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今月28日より開催される全米オープンテニス!今年最後のグランドスラムということもあり、ほとんど全ての上位選手が抜けることなく、エントリーしてきています。事実、第1シードとなるだろうアルカラス選手、第2シードのジョコビッチ選手と続き、第10シード予想の地元ティアフォー選手まで1人もかけることなくエントリーしています。
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シードとなる32選手まではほぼほぼ直前の怪我などがなければ全てランキング通りにエントリーされると思います。これは一番多いサーフェスのハードコートであることや、アメリカで開催されること(コロナ禍のワクチン問題で出られなかったジョコビッチ選手は例外ですが)などが大きいと思います。
通常グランドスラムでは128ドローあるので、ランキング100位以内であれば予選なしの本戦ストレートインが大体の目安なのですが、錦織選手など怪我明けの選手がプロテクトランキング(怪我している期間を考慮したランキング)で予選なしで入ってくる場合もあるので、100位より少し下くらいだとギリギリ予選に回るという選手も出てくるかもしれません。ちなみに錦織選手は現在355位ですがプロテクトランキングで48位相当としてストレートインしています。全仏でも活躍した西岡選手が45位で今回シードなしなので、どれだけ錦織選手のランキングが高かったかわかりますね。
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今回はランキング99位のチリッチ選手もプロテクトランキング21位で同じく出場。ビッグサーブで一世を風靡したラオニッチ選手も現在545位ですがこちらもプロテクトランキング33位でこの試合に再起をかけて来ます。
その錦織選手ですが、先日の7月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)準々決勝で第1シードのT・フリッツ(アメリカ)と対戦した際に左ひざを負傷。そのまま次の週のムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)とさらに翌週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)、チャレンジャー大会の今週のゴールデン ゲート・オープン(アメリカ/スタンフォード)も欠場し、3週間試合に出られていません。
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膝の状態は100%でないとのことで、試合をスキップしていますがユニクロなどでは久々に出場する全米に向けて錦織着用モデルの販売なども開始し始めました。さて、今月末の開幕に膝は間に合うのか、とても心配ですね!