人は不参加)。

私は、Aさんと母親とに心からお祝いの言葉をかけました。

息子が、弟が、どれくらい真剣にボクシングに打ち込み、どれだけツライ練習を耐え抜いてきたか、それを間近で見てきた2人には、(少なくともその夜は)KO負けした対戦相手やその応援団のことを考える余裕はないでしょう(考えるべきかどうかすらも私にはわかりません)。

 

少なくとも、私にはそんな世界に踏み込む覚悟はないです。

しばらく、テレビ観戦でいきたいと思います。

 

今年最後のグランドスラム、全米を楽しむ

2011年7月8日 金曜日

テニスのグランドスラム、ウインブルドンが先日、男女ともに初優勝(男子:ノバク・ジョコビッチ、女子:ペトラ・クビトバ)で幕を閉じました。今年も4大大会も全米オープンを残すのみとなりました。最後と聞くと、ずいぶんと早く今年も後半戦に突入したのだなとしみじみ思います。

 

 

テニスファン必見の今年最後のグランドスラム大会、全米オープンをここでちょっとおさらいしてみましょう。

全米オープン(U.S.Open Championships) は、アメリカ・ニューヨーク市郊外のフラッシング・メドウで毎年8月の最終月曜日から2週間の日程で行われる世界の4大メジャーテニス選手権の一つ。

観客動員数、賞金総額等において世界最大のテニストーナメントです。その優勝賞金額は2010年はなんと170万ドル。

円高とはいえ1億4000万絵円近くが1つの大会で優勝者に送られるとはすごい大会ですよね。ちなみに先日行われたウインブルドンは優勝賞金110万ポンド(142774550円、7/8日現在)でドル安も相まってこちらも同額程度。今年は更に大きな金額になると思われます。

会場はUSTAナショナルテニスセンター。過去の優勝者はポロシャツでおなじみのルネ・ラコステやフレッド・ペリー、アーサー・アッシュ等のレジェンド達をはじめ、ジョン・マッケンロー、ピート・サンプラス、ロジャー・フェデラー等名選手ぞろいです。

大会の傾向としては、他の4台大会に比べると大番狂わせがあまりない大会で、ナダルが昨年24才で優勝したのが最年少と優勝者の平均年齢が高い大会です。

数字から読み解くと、試合巧者でなければ頂は拝めないというタフな大会。毎年8月の終わりに行われる為に、残暑厳しく、ハードコートの日光の照り返しも相まって、そういった意味でもタフさが求められる大会でもあります。

 

見所はなんといっても男子は世界ランク1位に躍り出たノバク・ジョコビッチ。ハードコートでは今年ほとんど無敵と行っていいくらいの勝率を残しており、今年も年初から41連勝して大会を総なめにしておりました。4大大会も今年既に2勝。破れた全仏もベスト4。無類の強さを誇っています。

女子では怪我から復帰したセリーナ・ウィリアムズと姉のビーナスが全米というホームグラウンドで若手新興勢力からカップを奪い返せるのかというところも見逃せないところでしょう。

そこで、今年最後のグランドスラム大会を何倍も楽しむ為に、今注目の選手を何人かご紹介したいと思います。

Sub10と呼ばれるランキング10位以内は誰しも優勝候補です。今回は意外性のある優勝を狙える選手に的を絞ってみました。明日のチャンピオンを狙う、若き精鋭達。名前を知っておくだけでもトーナメントを楽しんでご覧頂けると思います。

■日本テニス界の期待の星、錦織圭

ちょっとベタですが、期待の星という点ではこの人を外すわけには行きません。アメリカ在住の彼にとっては時差もなくホームグラウンドとして全力で戦える、4大大会では一番優勝の可能性のある大会ともいえます。事実、過去の大会では4Rまで進出しておりますし、サーフェスも得意とするハードコートです。

普段はフロリダのニック・ボロテリー・テニスアカデミーで練習しておりますが、過去に所属した選手はサンプラス、ベッカー、ヒンギス、シャラポアと世界ランク1位の選手を数多く輩出しており、錦織のコーチもメンタルトレーナーを含めて17人と世界を狙える体制でバックアップしています。

彼の持ち味はなんといってもロケット弾のようなフォアハンドストローク。

大きな大会前の怪我も多く、安定感という面では疑問符がつく彼ですが、今男子のアジア勢でグランドスラムを狙えるのは彼以外にはいないと思います。

フェレールやジェームズ・ブレークなど当時の実力者を次々に大物食いしてきた彼ですから、フィジカルコンディションとトーナメントの組み合わせさえよければかなりの上位に食い込める逸材です。

日本のメディアでも大きく取り上げられる彼ですが、得意のハードコートで平成の下克上を成し遂げてみせるのか。注目です。

 

■小さな島の英雄、マルコス・バグダティス

マルコス・バグダティスはキプロスという地中海に浮かぶ小さな島国の出身で、現在26才。ベースラインからの強烈なストロークと、勝負強いサービスを武器に2006年には4大大会の一つ、全豪オープンで、決勝まで駒を進めました。

2010年にはランキング1位のナダルや、フェデラーにも勝ち、潜在能力の高さを伺わせます。彼の持ち味は戦略のうまさ。サーブももちろん1級品なのですが、いいサービスの出しどころや相手との間の取り方、駆け引きにとても長けている選手で、ドロップショットなど、もっさりした見かけに似合わずセンスあふれるクレバーなプレーヤーです。

緊張感あふれる2010年のATPマスターズの決勝ラストゲームはこちら。

パワーテニス全盛の昨今において、珍しくスピンや遅い球など緩急を付けて戦える希有な存在です。7/8日現在,24位。もう少し上の方で戦って行ける選手ですので、試合展開なども面白く、是非注目してみて下さい。

 

■脅威のフィジカル、ガエル・モンフィス

 

フランス・パリ出身の男子プロテニス選手で、24才。今脂が乗り切っている選手で、193cmの長身から繰り出されるビッグサーブは脅威そのもの。

彼の最大の持ち味は、長い手足を使った驚異的なコートカバーリングで、コートの端から端までを飛ぶように駆け回る身体能力の持ち主です。

経験者の方は分かると思うのですが、テニスなど球技のスポーツではどうしても球に近づきすぎると窮屈な打ち方になってしまうので、歩幅の調整が必要になります。

モンフィスはそれをコートを滑ることで調節してしまったり、腕をたたんで窮屈な体制で難なくしのいだりと通常では考えられない型破りな選手です。

土のコートや芝のコートではシューズを滑らせてポジションに入ることはできるのですが、通常サーフェスがコンクリートやゴムのハードコートでは、摩擦が強すぎてシューズが滑りません。

ところが彼は車がドリフト走行するように煙を靴底から出しながら滑ってゆきます。周りにはこげたゴムの匂いが立ちこめるそうで、松岡修造氏も驚いておりました。

私も目の前でみたことがありますが、同じスポーツをやっているのかと思うほど動きが滑らかで、野生の動物のような動きでした。彼も昨年は全米ベスト4まで上り詰め、今年はSub10の仲間入りをついに果たしました。

フェデラーの王子様のような美しいフォームと比べると、お世辞にもきれいなフォームとはいえませんが、この型破り感とバスケット選手のような派手な風貌は一度ご覧頂くとファンになる方も多いかと思います。

彼が暴れ回る姿を、今年の全米でみてみたいと思います。

 

男子の注目選手をご紹介しましたが、他にも個性的で魅力的な選手がたくさん登場しますので、夏の最後は全米オープンに是非注目してみて下さい!