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いよいよ始まるサッカーの祭典!

2014年6月13日 金曜日

 

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さて今日から世界中が待ち望んでいたサッカーの祭典2014 FIFA WORLD CUP BRAZILの幕が切って降ろされます。4年間世界各地で行われた地域予選を勝ち抜いた32チームが世界王座の座をかけて約一ヶ月間躍動します。

我ら日本代表はグループC。対戦相手はコロンビア、ギリシャ、コートジボワールの3カ国。総当たりで2位までに入れば決勝トーナメントに進出できます。予選リーグで対戦するこの3チームについては連日連夜テレビなどで相手チームのエースや、プレイスタイルなど報道されておりますので、みなさんよくご存知かと思います。

私も日本代表が決勝リーグにすすむことを祈って、ちょっと早いですが決勝リーグであたりそうなチームのご紹介したいと思います。

■決勝リーグの組み合わせ

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(図表はasahi.comより)

グループCを1位通過するとD組の2位と、惜しくも2位通過ということになるとD組の1位と決勝リーグでは対戦することになります。さて、お隣のD組の顔ぶれはどんなチームなのでしょうか?

 

■強豪ぞろいのD組

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お隣D組は死のグループといっても過言ではない組み合わせのグループです。FIFAランキング(2014年6月5日発表)7位のウルグアイ、9位のイタリア、10位のイングランド、28位のコスタリカという組み合わせ。

一番チーム力が低いとされているコスタリカですら北米予選2位通過という強豪。ちなみに日本のランキングは46位。まさに死のグループですね!

私の個人的な予想ではD組の通過はイングランド1位、イタリア2位通過と考えております。面白みのない超堅い予想ですが、この2チームW杯の予選は負けなしで通過してきております。他2チームは強豪の揃う北南米予選やとはいえ、いくつか下位チームへの取りこぼしもあり、本番で力を発揮できるのはこの2チームで間違いなしなのではないかと思います。

 

■本命になれるかイングランド

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予選無敗で5大会連続14度目の出場を決めたイングランドですが、毎回本命にあげられるものの途中敗退が目立つイングランド。過去の大会では主力選手が途中で出られなくなったりと本番での弱さが目立ちます。今回はベテランと若手のバランスの良いチームを率いた「老将」ホジソンが指揮を執ったチームとなり、今までのチームの中では一番仕上りの良いチームではないかと思います。

名将モウリーニョもイングランドを今回の優勝国と予想しています。ちなみに彼の予想では日本は予選敗退だそうです(涙)

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今回のチームのキーはやはり代表キャップ100を越えるイングランドの精神的主柱スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードの2人ではないでしょうか?

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強力なキャプテンシーをもってチームを引っ張るだけではなく、二人とも中盤の選手なのに得点力がずば抜けている点も魅力です。攻守共に身を以て示すタイプのベテランでチームが停滞しているときでも、ピッチ上で大声でコーチングでする姿を見られることかと思います。日本戦であたることとなったら、この2人に要注意ですね。

 

■堅守だけではない攻撃力も手に入れた古豪

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アズーリの通称で知られるイタリアのナショナルチームは昔から『カテナチオ』と呼ばれる堅守が特長。前回の南アフリカW杯では主力が次々負傷し、1勝も飾れず予選敗退と残念な結果に。後を継いだブランデッリは堅守のチームにバロテッリなど若手を起用し、攻撃力を与えたことで見事チームを立て直しました。

予選は9失点とカテナチオとしては物足りない守備力ではあったものの、19得点とそれを上回る得点力を発揮し、無敗で予選を突破しブラジル入りしてきたイタリア、文句なしの優勝候補でしょう。

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その攻撃の大きな柱になるのがこのマリオ・バロテッリ。パレルモ出身の23歳のFWは189cmとゴール前の高さはもちろんのこと、類いまれな身体能力でディフェンダーをかわし多くの豪快なシュートを決めてきました。

オランダ代表のロビン・ファン・ペルシーは「速さ、強さ、勇敢さ、ストライカーに必要な全てを兼ね揃えた選手」と太鼓判を押すのですが、代表監督のブランデッリは少し見方が違う様です。「現代的な選手で、センターだけでなくサイドができ、あらゆる要素が揃っている」と評価するものの、「足りないのは冷静さだけ」と精神面に不安があることを認めています。

おもちゃの銃をぶっ放しながらドライブしていて通報されたり、イギリスでは27回もレッカーされて警察からマークされていたり、後輩にダーツを投げて怒られたりとピッチ外の悪童ぶりばかり目立ちますが、サッカーでは公式戦でのPKは過去一度も外したことがないという伝説も。いい選手だけに精神面の成長がキーとなるでしょう。

予選リーグ次第ではカードの累積で彼がいない試合もあるかもしれませんね。

さて、ここまで日本が予選を突破した体でお話を進めてきましたが、この記事が無駄にならないように日本代表には初戦からエンジン全開で頑張ってほしいと思っています!VAMOS!

 

魅惑の多肉植物たち

2014年5月16日 金曜日

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季節も夏に向かって大分暖かくなってきましたね〜。季節感を感じたいので私も暖かくなった出窓に緑が欲しくなり緑を植え始めました。

私はガーデニングなどもやったことがなかったので植物選びには、とにかく『手間が要らない』、『多少水やりを忘れてもダイジョブ』、『長く楽しみたいので、一年で枯れない』という条件をもとにいくつか植物を見に行ってきました。

そこで目にしたのはぷっくりと愛らしい姿の多肉植物でした。お花は綺麗だけど枯れてしまうし、サボテンだとちょっと刺々しいよなーと迷っていた僕にぴったりの植物だったので、土や鉢などいろいろ揃えてみました。どの多肉植物もぷっくりしていて個性豊か。もともと砂漠地帯の植物が多いので、手間もかからないというのもお勧めなところ。

まずは多肉植物って何?って方のために簡単な説明を少しだけ。

多肉植物とは「乾燥した厳しい環境に適応するために体内に水や栄養を蓄えられるよう進化した植物」の総称で、学術的な区分がある訳ではありません。

厳しい環境に適応するために葉や茎を肉厚にしたり、根をイモのように太らせたり様々で、葉の先端を透明にしてわずかな光も取り込もうとしたり、葉をとげのように変えて乾燥から身を守ったり、立体的で硬い葉を持ち紫外線や害虫から身を守ったり、石のような見かけをして動物たちの攻撃を避けたりとその種類は数万種とも言われます。サボテンやテキーラの原料の竜舌蘭もこの仲間となります。

■ちいさなカップでも育てられるお手軽さ

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もともと厳しい環境で育ってきた植物なので、カップ一杯の土でも元気に育ちます。しかも二酸化炭素をたくさん吸ってくれます。その量の多さはCOPというレベル分けの5段階中の4と言う高スコア。一般的な植物はレベル1に対して、多肉植物はレベル4。

かわいらしさで癒してくれる上に、お部屋の空気もリフレッシュしてくれるなんてなんて素敵なんでしょう!

■オススメ多肉植物

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◎エケベリア種 薔薇のような形の多肉植物で様々な種類があります。

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◎アラントイデス 粉が吹いたような白っぽい肌のぷっくりさん。にょろっとのびる姿が愛らしいです。

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◎グリーンネックレス 写真の様に単体で植えるのではなくて、他の多肉植物と寄せ植えにするとアクセントとしてとても綺麗な植物です。ぶどうの様に丸まると太った実のような葉っぱがまるで真珠のネックレスの様にのびてきます。鉢植えから溢れるようにのびてくるとゴージャスで嬉しいですね。

さて、多肉植物はいかがでしたでしょうか?ホームセンターなどでかなり多種多様なものが販売されているので、是非手に取ってみて下さい。価格も数百円からととってもお手軽で、通年を通して楽しめますからとってもお得。しかも結構大きくなるんです。種類によってはお花も咲きますし、いろいろな楽しみがある植物です。

是非あなたのお部屋にもひと鉢いかがでしょうか?

■村上海賊の娘にいたるまで

2014年4月11日 金曜日

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先日、本屋大賞が発表されましたね。

ほとんどの方が名前だけでもどこかでお聞きになっている賞かと思いますが、全国書店員が選んだいちばん!売りたい本を選ぶという賞なんです。

もちろん本屋さんというのは本のプロですから、いい本、そうでない本たくさん読まれてきております。その目利きである本屋さんがこれはいいぞ!という本なのですから、ハズレがある訳がありません。

簡単に過去の受賞作あげてみると三浦しをんさんの『舟を編む』、東川篤哉さんの『謎解きはディナーのあとで』、冲方丁さんの『天地明察』、湊かなえさんの『告白』、伊坂幸太郎さんの『ゴールデンスランバー』などなど…

どの受賞作も後にドラマ化、映画化がされているんです!今や直木賞や芥川賞より注目を浴びるこの賞は全国の書店員有志で組織する本屋大賞実行委員会が運営している賞で、前述の権威ある賞とは違い大物作家などの審査委員などがおらず、審査過程も明白で、とても透明性も高い賞となっています。

それだけ、多くの方に読まれ、おススメされてきたお話ですからノミネート作品が全て面白いというのもこの賞の特長で、本を読む人、読まない人にとっても『オススメできる本』の指標となってきました。

前置きが長くなりましたが、今年の受賞作は和田竜さんの『村上海賊の娘』です。お話は戦国時代、織田氏と毛利氏の水軍が大阪湾で激突した木津川口の戦いを舞台に、当時瀬戸内海を席巻した海賊王の娘・村上景(きょう)の活躍を描いた時代小説で、和田さんの長編はこれで4編目になります。

私も和田さんの大ファンで本屋大賞が発表された時、取るべくして取ったと本当に嬉しくなりました。そこで今回は受賞作家和田さんの過去の3作を含む珠玉の作品達ご紹介したいと思います。

■ご存知、映像化もされた『のぼうの城』

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埼玉県の行田市と鴻巣市にまたがる一帯に石田堤と言われる堤防のあとがあります。これは石田三成が当時この地区にあった成田氏が納める、周囲を湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍(おし)城を水攻めにするために築いた水止めの遺跡。

時はさかのぼること戦国時代、天下統一目前の豊臣秀吉は唯一残された敵、北条勢を攻めようとしていた。周囲を湖で囲まれた「浮き城」の異名をもつ「忍城」もその一つ。

その忍城では、その不思議な人柄から農民たちから“のぼう様(でくのぼうの意)”と呼ばれる、成田長親が城を治める事に。迫りくる天下軍に緊迫する仲間たちを前に、長親は 「北条にも、豊臣にもつかず、皆で今までと同じように暮らせないかなあ~」と呑気なことを言うような城主。

時は刻々と戦渦の度合を強め、天下軍を指揮する石田三成は忍城に降伏を迫る。しかし多勢に無勢、と三成軍のなめきった態度に、長親が思いもよらない言葉を発する。「戦いまする」そして、誰の目にも絶対不利な、たった500 人の軍勢対2万の大軍の戦いの火ぶたが切って落とされる。

…と言った内容の作品なんですが、映画化もされ、さらにはマンガ化までされのべ200万部の大ヒット作となりました。和田竜さんといえば、このお話と言ったお顔となる時代小説ですね。大ヒット作となったこのお話は実は『忍ぶの城』という題名のシナリオで最初は発表されていました。

まさに忍(おし)城のことなのですが、映像化にあたり小説にリファインされて大ヒット。私も最初読んだ時には前半部分は重たくて(歴史物は背景を時代背景を記述しなくてはならないので、そうなりがちです)、なかなか読み進まなかったのですが後々の作品はとても読みやすく洗練されています。

 ■忍者とは?がよくわかる『忍びの国』

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みなさんは忍者というとどんなものを想像されますか?

煙玉から飛び出す、ガマガエルのお化けでしょうか?颯爽と風呂敷で空を飛ぶ姿でしょうか?やはりそれは後々のマンガの影響がとても大きいと思いますが、ここでは等身大の忍者の姿が描かれており、とても興味深い作品です。忍者とは読んで字のごとく『しのぶもの』。普段は農民に化けてというか、普段は農業にいそしむ農民そのものです。そう、普段は隠れてすごしているので忍者は表に出ないんですね。

ただ、ひとたび戦争となるとその村に伝わる特殊な戦法(火気の扱いやかく乱を得意とした情報戦)を使って、金品で雇われた勢力に加担するいわば、今で言うところの傭兵家業なんですね。また城下町に悪い噂を流したり情報戦にも長けており、インテリジェンスとしての活躍も忍者の仕事です。諜報員、つまりスパイでもあるんです。

まとめると忍者とはスパイ+傭兵、しかも伊賀という村全体がそうですから、全員スパイ集団という厄介な存在なわけです。各地の戦況にも詳しいわけですから状勢に寄って寝返ることも珍しくなく、なかなか手元に置いて重用するのも難しかったでしょう。この時代うまくこの勢力を使ったのが織田信長です。さすがですね!

話が小説の内容からそれてしまいましたが、この忍びの国の舞台はそんな織田信長を父にもつダメ息子織田信雄の“忍びの国”伊賀攻めのお話。主人公は責められる側の伊賀の忍びの無門。伊賀一の腕を誇るのですが、無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺めるが…これを機に身辺が一変します。

時代は戦国、怠け者の無門も伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦いに巻き込まれてゆきます。

フィクションとしての忍者活劇の面白さもさることながらしっかりとした時代考証と、忍者の素の描かれかたが合わさって史実にもこんなことがあったのかもなぁと、遠い過去に思いを馳せる良い時間をくれることとと思います。

表舞台には決して登場しない忍者がいまでも海を越えて愛される理由がわかるような気がします。無門とお国のラブストーリーも必見!是非女性にも読んでもらいたい一冊です。

■戦国時代のスナイパーを描く『小太郎の左腕 』

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時は一五五六年。戦国の大名がいまだ未成熟の時代。勢力図を拡大し続ける戸沢家、児玉家の両雄は、もはや開戦を避けられない状態にあった。鉄砲が伝来してから時わずかな時代、織田信長が鉄砲衆で天下統一を手中にする少し前のころ、戸沢家の重臣である林半右衛門は、敵対する児玉家との戦の中で猛将・花房喜兵衛の槍を受ける。深手を負った半右衛門を山中で出会った猟師が介抱するが、そこで出会った猟師の孫が小太郎という名の少年であった。

ひと月後、児玉家との戦を前に大規模な鉄砲試合が開催された。武士と農民の区別なく参加できるこの大会に、小太郎が姿を見せる。半右衛門を助けた折に礼と して、出場させてもらう約束をしていたのである。通常の鉄砲では取るに足らない結果に終わった小太郎だが、執拗に制止する祖父・要蔵に違和感を覚えた半右衛門はふと、左構えの鉄砲を与えてみる。するとそこで小太郎は、驚くべき才能を発揮したのであった。

漁師が鉄砲を使うこと自体が珍しい時代に、山奥で出会う漁師とは歴史ファンには溜まらない設定、そう雑賀衆なんですよね。雑賀衆とは和歌山県の一部、当時紀伊国とよばれていた地方の一揆集団で、16世紀では珍しい鉄砲で武装した火器武装集団で、その軍事力を背景に貿易や傭兵なども行っておりました。

小太郎はその雑賀衆の少年。傭兵ですからその出自を表に出すことなく(この設定も忍者っぽいですね)しかも天賦の才がありながら左利き。そもそも鉄砲自体が高価な時代に左利きあつらえの銃を手に入れることが難しい。のちに左利きの銃を手に入れた小太郎の活躍は鳥肌が立ちます。

天才スナイパーにして出自が謎の少年、それを取り巻く侍達のやり取り。設定だけでもワクワクします。戦国の世にあって、出会うものと対峙しなければ行きてゆけない場面や、命を賭して家というプライドを守ってゆく侍達の姿。

隠れて生きる傭兵の雑賀衆と、家というプライドを背負う武士の全く異なる生き様が交錯するその刹那、弾丸が打ち抜く未来とは。息をつかせぬ展開に興奮あり、涙ありと男の生き様を描く時代小説。オススメの一冊です。

 

今週は本屋大賞を受賞された和田竜さんの作品をご紹介致しました。本当に才能のある作家さんなので、これからも心躍る作品をたくさん世に出してほしいと思います。もし読んだことにないものがありましたら書店にて一度手に取ってみてはいかがでしょうか?

いちご狩り

2014年3月28日 金曜日

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やっと暖かくなり、春らしくなってきましたね。
春といえばということで、いちご狩りに行ってきました。

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4種類のいちごが食べられるところでした。
あきひめ・紅ほっぺ・やよいひめ・おいCベリーの4種類です。
おいCベリーは初めて聞く名前でした。
名前の通りビタミンCが多く、7粒で1日分のビタミンCを摂取できるそうです。

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ビニールハウスの中にずらっといちごの列が並んでいました。

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 個人的には、細長い形の「あきひめ」が一番甘くておいしかったです。

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中にはこんなに大きないちごもありました。
お腹いっぱいいちごを食べられ大満足でした。