シーシャ

2011年10月21日

 

 イラン・トルコ・ウズベキスタン料理のお店「ZAKURO」に行ってきました。

 

 靴を脱いで店内に上がると、床一面絨毯が敷き詰められ、天井に布が張られた異国情緒たっぷりな空間が広がります。

食事は絨毯に置かれた板の上で、床に直接座って頂くスタイルです。

お店ではベリーダンスショーも行われるらしく、ベリーダンスの衣装やグッズがたくさん壁に飾られています。

 

 シーシャ(水タバコ)パーティーというコースを予約して行ったのですが、その日そのコースを予約した人達みんなでテーブルを囲む感じになりました。

店長がイラン人なので、料理はイラン料理がメインです。
内容はおまかせで、次々に料理が出てきました。

シナモンティー、ヨーグルトソースのかかったチキンサラダ、チキンのケバブ、豆のスープ、ナン、チキンの煮込み、クッキーなどなど。
料理数が多く、お腹ががいっぱいになりました。

そして、最後にシーシャ。
アップル、オレンジ、コーヒーなど、それぞれフレーバーの違うシーシャが5台でてきました。
色も様々で、瓶の部分に模様が入っているものもあって綺麗です。

自分用のマウスピースをもらって交換でシーシャを吸います。
フレーバーの甘い香りがします。

シーシャは体に害がほとんど無いと聞いていたのですが、後日ネットで調べてみたら、そんなこともないようで、ちょっとショックでしたが、普段出来ない体験で楽しかったです。

こんなに大きいシーシャも!
ただの時計だと思っていたら、みんなで吸えるシーシャでした。

日本にいながら、海外に行ったような気分を堪能できました。

秋の庭

2011年10月14日

夏の暑さを惜しむかのようにリュウキュウアサガオが大輪の花を咲かしています。

いつまで咲いているのかとても楽しみです。

ふようの花が庭中に咲き乱れています。その美しさはまるで天国にいるかのよう。

太陽に向かってその美しさを見せびらかすかのように光を浴びて輝いています。

 

鮮やかなふようの花と対比して真っ白のジンジャーはその匂いで際立っています。

清楚なそして甘い香り。夜の庭にでると満月のもとほのかに香るジンジャーの香りに本当に癒されます。

秋の庭には黄色の菊やピンクのコスモスそして白のタマスダレなどが可憐に風に揺れています。ふようの花のあざやかさにくらべると地味だけどそれらの風情も又美しい。

花だんに咲いたピンクのコルチカム。とても可愛い。

【タマスダレ】

赤い彼岸花、ピンクのトラノオそして真っ赤なカンナ。小さな庭ですが秋のつかの間を思い思いに咲いている様はまさに百花総乱。11月に入ると寒さがもっと厳しくなり、庭は寂しくなってしまうだろうのでほんの数カ月の楽しみです。

【カンナ】

タイ旅行

2011年10月6日

 

2泊3日でタイ旅行に行ってきました。

像

1日目:ムエタイ観戦

2日目:射撃(タイ陸軍基地内)/アユタヤ遺跡

3日目:バンコク市内王宮観光/タイ式マッサージ

 

かなり詰め込んだ感じになりましたが、とても楽しめました。

オススメです。

アユタヤ仏頭

 

1日目:ムエタイ観戦

スワンナプーム空港から電車で約30分で市内のホテルへ。

チェックインして部屋で一休みした後、また電車で10分、ルンピニー・スタジアム(ムエタイ)へ。

ムエタイは、タイの国技です。

日本でいう相撲にあたります。

リングのまわりは全員外国人で(チケットが高価)、現地のタイ人はみな2階席にいました。

試合を見に来ているタイ人のほとんどは、お金を賭けているようで、どちらかと言えば、相撲というよりも競馬に似ている感じでした。

 

2日目午前:射撃(タイ陸軍基地内)

午前中は、タイ陸軍基地で射撃をしました。

かんたんな説明を受けたあと、約30~40メートル離れた的に実弾を50発、あっという間でした。

使用した銃のうちの1つは、実際に日本の警察官が使用しているものと同じだそうです。

追加でライフル(20発)も撃たせてもらいました。

ちなみに、使用した的も記念に持って帰りました。

 

2日目午後:アユタヤ遺跡

午後は、アユタヤ遺跡観光へ。

アユタヤは、バンコクから車で約1時間ちょっとのところにあります。

やはり、遺跡を巡ると、旅行に来たなぁ~という感じがします。

夕食を食べたレストランからは、徐々にライトアップされていく遺跡が見れました。

象にも乗りました。

アユタヤ

象

 

3日目午前:バンコク市内王宮観光

午前中は、バンコク市内の王宮を見に行きました。

川沿いに宮殿が並んでいるので、船で移動します。

船

王宮

 

3日目午後:タイ式マッサージ

最後に、約2時間のタイ式マッサージをうけました。

隣りでは、マッサージを受けながら気持ちよさそうに寝ている人のいびきが聞こえました。

私にとっては、ほとんどの時間は気持ちよいというより痛みとの戦いでした。

 

成田を昼に出発。

日本からタイまでは約4時間、帰りは約8時間。

帰りは飛行機の中で寝て、朝の8時に成田に到着。

3日間は短いかと思いましたが、たっぷり楽しむことができました。

5日間くらいあればプーケットにも足を運べるかもしれません。

空港

タイは「微笑みの国」と言われますが、実際みんな笑顔でやさしかったです。

タイ、オススメです。

 

【その他の写真】

アユタヤ仏像

王宮壁像

大仏

王宮外観

 

王宮彫刻

 

世紀末、美の形

2011年9月23日

世紀末も過ぎて久しい昨今ですが、先日府中市美術館で行われている『世紀末、美の形』展に行ってきました。

ここで言う、世紀末はさかのぼること110年1800年代の終わり、更には世紀をまたいで19世紀の初頭にかけて活躍したアーティストの展覧会となっておりました。アール・ヌーヴォー、アールデコの巨匠による、絵画(版画)とガラス工芸を「時代のかたち」とリンクさせ紹介する見応えある内容となっておりました。

■展示内容

「世紀末」という言葉の響きには、どこか退廃的(たいはいてき)な香りが漂っています。しかし、19世紀末のヨーロッパはまた、活気にあふれた時代でもありました。終末思想にも煽(あお)られた言いしれない不安と、楽天的な華やかさとが混ざりあい、独特の雰囲気(ふんいき)に満ちていたのです。

そんな時代、美術の世界では、新しいものを切り開こうとする動きが、次々と生まれました。「目に映るままに描く」という西洋絵画の常識に、真っ向から挑戦 したルドンやゴーギャン。あるいは、「工芸」という枠をのりこえて、絵画や彫刻にも比肩するガラス器を生みだそうとしたガレ。ポスターという新しい広告に 鑑賞する楽しみまでも与えようとしたミュシャ。

この時代の絵画や工芸を、あらためて見渡してみると、作品の外見がとてもよく似ているという素朴な事実に気づかされます。たとえば、ゴーギャンやミュシャ の大胆にデフォルメされた有機的な色面や曲線、あるいは、ルドンやガレが光や闇を単なる自然現象としてではなく、神秘的なものとしてとらえようとした表 現。それらは、同時代でなければ生まれえない「何か」を、共有しているのです。

立場も、表現手法も、背負った伝統も異なる作家たちが、未知なるものを目指した結果として、造形性で結ばれたひとつの世界が生みだされたということは、たいへん興味深いことです。それは、作家の理念や価値観をもこえた「時代のかたち」と言うべきものではないでしょうか。

美術館ホームページより

大好きな、ミュシャとラリックが同時に見れるとあって、公開前から心待ちにしていた展示会でしたので、さぞかし混雑するのだろうと思いきや、ガラガラの展示会場。

私を含めても全館内で5人くらいしかいなかった時間帯ではなかったでしょうか。初日が土曜日で、連休初日と重なった為なのか、おかげさまでじっくり堪能することができました。

入ってすぐ、ミュシャの『百合』。連作の4つの花より、2点が正面に飾られておりました。


アルフォンス・ミュシャ「百合

歩いてすぐのところにラリックの『羽のあるニンフ』が鎮座していました。これは、パンフレットでも紹介されている、今回の目玉展示でもあるようです。

ただ実際見ると、こんなに小さいんだと感心するコンパクトさ。デザインもさることながら、5cmも無いような小さなブローチに精緻な飾りやガラス細工がちりばめられていて、これは人のなせる技なのかとアーティストの技術に心奪われます。

ルネ・ラリック ブローチ 『羽のあるニンフ』

歩いて数歩でこの2つでしたので、もう結構満足感があったのですが、その後ろのスペースにも【自然とかたち】ということで、花に囲まれた装飾のミュシャの『ラ・トスカ』や、水の怪物オンディーヌのモチーフのラリックによるガラス皿など息をのむ展示が続きます。特にミュシャ関連はサラ・ベルナールのアメリカツアーポスター『ジスモンダ』をはじめ多くの作品を鑑賞することができます。

アルフォンス・ミュシャ 『ラ・トスカ』

展示は4部構成で、

・自然とかたち
・文字を刻む
・異形の美
・光と影

ということで、次のブロック『文字を刻む』では有名なガレのカゲロウモチーフの器やゴーギャンの版画など美しい絵画とガラス工芸に目を引かれました。

ポール・ゴーギャン「ナヴェ・ナヴェ・フェヌア(かぐわしき大地)」
エミール・ガレ「好かれようと気にかける

その後ろの2つのブロックでは『異形の美・光と影』をテーマにルドンの絵画やガレの枯れた蘭をモチーフにした器、ランプなどは美しくもあり、妖艶で恐ろしささえ感じるような生き物の形を写し込んだ作品が並びます。

特にガレのガラス細工は、ガラスってここまで表情のある素材だったのかと驚きを持ってご覧頂けると思います。日本では長野にある北澤美術館が有名ですが(今回の展示品もここから多く来ています)、その他でも日本でもミュシャなどは多くの美術館で見ることができますので、ファンも多い作家さん達です。

そんな人気作家の集まった今回の展示会は11月23日までとかなり長い期間開催されております。併設のカフェや、隣接する緑豊かな府中公園などもリラックスできる優雅な空間ですので、ぜひともお時間のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?平日はゆっくり見ることができるので、特におすすめです。

ホームページはこちらから
http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/index.html