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「水」カップ麺15分チャレンジ

2021年10月1日 金曜日

今月の特集は「在宅避難の心得」です。
災害等で電気やガスが使えなくなった時でもお腹は減ります。
そこで、SNS 等でよく見かける、カップ麺を水で調理する方法を試してみました。
また、カップ麺を食べるのに40分とか1時間とか待つのは我慢できそうにないので、15 分で食べられるようになるのかを確認します。

なお、以下の方法はメーカーが推奨する調理法とは異なります。
試す場合は自己責任で。

今回試したのは麺の種類が異なるこの4種類です。

・カップヌードル(ラーメン)

注水前
15分後
麺の様子

具材は5分くらいで戻りますが、麺は下の方がちょっと柔らかくなっている程度で、全体はまだまだ固いです。
10 分経つと麺もだいぶ柔らかくなりますが、まだ食べるには早いです。
15 分後、麺の一部がまだ戻り切っていないですが、食べているうちにその部分も十分な柔らかさになりました。
味は普通(濃い・薄いとかはない)で、なんの違和感もなく食べられました。
麺がのびている感じもありません。
暑い時期にはこうして食べるようにしようと思うくらい普通です。

・小海老天そば(日本そば)

注水前
15分後・麺の様子

こちらも5分後には具材は十分戻っています。
15 分経っても麺はまだ固い部分が多く、全体が塊になっています。
プラス5~10 分(トータル 20 ~ 25 分)位必要な感じです。
味は普通(元々ちょっと濃い目)です。
食感はちょっとぼそぼそした感じで、麺をすするというわけにはいきません。
これがそば粉のせいなのかどうか判りませんが、水で戻すのには向かないようです。

・きつねうどん(うどん)

注水前
15分後・麺の様子

こちらも5分位で具材は戻ります。
15 分後、麺は一部塊の様に見えますが、プラス5分程度で十分柔らかくなります。
味は普通です。
柔らかくなった麺はなんとかすすれるくらいにはなります。
15 分では時間が足りませんでしたが、「麺」を食べている気にはなれます。

・やきそば(焼きそば)

注水直後
30分経過後

15 分では全然足らず、倍の 30 分かかりました。
水を注ぐと麺が浮かんで上部が浸からないので、時々上から押さえる必要があります。
味はうすく感じました。
「麺」としては十分なのですが、時間がかかるのと味がうすいの2点から、満足度は低めです。

今回4種類のカップ麺を水で調理する方法を試しましたが、備蓄するならカップヌードル一択です。
また、ごはん系のカップ食品も試してみようかと画策しています。